平成18年山行実施報告

 

新年山行 大霧山

  平成18年1月3日 (火) 曇り後雪   
メンバー L本多   広瀬 大田 古森 吉田(一) 齋藤 栗原 中村 高橋 八木 堀内 
吉田(博) 梅沢 原田 計 14名
                                                                           -本多 記-        
今年は元旦早々から低気圧と寒気の影響で雪こそ降らないものの天気が悪く、特に1/2は昼過ぎに降りだした雨が夕方まで続き、新年山行を翌日に控えて懸念されたものの晴れとの天気予報に接し意を強くしましたが---。  東武東上線小川町駅前に9時に集まりバスにて橋場下車曇り空の下、里山の景色を楽しみながら粥新田峠を目指した。        
茶畑の斜面越しに大霧山が見え、振り向くと笠山、堂平山が大きく眺められた。

        
粥新田峠は秩父往還三峠の一つでかっては巡礼が引きも切らず越えていったと伝えられるが、今はその面影はなく往時を偲ぶばかりです。ここから30分程歩き、丸太の階段を登りきったところが大霧山山頂であった。山頂からの眺めは雄大で武甲山から西上州の山々、赤城山、榛名山を見渡す事が出来た。  
山頂で景色を楽しみながら昼食と思っていたが、突然粉雪が舞い始め風をさけて昼食をとるのがやっとのことで、寒さに追われて下山が急がれた。        
少し下がったところが旧定峰峠でダイダラボッジの伝説の案内板を横目にもくもくと定峰峠に向かった。定峰峠には二軒の茶店があり、その一軒に入り込み冷えた体を温めるため甘酒やお茶を飲み休憩した。その店のおかみさんが親切な人で自家製の漬物、みかん等で歓待を受けた。茶店からバス停までさらに40分程の距離があったが、おりからの寒さでさらに歩く気力も減退し誰言うこともなくタクシーを呼んで駅まで戻ることにした。     
新年早々の会山行でいつもの仲間の顔が新鮮に見えたことが最も印象に残った。


 
  

☆ コースタイム
     
橋場バス停(9:45/9:50)粥新田峠(10:45/10:50)大霧山(11:20/12:00)旧定峰峠(12:35/12:40)定峰峠(13:20/14:15)小川町駅(14:40)

*費  用           
東武東上線池袋駅/小川町駅 780円/片道  
バス 小川町/橋場 450円            
タクシー 定峰峠/小川町駅 4,000円/台

丹沢主脈縦走

  1月8日(日)~9日(月)天気 8日 晴れ 9日 曇り後晴れ         
メンバー L 八木、 本多(正)、吉田(博)、清水(ふ)、宇野、中出、大貫  計7名
                                                                              ―八木 記―
1月8日(日) 大蔵 → 丹沢山         
大倉バス停から山の方向に向かっている車道を歩き、ほどなく杉林の中の、車1台通れるほどのコンクリート敷の道に変わる。すぐ山道になり、2軒の休業中の茶屋の前を過ぎる頃には、道は窪地になって急になる。周囲は杉林に囲まれ、やがてその道も二手に分かれているが、標識を見ればどちらを向かっても塔ノ岳の方向に向かう。ここは行程の短い右の道に足を移し、ジクザクに歩いて、所々で南東側の樹林の開けた所から相模湾も見えてきた。海上の上に浮かんでいる雲は重々しいが、しばしば雲の隙間から光の帯が矢のように海面を差し、そこだけを金色に染めた。海と地の縁は曖昧模糊としているが、白っぽく見える街並みに照らしてどうにか海岸線を辿ることができる。尾根に立っている標識は雑事場と示しており、ここでさっき二手に分かれたもう一方の道に合流する。道を尾根に移して緩やかに伸びているが、見晴茶屋を過ぎた辺りから道は真っ直ぐな登りになって大倉尾根の一端をかいま見せている。木段から先に雑木のなだらかな尾根が行く手に見え、木々の葉の美しい春、秋の季節になれば、この尾根道もなかなか捨てたものではない。堀山の家を過ぎると、開いた口をふさがらないほどの階段状の急登が一本調子に続く。じっくり腰を据え、ゆっくり一歩一歩たゆむことなくペースを守って登れば1時間ほどで花立山荘に着く。時計の針はちょうど12時を指しており、とん汁を注文して昼食を食べ、休憩に飽いた頃を見はからって小屋を出発した。アイゼンを装着するようにとの小屋のご主人の忠告はさすがに時宜をえたもので、間もなく細尾根になってその効果たるやてきめんである。この積雪ではアイゼンにくい込んでいるという感触はないものの、足元の雪面は陽射しをはじいて光っており、足運びの不意の狂いで滑らすのは目にみえている。金冷ノ頭で丁字路になっており、左側に見える山上の木々の間の一本の筋は鍋割山に伸びている。         
塔ノ岳に向かう道は右側であり、ここから山頂までほぼ階段といってよい。山頂は広々として全体に見わたせる展望はかゆい所までいきとどき、しばらく茫然と立ち尽くして時の経過を忘れるほどだ。身に襲ってくる寒さにまかせたまましていたが、今日の行程はさらに先まで進む予定になっている。山頂に建っている尊仏山荘の脇を通り、丹沢山に向かう。道々で振り返りざまに見ている塔ノ岳は、陽が雲に隠れて絶えず黒くしており、この時間では天空のところどころに青空をのぞくだけになった。  丹沢山に向かっている尾根の起伏はどこを見ても鷹揚であり、笹原にくっきり浮かび上がらせている道に連れ立つように先へと進んだ。さっきまでの騒々しい賑わいはこの周辺になく、すれ違った登山者も塔ノ岳から空身でひょいと足を伸ばした様子である。丹沢山に展望がないと聞いているが、樹木の払われた所に富士山が窮屈そうにおさまっている。山頂の雪は一段と多くなっており、東の端の窪んだ位置に宿泊先のみやま山荘が建っている。

1月9日(日)  丹沢山 → 焼山  下山        
みやま山荘を朝7時に出発した。小屋の外に出ても吹いている風に気が付かなかったが、尾根通しに立ったら首筋を刺してくる風の冷たさにひるみ、予想と違った今日の天気をうらめしく思った。昨日の富士山は雲がまつわりついても一時たりとも消えることはなかったが、今日はまるで恥じ入るようにガスの中にひそんでその方向さえ見当が付かない。景色の望めない今となっては、ただただ胸のふさがれる冬景色を前にして進んで行くだけである。木々の幹の黒さだけが唯一、色の呈をなしており、後は押して知るべしで,鉛色の空と地上の白い雪が渾然一体になっている。ピークをひとつ越したら次のピークに向けて大きく下り、そこから途方もなく上に伸び上がっている所が棚沢ノ頭である。登りの途中に休憩舎もあって風を避 けることもできるが、この場にいつまでも突っ立っていればますます寒くなるばかりだ。奮い立つように出発し、不動ノ峰を過ぎて10分も歩けば棚沢ノ頭に着く。笹原の中のガスに煙って見える木立の佇まいに詩情をそこはかと無しに覚えるが、鬼ガ岩を前にしてそんな悠長な気分もそこそこにしなければならない。普段通りに気を付けて歩けばどうということもない所であるが、 今日のような天気では恐怖感が先走ることもやむを得ない。
目指している蛭ガ岳はまったくガスに隠しており、無我夢中に間近になって見えてくる山の陰を次から次へと追っているようだ。大きな建物の陰が見えた所が蛭ガ岳の山頂であり、待望の山頂とはいっても、およそ登ったという印象にほど遠いのは天気のせいである。蛭ガ岳山荘でしばらく休憩をし、後は一目散に山を下っていく。山の斜面の雪に土色した登山道が伸びているが、急坂だった道も木道を過ぎた頃から緩やかに下っていく。思いのほか登り返しもあって予想に反しているが、今の所山腹を緩やかに歩いてほどほどの登りである。         
間もなく地蔵平に着き、木々のおもむきも常緑樹に変えている。この頃には空に青いものも覗かしてきたが、おいそれと広がる気配はなく、道志の山の上もすっぽり雲に隠れている。一本の道筋にならってしばらく歩き、その道も間もなく窪んでその先の高台に立った所が姫次(ひめつぐ)である。ここから先は東海自然歩道の名称があり、その名にふさわしい道がなだらかに続き、左手に見えたカラマツ林の美しい所もある。黍殻山(きびがらやま)を右側に巻いて雑木林に変わる頃には足元に木々の陰をはっきり落として陽射しも差してきたようだ。樹林の中の小さなアップダウンを繰り返し、杉林の先に白い空だけが見えているピークが焼山(やけやま)である。山頂には鉄塔でしつらえた展望台が立っており、奥多摩や高尾山の眺めがよいそうである。ここから下る道はグングンと高度を思い切り下げて行くだけである。林相も植林から雑木林に変えて沢音が聞こえてきたら緩やかな道になって林道に出る。三ヶ木行きのバスが走っている国道に出るには林道を20分ほど歩く。

☆コースタイム
1月8日(日)  大倉バス停 8:45 雑事場 9:35~9:40 堀山の家 10:55~11:05  花立山荘 12:00~12:55 金冷ノ頭13:10 塔ノ岳 13:30~13:50 竜ヶ馬場 
14:40 丹沢山15:10

1月9日(月) みやま山荘 7:00 不動ノ峰 7:50 棚沢ノ頭 8:00 蛭ガ岳 
8:50~9:15  地蔵平 10:15 姫次10:40~10:55 焼山 12:20~12:55 
焼山登山口 14:30

☆費 用           
宿泊費 みやま山荘(一泊二食) 6000円           
タクシー代 焼山登山口バス停~三ヶ木バス停  一人 約 800円

 鹿倉山

1月15日(日) 晴      
参加者  L大田   国府田  清水(ふ)  川端  三好   計 5名
                                                                               -大田 記-        
奥多摩駅8時半発の「丹波」行きバスは、満員の人を乗せて出発した。我々は「深山橋」で下車したが、ここで下車したのは我々5人だけだった。  
バス停からこれから登る鹿倉山のあたりを見ると大寺山の大きな白い仏舎利塔が見えていた。深山橋を渡り、奥多摩湖の対岸に出ると「陣屋」の大きな看板があるが、この手前に「鹿倉山」の道標があり、すぐ左手の登山道に取り付いた。いきなり落ち葉の多い急な登りが始まったが、そのうちになだらかになり、少し下るとまた上りになり、やせた尾根を通過した。景色は奥多摩側は見えるものの道志側は全く見えず単調な上りである。やがて右手前方に大きな仏舎利塔が見えて来ると、急坂をひと登りで仏舎利のある大寺山に到着した。登り始めて1時間10分であった。休憩を兼ねて仏舎利の周りを回った。近くで見るとその大きさに圧倒されるほどである。前週に下見にきた際には車が駐車しており、聞いたところ、大成からは自動車でも来れるようである。        
登山道は西の尾根筋に続いており、緩やかな上りであり、気持ちが良い。道標も多いので迷うことはない。台地状のピークを越えて、小さなピークを越えるとしばらく下り道が続くが、ここからひと上りしたところが鹿倉山の頂上だった。頂上までは誰にも会わなかったが、頂上では一組の夫婦と思しき二人が昼食を食べていた。奥多摩に行く電車で向かい側の席に座っていた方だった。丹波側から登って来たらしい。話をしているうちに、単独行の女性が同じコースを登ってきた。9時半から登りだしたとのことで我々よりも相当に早いペースだったようだ。頂上の暖かい陽だまりで昼食タイムとした。西側の木の切れ目からは富士山の姿を見ることができた。西側からは手前に大菩薩、正面奥に奥秩父の山々、東側に雲取山が見え、絶景ではないものの景色はまずまずだった。
       
 山頂からは北に向かって下った。杉林を下り歩きやすい道を下っていくと、やがて尾根を外れて大丹波峠へと下った。緩やかな下り道で石も少なく、非常に歩き易い。眺望のない道を下ると以外に早く大丹波峠に到着した。ここからは舗装路である。         
峠から右手に行くと丹波の方に、左手に行くと川久保に行くので、左手を下った。川久保のバス停に着いたところ、バスの出発時間までまだ1時間以上もあった。         
ここでバスを待つという国府田さんを残し、4人はさらに40分ほど歩いて「小菅の湯」に向かい、入浴後、タクシーで奥多摩駅に向かった。

☆コースタイム        
「陣屋」前登山口(09:05) 大寺山(10:15~25) (鹿倉山11:52~12:35) 大丹波峠(13:30~35)川久保バス停(13:45) 小菅の湯(14:35)

☆費  用             
JR 立川 → 奥多摩 620円  
西東京バス 奥多摩→深山橋 560円             
小菅の湯 500円  
タクシー 小菅の湯→奥多摩駅 7,100円(1台)

本社ヶ丸

  平成18年1月29日 天気 晴れ      
メンバー L清水(ふ)、八木、本多(正)、国府田、吉田(博)、梅沢、中出、早川、平井 計9名
                                                                           - 清水 記 -        
JR大月駅に9時、全員が集合し、予約していた大月タクシーに乗り込む。国道には先週降った雪は、ほとんど残っておらず、問題なく30分ほどで出発点の新山梨変電所に着いた。ここで、八木リーダーからのアドバイスに従いスパッツを着けて新人の平井さんの紹介と各自の簡単な自己紹介の後、山歩きの準備を整え、出発となる。        
変電所から先の道は、ところどころ雪がついている路面だが、思っていたよりは雪は柔らかで、アイスバーンになっているところは、あまりない。20分ほど歩いてゆくと、登山道という看板がかかっていて、細い雪の残る山道に入って行く。やがて沢に入ったが、雪の上のトレースが、見えなくなってきて、赤いテープを探すと、その先は、スゴイ急登なので、多分こ       れは、違っていると皆で判断し、右側斜免の方面に目を移すと、テープとしっかりしたトレースがついた登山道を探し出すことができた。  
最初のうちは、傾斜も緩やかで気持ちのいいスノーハイキングだったが次第に、傾斜が増して、苦しい登りとなってくる。汗をかきながら暫く行くと開けた台地のような場所にでる。ベンチが2つ設置されているので、ちょうど良い休憩地だ。北側の展望が素晴らしく、大菩薩、国師、金峰山方面の奥秩父の山並みをみることができる。  さらにつづらを交えた急坂を登って行くが、なかなか清八峠には着かない。かなり登り坂に飽きた頃、清八峠と標識のあるところに着いた。時計を見ると丁度12時だった。      
今度は、左手に折れて、尾根道を少し行くと急に岩場に出た
       
両手を使ってひょいひょいと登りつめて、ふと後ろを振り向くとびっくり大きい富士山を見ることができた。そしてアンテナが立っているおおきな三ツ峠も見ることができた。それから西側には南アルプス、その奥には、八ヶ岳もくっきり綺麗に眺められた。        
あんまり良い眺めなので、本社丸頂上までは。あと20分ほどだと思うがこの場所でお昼を取ることにした。昼食後、さらに2つ程のニセピークを登ってゆき、ついに頂上に着いた。小さい頂上で、4人ほどの先客がいたので私たちで、満員という感じ。早々に写真を撮り、長い下りに備えてアイゼンを着 けた。        
南側の岩場を少し下って行くと、尾根筋の気持ちのいい雪道となった。木々の間の雪道をポクポクと高下駄のようなアイゼンで歩くのは、とても楽しい。トレースもしっかりついているので、道に不安はあまりない。  同じような連続に飽きてきた頃、ヤグラ跡と地図に書かれた地点に着いた。滑車のたぐいが朽ち果てたものが置かれている。ここを過ぎると笹子駅への下りの道にあと少しだ。やがて、笹子駅と書かれた標識を見て、左に曲がり下りの道に入る。思っていたより急坂だ。林道を横切りなおも高度を下げて行き、体がほかほかして熱くなってきて足が疲れた頃に沢に出た。沢道を2~3度渡り返した後、林道に出て道なりに進むと、笹子駅のホームが見えてきた。17時7分発の電車に全員乗り込み、解散となった。

☆コースタイム       
大月駅(9時)- 新山梨変電所(9時20分ー9時40分)- 登山口(10時)-清八峠
(12時)- 最初のピーク   (12時20分ー12時50分)- 本社ヶ丸
(1時10分ー1時20分)- ヤグラ(3時)- 林道(3時20分)- 沢(4時) - 笹子駅
(4時45分) 
    
☆費  用
              
新宿より片道 1280円  タクシー代 5450円

中央線 倉岳山

 2月4日(土)晴      
参加者  L高柳、 広瀬、中村、    計 3名
                                                                      - 高柳 記 -        
前日までは温かい日であったのに今朝の冷え込みは鋭かった。夜明け前に家をでると足に冷たさが刺さった。それでも晴天は何よりも嬉しいことである。        
 登山口の中央線鳥沢駅に8時50分に着いた、列車から降りた仲間は3名で、都合が悪くなり予定より1人減っていた。朝の冷ややかな薄日の中、身を小さくして街なかを歩き登山口に向かう、積雪を期待していたが見える山には雪がない。街はずれの登山口からは薄暗い沢沿いの道を行くが、所々にある陽だまりが慰めである。        
長い山腹を巻き込むと穴路峠でここで始めて尾根に出る。山頂まで30分ほどであるが直下は急登になっていて登り着いた先に山頂があった。途中で南アルプスの白峰三山が雪を被り、白く輝いているのが望まれた。雪を一度も踏まずに山頂には11時55分に着いた、南正面に富士山があり鉢巻のような雲が上へ下へと動いていた。
富士山を見ながら陽だまりでのんびりと昼食をとった後、立野峠に向かう。二つ三つのこぶを越すと十字路の立野峠で、ここで今日最後の地図読みの勉強をした。各自が読み取った方角へ下る約束をして地図読みをしたが同一方角への答えが出てひと安心。        
登りと同じような沢沿いの道を下り2時40分に梁川駅に着いた。標高差が670メートルありアップ・ダウンもあり以外と手ごたえのある山であるが、道は広く硬く踏まれてあり、標識が多く、昔のヤブ山の面影は全くなかった。
 
☆コースタイム     
鳥沢駅(8:50~8:55)前畑山分岐(10:15)穴路峠(11:20~11:30)倉岳山
(11:55~12:30)立野峠(13:10~13:20)  梁川駅(14:40) 
   

丹沢 大山

 2月12日(日) 曇りのち晴、一時雪のち曇り      
メンバー L吉田(博)   栗原 尾辻 本多(正) 中出 原田    計 6名                                                                         

-吉田 博美-      


小田急線伊勢原のバス停で顔を合せ、登山者は我々だけのバスで終点の日向薬師に向かう。      
舗装路を30分ほど歩き「県立伊勢原青年の家」の手前の登山口から登りはじめる。       一度林道に出て、段差の低い階段を九十九折れに登っていく。尾根に上がったところで小休止。いやに頭の大きなお地蔵様が微笑んでいる。今日は曇り空で山はみえないが、伊勢原や厚木の街はよく見えている。
展望台の辺りから雪と泥田の道が交互に出てくる。木を鹿の害から守るために1本ずつ網でカバーし、人間と鹿のどちらを保護しているのかわからないような柵で囲われた中を進む。



今日のコースは8割方階段がしめ、段差が揃っているところはいいが、そうでない頂上近くはすごく歩きにくい。特に山頂まで0.6Kmと出てからが長い。凍っているところがあるので軽アイゼンをつけたりで時間もかかったが、どうにか山頂へ到着。 あまり知られていないようだが、山頂トイレの裏側から塔ノ岳、丹沢山をはじめ宮ヶ瀬への縦走路や表尾根、そして富士山が見るのだが生憎ベールがかかっている。  

      
下見の時、頂上の社の前は登山者でごった返していたが、今日はお天気がいまいちのせいか閑散としている。暖かく春のような日差しのもとで昼食。山頂で1時間ほどのんびりし寒くなったころ、社の前で記念写真を撮って下山開始。下社への道も段差の大きな石段を飽きるほど下る。        
下社からは女坂をのんびり下ってやっと追分のロープウェイからの道と合流する。出店の並ぶ参道で、決めていた店で田楽や揚げだし豆腐等を味わい良い機嫌で伊勢原行きのバスに乗った。



 

 
☆ コースタイム     
伊勢原駅 8:15(バス20分)8:35 日向薬師 8:40(30分)9:10 青年の家 9:15
(1時間25分)10:40見晴台10:50(1時間45分)12:35 山頂13:25(30分)13:55 
蓑毛分岐14:00(25分)14:25下社14:30(30分)15:00 追分16:22(バス20分)16:40伊勢原駅

☆ 費用            
小田急線 新宿~伊勢原 570円(片道)            
バス  伊勢原~日向薬師 270円  
大山ケーブル~伊勢原 300円

 中央線 兜 山

 2月18日(土)晴れ      
メンバー L高橋、 栗原、国府田、本多(正)、川端、原田、成田    合計7名
                                                                              - 原田 記-      
春日居町の駅の北に、なるほど兜の形をした兜山が青空に映えている。そこに至るには、桃やぶどうの果樹園を抜けていくことになる。里山といった風情に、鳥を探しながら、私達ものんびりムード。桃の花の頃は、文字通り桃源郷になるという。      
登りは岩場コースで。明るい雑木林の913mの山だが、ここは登り一辺倒となる。山頂は展望なく、3分先の見晴台へ。





       
南、東面の展望を楽しみながら、昼食。御坂山塊から大菩薩の南端、甲府盆地、白い富士の山頂も顔をみせている。私達の他は単独者一人のみ。下山は心地よい沢沿いのコース。        
14時過ぎには駅に戻り2年前に出来たという駅前の無料の足湯へ。地元のたくさんのお年寄りの社交場になっており、その中に私達も混ぜていただき、展望を楽しみながらのリラックスタイムとなった。云わば、裸足の付き合い。今日のタイトル、ほのぼのひだまり山行、足湯付き。計画された方に感謝!



























☆コースタイム         
JR春日居駅(9:15)~ 花火工場横(9:45)~ 岩場(10:30)~ 兜山(11:30)~ 
展望台(11:35-12:05)~  回遊コース分岐(13:00)~ JR春日居駅(14:10)

☆費用 
新宿-春日居町 片道 2,210円
 
  

中央線 扇山

 3月5日(日) 晴
メンバー L吉田(博) 斎藤 八木 本多(正) 原田 早川  計 6 名                                                                            

-吉田 記-
4日の朝、山は前夜の雪で白髪になったように真っ白だったが、昼過ぎには嘘のように消えていた。日曜の例会のコース、急登・急降下が何ヶ所かあり雪の具合が気になっていたが、南斜面のせいかコース中に雪はなかった。 猿橋からバスに乗り福泉寺前で降りて石柱の立つ道に入ったがどうも様子が違う。もう1本先の標識のあるところが正解で、いきなり道を聞くはめになった。      
舗装路をだらだら登って山道に入り、霜柱をザクザク踏みながら進んでいく。空は春霞で白くにごっている。空気の暖かさを感じながら歩いていると金比羅宮を奉ってある鐘のある平地につく。この少し先から急登になり1歩1歩踏ん張りながら歩く。雪がなくて良かった。 尾根に乗ってからは快適な道が続き、駅からの道を合わせ百蔵山の頂上に着く。富士山の雪の白さがまぶしい。写真を撮り景色をながめのんびりしていると、がやがやと騒がしく東ハイの53人ものパーティがあがってきたので、追い立てられるように山頂をあとにした。ここから急降下で木の枝につかまりながらくだる。何度かアップダウンを繰り返しながら、尚も標高をさげていく。      
電車から見ていると百蔵から扇山へは一直線のようだが、実際には大きくカーブを描いて廻っていくため以外に時間がかかる。
予定では扇山に着くのは1時頃で、それまでお昼を待っていられないので、陽だまりに行き会ったところで昼食とする。 ここからも更に下ってやっと大久保山の長めの登りになり、下って梨ノ木平からの分岐を過ぎて10分ほどで扇山の山頂へ着くが、富士山はもう霞んであるべきところがぽっかり空いている。バス時間調整もあってくつろいでいると、またもや東ハイのパーティが上がってきて静けさを破られ頂上を占拠されたので下山を開始。落ち葉を蹴散らしながら高度を下げていく。君恋温泉への分岐を2つ越して舗装路に出る。道なりに行くとバス停があり、お土産を選び終わったころバスが来た。

☆ コースタイム    
猿橋駅8:18(バス10分) 8:28福泉寺8:35(25分)8:50 登山口8:55(40分)9:35 
鐘のある平地9:45(50分)10:35 百蔵山10:50(1時間)11:50 陽だまりで昼食12:15(45分)13:00 大久保山(10分)13:10 扇山13:50(45分)14:35 君恋分岐14:45
(15分)15:00 登山口15:05 犬目バス停15:18(バス25分)15:43 四方津

☆ 費 用          
中央線 高尾~猿橋 570円   四方津~高尾 400円     
バス  猿橋~福泉寺 230円  犬目~四方津 400円

興印寺山~淡雪山~堂ノ山

 3月18日(土) 晴 午後少し薄曇り      
メンバー L國府田   吉田(博) 宇野 原田   計 4 名                                                                            

- 國府田 記 -  
東京駅中央線高尾行ホームから見える東の空は朝焼けで真っ赤に染まっていた。晴天は期待薄と思いながらまあ夕方まで持つだろうと楽感して電車に乗る。        
甲府駅で、特急で来られた宇野さんと合流し、今日はたおやかな女性だけの4人、タクシーで登山口の穴口峠に向かう。      
登山口の鞍部は小さな十字路になっており「淡雪山へ」と書かれた小さな木札のある右の直登路を15分程登ると鉄塔の立つ興因寺山に着いた。3等三角点があり富士山の眺めが良いのだが今日はすっきりした姿は見せていない。  
明るい雑木林や展望の良い岩稜のヤセ尾根を過ぎると花崗岩の堆積地帯の淡雪山が現れた。雪に覆われた甲斐駒、鳳凰三山の眺めが素晴らしい。風化した白い岩石の上に立つ形の良い青い松との調和の取れた   コントラストも美しい。ここから4~5分で宗教団の建物の脇を通り金子峠に降立つ。        
正面の尾根に登り又しばらく赤松の混じった雑木林の落葉でルートも失いがちな小さな上下の尾根道を抜け、途中で塚原峠への分岐を見失い千代田湖への車道へ出て青少年キャンプ場に着いた。興因寺からここまでは全く道標は無く、途中単独の男性が追い越して行っただけのひと気の無い静かな里山歩きだった。        
整備された千代田湖周辺園地の遊歩道を登り、あずまやの見晴台に着いた。ここも花崗岩である。眼下には千代田湖が見下ろせ正面には南アルプス、西北方には茅ガ岳、八ヶ岳が見渡せ、なかなかの景観である。少し薄雲がかかってきたが原田さんのバードウオッチングの双眼鏡で覗かせて貰うと雪肌も手に取るように迫力ある南アルプスが目に飛び込んできた。ここで昼食をとる。遊歩道を一周してしまったり遊歩道の上り口を行過ぎたりと、もたついて遅い昼食になってしまった。        
食事をすませ7~8分歩いて一登りで堂ノ山(別名八王子山)、大きな石の祠があり権現様が祀られている。小広場になっており眺めが良い。        
この辺一帯は武田の杜と名付けられて淡雪山方面と違って登山道も整備されて健康の森や鳥獣センターなどいろんな施設があって四季楽しめるそうである。        
堂ノ山からは一気に下り最後のピークの巨大な花崗岩の白山に登り、今歩いてきた堂ノ山方面を振り返る。高度感充分だ。ここからは明るい自然林の緩やかな道を下って休憩舎のある湯村山城址に寄ってバス停の湯村温泉入口へと向かった。


☆コースタイム   
穴口峠 10:15 興因寺山 10:30~35 淡雪山11:05~25 金子峠 11:30 
青少年キャンプ場 12:15 見晴台(昼食)12:45~1:30  堂ノ山1:40~45 湯村山城址 2:35~40  湯村温泉バス停3:15

☆費 用         
タクシー   甲府~穴口峠 1台¥3,080ー

新潟 弥彦山 角田山

 平成18年4月1日         
参加者 大田(リーダー)   斉藤 高橋 八木 堀内 本多(正) 清水(裕) 佐藤(忠)                                  吉田(博) 梅澤 三好 鈴木  大貫   計 13名                                                          

- 大田 記 -      
4月1日(土)晴れ 東京から9人、大宮から2人、燕三条から2人が合流し、13人が揃った。今日は予定通りであれば、弥彦山に登山する計画であるが、日曜日の天気が雨の予想なので、2日日に予定していた角田山に変更することにして、参加の皆さんの同意を得た。今日と明日は民宿 「まつや」 からマイクロバスを出していただき、登山口まで送迎していただくことになっている。燕三条の駅に迎えにきていたご主人に早速、初日の山を角田山に変更することを伝えた。宿のご主人は、快く引き受けてくれ、角田山の登山口を目指した。        
五ケ峠登山口の手前でマイクロバスを降りて車道を登山口まで歩いた。車があちこちに駐車しており、交通整理の方も2人いた。大変な人気で多くの方が春の花を見るために入山していた。登山口で「みなみらんぼう」さんの一行と出会った。行きの新幹線に乗車するのを見たのでもしかしてと思ったら、やっぱり同じ山であった。我々は13人であったが、らんぼうさんの一行も14、15人はいたようだった。彼らが先行し、 こちらが後から歩くことになった。2年ほど前にこの山を訪れた際は、全山花盛りであったが、今年はまだ少し早かったようでユキワリソウ(オオミスミソウともいう)やキクザキイチゲの群落は前回訪れた時よりは少なかったが、カタクリの花はほぼ満開であちこちで群落が見られた。特にユキワリソウは2年前は白、ピンク、赤と色とりどりの種類があったが、今回は白のみだった。花の咲く時期も微妙に関係しているのだと思う。        
仲間は皆それぞれのんびりと写真を撮りながら登った。前日まで3日間ほどは雪が降ったということで、時々ぬかるんだ道で足をとられそうになる。途中、三望平の手前のベンチのある東屋のところで昼食休憩を取ったが、13時半頃、標高481mの角田山頂上に到着した。        頂上はとても広くて平らで、ぐるりを雑木林に囲まれている。この山には正式には7つのコースがあるとのことであるが途中から分かれるコースを入れると、10くらいあるそうだ。頂上は多くの老若男女で溢れており、200人以上はいるようだ。気を付けないと迷子になりそうである。頂上で自由行動とし、大休止の後、登ってきた道を少し下ったところから右手に曲がって灯台コースに入った。このコースは頂上からほぼ真っ直ぐに日本海に向かって下りる眺望の良いコースである。         
このコースでも花の群落はあちこちで見られた。途中から日本海が大きく見渡せるようになり、佐渡島の輪郭も朧に見えていた。花に包まれたままいつしか目の真下ほどの角度に海が見下ろせるようになると最後の岩稜下りとなった。目指すは角田崎灯台。白い波か岩礁に砕けており、とても豪快な景観たっえ。花は相変わらず続き、さらにヤブクバキの鮮やかな花も加わっえ。最後の高みを登り返して一気に下ると灯台。階段を下りて角田浜に降り立ち済に手を触れて海抜Omの感触を確かめえ。民宿に電話をして、バスで迎えに来てもらっえ。民宿は海の近くにあり、ご主人は船で海に出て漁もされるとのことで夕食は、えび、蟹など海の幸かいっぱいで、とても豪華な食事で山行で泊まる宿としては珍しい宿たった。
     
4月2日(日)雨のち曇り  
朝起きて外を見ると天気予報通りであるか、既に雨か降っていえ。朝食を食べなから、今日の予定について打ち合わせ、滑りそうな弥彦山に登るのを止め、もっと低く、花か多いたろうという国上山に登ることにした。 マイケロバスで国上寺駐車湯まで送っていえたいた。参送の送中にあっえ「ボケ封じの地蔵」にボケ封じのお参りをし、良寛か訪れたことで有名な国上寺の脇を通り、国上山の頂上を目指して登り始めた。雨の中の登山なので送もぬかるんでおり、慎重に登っえ。この山も、花か多くカ夕ケリ、キクザキイチケ、ショウジョウバカマか多く咲いていえ。キクバオウレンの群落もあり、中々に趣のある山たった。標高3 1 3mの平坦な頂上にはすぐに着いた。頂上から左手を見ると弥彦山かすぐ近くに見えた。         
雨は小雨となり、北側斜面を歩いていくとその先か蛇崩の岩稜たった。名前の割りにはたいしたことはなく、やせ尾根で、山送を歩く限りただの露岩の道でどうということはなかった。途中でコシノカンアオイか咲いていることを教えてもらっえ。昨年、西上州の諏訪山でも見えものたった。やがて車送の下を3、4回ほど潜ると車道に飛び出しえ。後は、車道をひえすら30分ほど下るとふれあいパーク「手まりの湯」の前に出た。ここの温泉風呂で汗を済し、昼食を食べなから、宿のマイケロバスを待ち、この車で燕三条駅まで送っていただいた。         今回の山行では天気の都合で弥彦山に登れなかっえのは残念であるが、参加者が10名を越ええので、民宿のマイクロバスで駅から登山口までの送迎と登山口から駅までの送迎をやっていただき、食事も豪勢で移動に出費かかからずに済んたのは幸運たった。

☆コース夕イム  
4月1日 五ヶ峠登山口(I1:20) 三望平手前(12:20~45) 角田山山頂(13:25~14:00) 灯台コース分岐(14:15) 角田岬灯台(15:50~57) 海の家前(16:00)        4月2日  国上寺駐車湯(8:52) 国上山(9:50~10:00) ふれあいパー夕手まりの湯(11:40)

☆費用           
JR上趣新幹線 東京⇔燕三条 18,0400円           
民宿「まつや」(1泊3食付)     8,000円                        
合計      26,040円 

茨城 吾国山~愛宕山

 
4月9日(日)晴れ
参加者  魚津(リーダー)  広瀬 小野 中村 片倉 清水(ふ)   計8名
                                                
- 魚津 記 -
8日(土)の天気予報が[雷雨、突風のため登山者要注意」なので、9日(日)に変更した。快晴のもと、福副駅に6名巣合、軽いストレッチ体操の後に歩き始めた。家々の庭には色とりどりの花が咲いていて行楽には良い季節である。道路の右の林に小さな祠があり、その横が紫色るこなつているのを中村さんが発見、良く見るとカタクリの花である。吾国山のタカクリの多さが予感された。人きな石の鳥居をくぐつて行くと栗畑があり、地面にはツクシがニョキニョキ立つている。ツクシ探りが始まつた。タバコ畑を過ぎて橋を渡つて、いよいよ山道である。        
ポツンポツンとシュンランが地味に咲いている。登るにつれてカタクリの花が現れ段々増えて来る。自館天然記念物[カタクリの群生地」の石碑が建つていて、我々が歩く道の両側にはフェンスが建てられている。カタクリが増えたのは、約25年前から始めた保護の効果である。今日は[洗心館カタクリ祭り]の2日日で、人勢の人が見に来ている(昨日の初日は雷雨や風で人変たつたと、洗心館の牛乳売店で聞いた)。広い斜面が紫色に染められている。白色の花が7輪あると聞き、白色のカタクリの花の発見に全員奮闘、花3ヶ、つぼみ1ヶを見つけて一応満足した。        
最も関心を巣めていたのは、ブナの木の輪からカタクリの花が出ていた所で、写真に収める人で賑わつているブナの木の5m位よの幹の所に凹みがあり、そこからカタクリの花助が2輪、可愛らしく顔を出しているのた。木の上に、どうしてカタクリの花が咲いたのであろうか?        
カタクリは種から芽が出て開花するためるには蟻の働きが必要と言われている。カタクリの種にはムネアカオオアリ等の蟻が好物の脂肪酸や高級脂肪酸豊富に含まれており、蟻によつて巣に運ばれ酸が食べられた後に巣の外に捨てられ、そして条件が良ければ実生になり、成長するとのことである。種子の発芽から花が咲くまでの時間が7年以上かかるとのこと。従つて、①蟻があの高さ迄木を登つて、種を捨てた。  ②蟻が捨てた種を鳥が道んた。  ③誰かがあそこに植えた。 等が考えられるが、私は③のように思う。        
白色の花の発見等に一生懸命歩いている内に時間が過ぎたので、花の見える所で昼食を摂つた。直ぐ上が吾国山頂上である。神社が祭つてある。裏の展望台からは、これから行く難台山が遠くに見え、終点の常磐線駅ははるか彼方である。暗くならな い内に着くよう歩き始めた。下りた所が洗心館である。今日はカタクリ祭りで笠間地方の観光案内や名物の販売等が行われていた。土産を買つたり、地元牧場産の牛乳を飲んたりして楽しんた。       
祭り見物の便宜として、笠間駅迄の無料バスが運行していたが、我々の中からは希望者が無く全員難台山に向かつて歩き始めた。        
道祖神から再び山道に入る。愛宕山への道は結構長い距離の登りと下りが、嫌になる程繰り返されるのが特徴である。ジクザグの道では無く急な坂でも直登なので滑らないように注意しながら歩くことになる。難台山は標高553mと低いがアップ・ダウンを加算するとかなりの高山に匹敵する。長い登りるになると次第に筋肉がピリピリして来るので、ピークに着くたびに小休止を繰り返した。ようやく難台山に到着、コータイムを摂った。愛宕山はだいぶ近くなって員える。         
屏風岩、獅子ケ鼻、団子石等の巨石や各種スミレの花等をを員ながら道み、南山展望台で景色を楽しみ、ようやく桜満開の愛宕山天狗公園に到着した。今日は愛宕山桜まつりの日であるが、午後3時で終了、屋台やテントは全て撤去されて静かになっていた。桜の花に囲まれた長い石段を登り、愛宕神社に参拝、裏にある天狗13人を祭った墓にも詣で、下の公園のベンチに座って、満開の桜の下での最後のコーヒータイムとした。         
愛宕神社からは下りの道である。午後5時40分、暗くならない内こ無事岩間駅に到着、直ぐに常磐線の電車が来て、家路に着いた。        
長い長い歩きの一日であったが、天気も長く、カタクリ、スミレ、桜等の多くの花に接し、楽しい山行であった。 
 
☆コースタイム   
水戸線福原駅(9:16~9:25) カタクリ群生地・昼食(11:50~12:20) 各国山頂上         (12:25~12:30) 難台山(14:05~14:25) 南山展望台(15:40~15:50) 
愛宕神社 (16:35~16:45) 常磐線岩間駅(17:40)

西上州 二子山

 4月22日(土)晴れ
参加者  高橋(リーダー)   小川 小野 中村 八木 本多(正) 原田   計7名
                                                  一八木記-
西武秩父駅前で高橋さんの運転する車に今日の参加者全員が乗り合わせ、二子山の登山口に向かって出発した。40分も車を走らせて登山口に着き、それぞれ身支度を済ませて登山口の前に立った。      
 杉林の中を歩き、沢沿いになったら右側が雑木林に変わり、いっぺんに春の感触を周辺にただよわしていた。すぐ杉林に包まれるが、そこを抜け切ったらその先は雑木一色になり、春の花も目について、たちどころに同行している女性陣の坂る舞いが賑々しくなった。小野さんによれば、今日見られた花は30数種類におよぶと言っていた。似たり寄ったりにしか見えない同類の花の区別を原田さんに教わったが、そのうち目の前にニリンソウの群落が見えてそのことに夢中になり、頭にたたきこんだつもりの花の名前をあらかた忘失してしまった。


       
カタクリが山の斜面に見えたら股峠はじきであり、リーダーの願ったり叶ったりのはからいで、フリータイムになり、めいめいが思い思いの花を目指して峠から離れた。股峠に立っている本多さんは既に足が勇んでおり、ここから左側の西岳に向かって歩を進めた。一般コースは岩峰を右側から巻いて登 るが、先に歩いているハイカーに連れ立っていた犬も立往生しているほどの岩稜の急坂を登る。稜線で上級者コースに合わさった右側に西岳がすぐそこに見える。        
登った直面の岩棚に適宜に腰を降ろして昼食にした。真正面には両神山の眺めが素晴らしいが、安閑と展望に浸っていられないほど爪先 は真っさかさまに切れ落ちており、心もち身体の向きを反対側にずらして、しばし休憩を取った。西岳の山頂で記念写真を撮り、後は西に向かっている岩稜の峰々を辿る。        
8年前、同じようにここを歩いているが、ガスで視界がまったくきかず、両側がこのように切れ落ちていることなど考えも付かなかった。心臓の鼓動を高まっているのを感じてへっぴりごしになりながら下り、山頂から1時間も歩いたらそろそろ普通の山道である。最後に垂直の鎖揚があるが、剱岳を経験している小川さん、中村さんの岩場の足さばきはさすがに手馴れたもので、全員降り立つのを待って樹林の中に足を運んだ。        
二子山の全景が見えるところまで下って足を止め、しばらく豪放な山容を眺めてこの揚を立ち去るのを借しんだ。若葉の色が鮮やかに目に映ったら車道が見え、やがて満開のヤマザクラの下を潜ったら、車の停めてある場所はすぐ近くである。







☆コースタイム   
西武秩父駅(9:00)~登山口(9:50)~股峠(11:00~11:15)~二子山西岳
(11:50~12:30)~魚尾道峠(13:50)~登山口(15:00)~西武秩父駅(16 : 10)
     
☆費用 
マイカー使用料・燃料費・運転費 1人600円

尾瀬 至仏山

 4月29日(土)~30(日)
参加者 高柳(リーダー)   広瀬  片倉  清水(ふ)  中出 梅澤     計6名
                                                   
一高柳 記-
4月29日(土)晴れ 上野駅→沼田駅→鳩待山荘泊        
当初の計画では山の鼻から至仏山に登り、鳩待峠に下る予定であったが、入山前に現地に問合せたところ、今年は積雪が多くまだ人があまり登っていないので、もぐりますよ、ということであった。それならばと登山客が多い鳩待峠にある鳩待山荘から往復することにした。前日バスで鳩待峠に上ってくる道は、除雪されてはいるが道の両側に3㍍くらいの雪の壁があり、始めて見る光景であった。

4月30日(日)晴れ 鳩侍山荘(1590m)→至仏山(2228m)→鳩侍山荘          
翌朝6時に朝食をとり6時45分に鳩侍山荘を出発する。昨夜の泊り客は12名と少なかった。上空は青空であるが北の奥にはうす雲が見える。新潟県には昼頃から雷注意報がでていて、尾瀬も午後は曇りの予報である。小屋の主人から、ガスが出てきたら無理をしないで戻るように注意された。        
今年のように残雪が多い尾瀬は始めてで鳩待峠付近でも1メートルを超えていた。登山道はしばらく樹林帯の中を行くが夏道は雪の下なので、赤いリボンと地図を見ながら尾根伝いに歩く。天気がよいので山頂に続く尾根が見えているのが心強い。標高2000メートルのオヶマ沢田代付近よりコースを北に向け稜線を目指す、南方向は笠ヶ岳である。 小至仏から至仏山への雪稜がはっきりと見えてからが遠い。至仏山頂を見ないように黙々と歩くがやはり見てしまう。樹林帯を抜けたので暑く、気温が高いので尾瀬ヶ原方面は早くも霞がかかり燧ヶ岳も霞んでいた。小至仏の下をトラバースで通り9時55分至仏山に者いた。出発してから3時間10分であった。        
山頂からは会津駒、平が岳、谷川連峰、日光白根、皇海山などが望まれた。山頂で軽く食事して、10時25分に出発する、下って行くとスノボートを背負っている人、スキーを履いた人の群れの多さに驚かされる。この人たちは登山道という意識が薄いようで、ただただ高みに向かって登ってくるので、踏み跡が定まらず登山者にとっては迷惑なことである。所々で木陰を選んで休憩をとりながら下り、至仏山荘に12時10分帰着した。

☆コースタイム       
鳩侍山荘(6:45)~至仏山(9:55~10:25)~鳩侍山荘(12:10)

奥秩父 甲武信岳~飛竜山

 5月3日(水)~5(金)
 参加者 大田(リーダー)  吉田(博) 三好        計 3名
                                                                       - 大田 他 記-      
5月3日(水)晴れ  毛木平~甲武信岳~甲武信小屋        
東京駅から長野新幹線に乗り、佐久平で小海徐に乗り換えた。車窓からは、東京とは1月遅れで今が満開の桜が咲き誇っていた。軌道のカーブに合わせるように時折り、大きな八ヶ岳が見える。そう言えば昔、赤岳から真教寺尾根を転げるように下り、清里まで下山したことがあったことを思い出した。        
信濃川上で下車したところ、連休の真っ最中で駅には多くの登山者がいた。我々が予約していたタクシーに乗ろうとしていたところ、運転手から、毛木平まで乗客を乗せて行くマイクロバスに1名が乗り切れなくなったので相乗りをさせて欲しいとの相談があった。当方は運賃が安くなるので全く問題なしということで我々3入に相乗り男性1入を加え、登山口のある毛水平に向けて出発した。        
毛木平には数年前に訪れた時と大きく異なり、立派な舗装された駐車場にトイレと東屋が完備されていた。当分はきれいなトイレは使えないのでトイレ休憩して態勢を整えて登山道に入った。千曲川源流遊歩道と書かれた道標のある大きな登山道はゆったりとした傾斜で南に続いており、続いて十文字峠への道が東側に続いていた。登山雀はそれ程多くないが、登る者、下ろ者がほぼ同程度いた。テント山行の入も多く見られ、大きなザックを背負って登っていく姿には力強さを感じた。        
ナメ滝のかなり手前の小広い場所で瀬音を聞きながら、昼食休憩とした。標高1、800mを過ぎる頃から積雪が多くなり、凍っている場所も見られるので安全のために軽アイゼンを装着した。アイゼン装着の時になって自分がスパッツを持ってきていないことに気が付いた。どうもザックカバーを入れた袋とスパッツ袋を取り違えたらしく、ザック袋が2つ入っていた。皆は足元がきちんとしているが、自分はスパッツなしで靴が濡れて来ないかやや心配だった。傾斜が緩い間は、そうでもないが、傾斜が大きくなると、アイゼンの効きがぐっと良くなり、装着効果は絶大である。        
やがて千曲川・信濃川水源地標の辺りから登山道は西にトラバースしながら樹林帯の急な傾斜道になってきた。息が上がりそうになって来たが、ひと頑張りで金峰山からの縦走路に飛び出した。ここからは縦走路を左折し、登っていくとやがて雪ないガレ場となり、すぐ上に多くの人で賑わっている甲武信岳頂上に着いた。時計を見ると14時40分、ほぼ予定通りの到着時間であった。 甲武言岳の頂上を踏むのは6年前の秋に例会山行で来て以来、3度目であった。左手に富士山、中央に国師岳、金峰山、右手に八ヶ岳が見えた。今日泊まる甲武信小屋は頂上から10分ほど下ったところにあった。五連休の初日であり、混雑が予想されたが、その通りで畳1畳に2名であった。夕食後に、恒例の小屋周辺の四季の紹介ビデオが上映されていたが混んでいたため今回はパスし、家ではめったに取ることのない長い睡眠をとった。                (記 大田)
 
 5月4日(木)晴れ  甲武信小屋~西破風山~雁坂嶺~雁板峠~雁峠~笠取小屋        身動きできず暑苦しく、いびきのうるさい夜も明けた。質素すぎる朝食をとり、出発で混雑する小屋前で身支度する。        
甲武信岳の方へ登り返し分岐から木賊山へ向かう。朝一からの登りは辛いがアイゼンがよくきいて歩きやすい。振り向くと八ケ岳や富士山が白く輝いている。      
17分ほどで樹林に囲まれた狭い頂上に看く。標識は半分以上雪の中で、木賊までしか 見えない。        
戸渡尾根の分岐を右にみて笹平へ下っていく。立派な避難小屋があるので覗いてみる。ここから西破風山へは露岩の重なる急登で、アイゼンをキーキーいわせながら登っていく。        写真をとって東破風山へ向う。東破風山からのくだりは急で雪がいっぱいのため、慎重に足跡をたどる。長いくだりをこなし、笹で覆われた雪のない道にでるが目陰部分は凍っていたりするのでなかなかアイゼンをはずせないままベンチのある雁坂嶺へ。        
だらだらと下って針ノ木峠や三伏峠とならぶ日本三大峠の雁板峠に看く。今朝小屋を出てからすれ遠う人々に将監小屋の様子を聞いていたが、昨夜は畳1枚に2人とか。今晩の宿を笠取小屋に変更する。水晶山の登りに雪があるという情報だが、アイゼンをはずし身軽になる。水晶山で早いお昼にしてのんびりする。        
秩父というと、苔むして倒木が多くうっそうとした樹林帯のイメージを持っていたが、今の時期、芽吹きに早いが遠くまで見渡せ、日はさんさんと降りそそぎ、風は通り好ましいかぎりである。        
古礼山は巻いてしまい、小さなアップダウンを繰り返し燕山との分岐へ。燕山の山頂は分岐から10秒ほどのところに手作りの看板が掛けられている。燕山から一投足で、いかにも気持ちよさそうな笹に覆われた広場が足下に見える。雁峠だ。ベンチがあって登山者が寝ている。道は笹の斜面をジグザグに下りていくのだが、リーダーが真中を一直線に駆け出した。私も後を追う。思わず駆け出さずににいられない気持ちになる。さっそく空いてるベンチに寝転ぶ。空は青く、風は笹をゆすりながら吹き抜ける。ちょっとうとうとする。      
 明日登ることになった笠取山を左に見ながら笠取小屋に下りていく。昨夜は7人だったが、今日は団体の予約があって、予約していない我々はどうみても物置にしかみえない古い小屋へ。

       
ストーブに火は入っているがなかなか温まらない。水汲みに行ったり、山談議で時間が過ぎる。夜、星がいっぱいだった。                   (記 古田(博))


     
5月5日(金)晴れ  笠取小屋~笠取山~唐松尾山~百御殿岩~将監峠~三ノ瀬         
笠取小屋ではゆっくり寝ることが出来ました。夜中カチカチと物音がし窓側に寝ていた私は、何かが迫って来る感じで目が覚めました。小屋の周りを走りまわっていて恐かったでず。朝、小屋の人からそれが鹿であることを聞きました。        
朝ごはんを終え出発、目指すは先ず笠取山です。きれいな三角錐をみせている山頂ですが、一直線の急登、起きたての身体にはきつく息がゼイゼイ、足がつる感じでした。     
10分ほど登ったところで前のグループが体んでいるのです。早いな~と思いましたが立ち止まるとうしろに富士山が大きく見えました。富士山を背に、ぐんぐん高度をあげ山頂へ、笠取山の山頂は以外に狭く展望もあまりよくありませんでした。        
笠取山山頂をあとにし「秩父山地縁の回廊」のたて看板がある稜線を伝い黒塊山、唐松尾山をめざしました、樹林帯の中を気持ちよく歩きます。あちこち石楠花の木があり、石楠花の花の咲く時期はさぞ綺麗たるうなと思いながら。唐松尾山直前には一箇所岩場があり、結構きっかったでず。        
その後、古田さんの提案で展望がよいという西御殿山によりました、笹薮の中20分の登りで看いた頂上は360度の展望でした。        
山ノ神士の分岐点は三方に道が伸びており、わたしたちは将監峠へ看きました。防火帯になっていて明るく歩きやすい道を下ったところが将監小屋でした。将監小屋では犬と豊富な水が出迎えてくれました。        今回の山もここでおしまい。三ノの瀬までこの先は林道歩き、やっとスミレやハシリドコロのお花に会えほっとしました。2泊3日お花に会えなかったのも珍しいとリーダーが言っていました。        
三ノ瀬からタクシーで塩山へ。3日分の汗を流し、美味しいお昼とビールで乾杯して電車に乗りました。        
久しぶりの泊まり山行、健脚向きとありましたが、疲れのせいか?2、3日は顔がむくみ、身体が重かったでず。(あんなに歩いたのに、体重も増えていました、数日後にはもとに戻りましたが)                    (記 三好)

☆コースタイム   
5月3日(毛木平~甲武信小屋)           
信濃川上(9:45)タクシーで毛木平(10 : 10~15)ナメ滝付近(11 : 50~12 : 10)
千曲川・信濃川水源地標(13 : 40) 奥秩父主脈縦走路(14 : 07~17)甲武信岳山頂(14 : 40~14 : 55)甲武信小屋(15 : 05)
        
5月4日(甲武信小屋~笠取小屋)           
甲武信小屋(6:20)木賊山(6:28)戸渡尾根分岐(6:37)笹平避難小屋(7:34)西破風山(8:20~30)雁坂嶺(9:48)雁坂峠(10 : 30~40)水晶山(11:15~40)古礼山(12:05) 燕山 (13:00) 雁峠 (13:20 ~40) 笠取小屋 (15:05)
  
5月5日(笠薮小屋~三ノ瀬)           
笠取小屋(5:35)笠取山山頂(6:20~25)唐松尾山(8:20)百御殿岩(9:10~15)田ノ神土(9:45)将監峠(10 : 05)  将監小屋(10 : 10)三ノ瀬川(11:55)

☆費用        
JR長野新幹線佐久平経由信濃川上  東京~信濃川上   6,260円         
信濃川上~毛木平(タクシー1台)                  6,060円        
甲兵信小屋(1泊2食)                         7,500円        
笠取小屋(1泊2食)                           7,000円        
三ノ瀬~広池荘(タクシー1台)                    9,220円        
広池荘(温泉入浴料)                           400円        
JR中央線特急「かいじ」自由席   塩山~新宿         3,190円

那須 日留賀岳

 6月3日(土)~4日(日)
参加者 八木【L】、  廣瀬、小野、中村、高橋、本多(正)、梅澤[日留賀岳のみ]           計 7名

6月3日(土)曇り  新湯富士                 
-八木 記-        
新湯温泉神社の駐車場に車を停め、階段を上って神社の前から左側の山道に進んだ。樹林を抜けたらすぐ左側に硫黄臭のただよう爆裂火口を左側に見る。このコースは塩原自然研究路として整備されており、見とおしのとぼしい樹林帯をゆるやかに歩いて、いよいよ新湯富士の登りになるが、あっけなく山頂に立つ。        
多人数のパーティが一組、山頂を占有していたが、宿泊先を聞けば御宿明神と言っていた。当初の予定は御宿明神に宿泊するつもりであり、その先約も取っていたが、天気しだいではキャンセルすると伝えたのがわざわいしたのか、宿泊する予定の日の10日ほど前になって丁重に断られた。大勢の団体客が入ったためであることは、この時に告げられていたが、奇しくも山頂でこのパーティと鉢合わせした。山頂に似つかわしくない山名をしるした立派な標識があり、昼食をここで摂った後、大沼をめぐり、湖畔のベンチに30分も佇んでから下山した。
       
6月4日(水)晴れのち曇り  日留賀岳                
-廣瀬 記-        
昨夜あとから宿に着かれた梅沢さんを加えて女性四人は、今日の山は長丁場ということで、宿の車で早朝四時出発して小山氏宅へ向かう。小山氏は日留賀嶽神社の主守者で、日留賀岳登山者に駐車場を提供してくださるなど、いろいろ面倒を見て下さっている。家の右手の道をひと登りすると、シラン沢林道に出て一時間ほど歩いたところで林道終点となる。ここからいよいよ山道となる。いくらか傾斜した歩きやすい道が続いている。両側の林は新緑がなんともいえず美しい。        
一方男性三人は五時自家用車で出発、登山口から標高にして五百米位登ったところで先発組と合流した。あまり早く追いつかれて、女性陣はがっかりする。山道は傾斜をましているものの、迷うことのない一本道で歩きやすい。樹間から遠くに日留賀岳の山容を見る。左手遠方には雪を被った山々が見えてとても良い眺めだ。シャクナゲもぼつぼつ咲いているし、足元にはツバメオモト、イワナシなどなじみの花々にまじって咲いていた。
       
山頂につくと三百六十度の展望が得られた。七ケ岳、会津駒ヶ岳とか山座同定する。ゆっくり楽しんでから同じ道を戻る。登りの時はあまり気にならなかったが、山頂付近は本の根がはっていたりして一寸歩きにくい所だ。しばらく下ったところで雲が出て来たようだ。すばらしい天気の時間に頂上にいられて良かった。登山中は夏鳥の声もまじって、鳥の声がたえることのない、賑やかな山だった。小山氏宅からは塩原の温泉に入るべく、八木さんの運転の車であちこち探していただいて、無事入浴して帰路についた。那須塩原駅で解散した。





☆コースタイム
6月3日(土) 新湯富士     
新湯温泉神社(11:15)新湯富士(12:15~12:45)大沼(13:30~14:00)新湯温泉神社(14 : 50)

6月4日(日) 日留賀岳         
小山氏宅(5:15)林道(5:40)林道終点(6:05)尾根出合(6:40)日留賀岳
(9:10~9:50) 林道終点(12:10~12:40)小山氏宅(13:25)                      (日留賀岳の尾根出合まではリーダーの行動時間です)

☆費用    
車両代 250円~550円(那須塩原からの片道・往復の違いなどによる)    
宿泊費 8,000円~8,500円(朝食弁当の有無による)

福島 ニツ箭山・背戸蛾廊

 
6月10日(土)~11日(日)
 参加者 高柳【L】、広瀬[ニツ前山のみ]、斉藤、国府田、古田(博)、梅澤、三好  計 7名
 
6月10日(土)晴れ  ニツ箭山                
一高柳記-        
人山に備えて幾つかの案内書を読んだがコースならびに状況が何れも明瞭ではなかった。そのためこの報告はコース案内を主とした。        
福島県のいわき駅に9時17分に着いた。ジャンボタクシーに乗り登山口に9時50分に着く。国道399号線の根本の登山口に入る手前、左側に「ニツ箭山登山口」という案内板のある新しい大きな駐車場がありトイレも新しい。そのためか登山口にある古い駐車場はロープが張られ使用禁止になっている。        
身支度をして出発する。広い道を15分も連むと右へ「尾根コース」の分岐があり、下山はここを下ってくる予定。左の「沢コース」に入るとやがて沢沿いの道になり「滑り岩」に出るが花崗岩のこの岩は登山靴では滑らず、なぜ「滑り岩」なのか不可解である。      
10分も歩くと、〆張場(しめはりば)に着く、ここは広場になっていて左へ登って行く道は「尾根コース」、正面は「沢コース」となっている。今日登る「月山新道」は沢を渡って右へ登って行く、見上げると小さいが「月山新道」の標識もある。        
〆帳場から左へ登って行く「尾根コース」は女体山直下に出て、40メートルとも云われる鎖を登るコースと鎖場を巻く道に別れるが、この巻き道は迷いやすいと山頂で出会った夫婦連れが話してくれた。イワウチワが群生しているので幾度も来ているが、そのつど迷うとのこと。また、〆張場を真っ直ぐに行く「沢コース」も女体山の根元に突き上げる斜面が崩壊していて駐車場の案内板には×印がついていた。        
右の「月山新道」はいきなりの急登で20分ほどで尾根に出る。尾根には分岐の標識があり、右は下山予定の「尾根 コース」となり登山口に戻れる。この分岐を左へ月山を目指す、大岩が堆積していて鎖もあり幾つかを乗り越えていき、月山山頂の手前で再び分岐の標識を見る、この右への分岐は桐ケ丘の駐東場に下る道で、案内書によっては我々が登ってきた根本からの登山道と混同するので注意したい。        
月山山頂に11時45分に着いた、展望が無かった道もここだけは開けていて眼下には平野が広がり、遙かに10キロメートル東の太平洋も見えているようだ。昼食は女休山での楽しみとして先に道む、歩き易い尾根道を行くと右へ猫鳴山・屹兎屋山(きっとやさん)への標識がある。ここを左に行きあとは道なりに左へ左へと行く。一旦大きく下っていくが道中左に標識があり、崩壊しているという〆張場からの「沢コース」である。ここを道なりに右へ回りこみ、少し登ると女体山の根元にぶつかる。大岩が積み道なっているところを鎖で3メートル程登ると、見落としがちだが足元に右に道む踏み跡がある。この道をゆるゆる行くと女休山山頂に飛び出る、12時35分。すぐ隣には男体山がある。        
女休山山頂は写真で見ると岩の尖塔のようであるが以外と広く、〆張場で会った6名パーティが昼食を摂っていた。あちらも男性リーグ1人で女性5名、こちらも男性1人に女性6名。人数ではこちらの勝ち、でも平均年齢では負け、などとはしゃぎながら食事にした。        13時下山に入り、月山で少し休憩し、桐ケ丘との分岐を右にとりそして〆張場への分岐を左にとって14時50分新しい駐東場に下山した。顔を洗ったりしながら宿からの迎えを待った。
       
今回は花の時期は道ぎていて花を見ることはなかった。花は5月中旬ごろが良いと思う。沢沿いを歩き鎖や岩を攀じる変化に富んだこのコースを、次回は余裕を持って歩き、女体山の隣にある男体山に挑んでみたい。ただし、垂直の鎖場30メートルがあるという。
      6月11日(日)小雨のち曇り  背戸峨廊                         
 一斉藤記-        
天気予報では曇りのはずだったが、早朝5時30分頃より小雨が降りだした。やっぱり会長の威力は健在だった。        
8時からの朝食を7時からにしてもらい、ご主人自慢の山東の煮物を多数いただき、宿の東で道歩道入り口の駐東場まで道ってもらう。道中、昨日一緒だった広瀬さんと江田駅前で別れる。        
駐東場からは川へと下って行く。瀬戸とは隠れたところ、峨廊とは岸壁のそそり立つ猫をいうらしい。当地山身の詩人草野心平が名付けたとの事。まさにその通りの渓谷にはいって行く。川の流れと新緑の美しさにこれからの行程に期待がふくらむ。        
15分程歩くと、最初の滝トッカケの滝に着く。苔むした屋根の小さな東屋があり、雨も気にならなくなったので雨具を脱ぐ。ここから先は本格的な沢コースとなり、鎖につかまり、鉄のはしごを上り、靴の底を川で洗いながらとなかなかのコースになる。        
上流に行くにしたがって両岸も狭まり、苔むした岩肌には霞草のミズナ、カラマツ東の白い花、アジサイの新緑等がみずみずしい。しばらく歩くと片鞍の滝が現れる。       巾の広い見ごたえのある滝である。その脇の岩め上を滝壷に落ちないように鎖につかまりながら慎重に歩く。次の龍門の滝もナメ滝できれいだ。        
やがて、岩場の50mを鎖をたよりに登り、70mの高さを5段続きの鉄梯子で登る。この辺が一番きつかった様に思う。        竜の寝床、鹿の子滝、見返りの滝と深い淵をたたえた見ごたえのある滝が続く。大きな岩をぬうように、急流と滝が連続して続き飽きる事がない。しかし、時にはやさしいせせらぎもあり、両岸の雨に洗われた新緑の木々の中には、もみじの木が多く混じり、秋の紅葉の彩りがすばらしいであろうと想像させられる。  
コース最奥の三連の滝に着く頃が丁度お昼時、滝を見ながら昼食をとる。       
帰りは展望広場まで登り尾根コースとなる。急な坂道を下り、雑木林の歩きやすい道を行くとやがて、朝来た駐車場に戻る。         「迎えは無理」と言っていた宿のご主人が思いがけず車で来てくれ、宿の風呂で汗を流しさっぱりとして帰路に着くことができた。

☆コースタイム  
6月10日(土) ニッ箭山    いわき駅(9 :17 タクシー9 :25)登山口(9 :50~9 :55)
御神体滝(10:15) 〆張場(10:55~11:05) 月山(11:45~11:50)女体山
(12:35~13:00)月山(13:35~13:40)〆張場への分岐(14:00)ニツ箭山駐車場(14:50)        

6月11日(日) 背戸峨廊         宿(7 :50)背戸峨廊入口(8 :00) トッカケの滝(8 :15~8 :25)斤鞍滝(10:00)三連滝=沢終了 (11 : 10~11:30)背戸峨廊入口(12:40)

☆費用          
ジャンボタクシーいわき駅→・登山口  7,500円    
「渓谷の宿・背戸峨廊」口白2食税込  5,250円

奥多摩 大岳山

 6月17日(土)晴れ
  参加者 吉田(博)【L】   高橋、原田、土方(新会員)     計 4名
                                            
-古田(博) 記-        
奥多摩駅まで4時間もかかったという新会員の方と話をしていて登山口を行き過ぎたのに気付く。途中から本来の登山道へ合流し、愛宕神社への長い階段を登る。        
今日は梅雨の晴れ間ではあるが、お日様がでるほどではなく、梅雨特有の湿気でちょっと動くだけで汗が出てくる。3月の下見の時は枝ごしに見渡す事が出来たし、涼しくて快適だったが、今日は湿気でバテそうだ。風の通るところで何回も立ち休みして涼をとる。       
昨日までの雨でかなり水分を含んでおり岩はぬれているが、滑らないので助かる。鋸山までは単調な岩がちの登下降が続き、山頂も樹林に囲まれて展望はない。ここから大岳までは1時間半ほどかかるので、早いが昼食とする。        
大岳に向かい歩きだして間もなく、こんなに下っていいの?の声に間違ったのかなと思い地図を広げ戻ることにする。下見の時、迷うようなところはなかったはず。しかし、こんなに下った記憶もない。結局この道でよかったのだが、(他に道はない)何のための下見だったのか?
       
ちょっとだけ鎖もあったりして大岳に着く。ここはいつも人が入れ替わりでにぎわっている。  
今日は展望がないので、コンパスから多分この辺りに○○山、向うに○○が見えるだろうと予想する。大岳山荘へは岩と滑りやすい粘土の道だ。人気がなく山荘は休みのようだ。        日の当たらない道をトラバースし、笹の道を白倉分岐まで行く。途中、切り開かれ椅子が置かれた所もあるが、生憎今日は霞みすぎて見えない。分岐からは、濡れた枯葉を踏んでつづら折れにおりていく。舗装路に出て道なりにだらだら降りて行くとバス停にたどり着く。 
バス停前にある店で仕入れたアイスを食べ終わるのを見計らったようにバスがきた。

☆コースタイム   
奥多摩駅8:30→登計峠9:10-鋸山11:40~11:55→大岳山13:30~13:45→大岳山荘13:55→白倉分岐 14:20→白倉登山口15:05→白倉バス停15:35→武蔵五日市駅16:20

☆費用         
JR 立川~奥多摩     620円           
武蔵五日市~立川     290円         
バス 白倉~武蔵五日市  520円

新会員歓迎及び創立25周年記念山行 浅間 黒斑山~高峰高原

  平成18年7月22日(土)  曇り時々晴れ                
参加者 清水(裕)【L】、高柳、大日、斎藤、高橋、小林、片倉、佐藤(忠) 吉田(博)、清水(ふ)、 白井、原田、鈴木、 服部、早川、吉田(美)    計 16名
                                           
一吉日(美) 記-        
全国で大雨の被害が報道されており21日も雨で決行が危ぶまれましたが、幸いに本日(22日)は曇り 時々晴れ。車坂峠に集合、車を置いて黒斑山を目指し出発。途中たくさんの花に出会う。花の名前を教えてもらうが なかなか覚えられない。黒斑山山頂がらは何も見えず残念でした。集合写真撮影後下山。車坂峠の駐車場がら少し場所を移してトン汁作り。下調理してきた材料をいくつがの鍋に分けて作る。準備して持つてきていただいた皆さん重たいのをありがとうございました。みんなで作つたトン汁は格別に美味しがつた。        
新会員歓迎及び会創立25周年記念山行ということで高柳会長よりお話があり、その後、車で他の平へ移動、

初めてヒカリゴケを見て感動し、コマクサの群落が保護されたフェンスを過ぎて木道を歩きながらたくさんの花や湿原に映る雲の動きの明暗を新鮮な思いで眺めました。湯の丸高原での入浴は不可となり皆でソフトクリームを食べて解散。始めての山行を無事終えました。
                                                               -大田 記-        
当日は、清水(裕)リーダー、高橋、佐藤(忠)、清水(ふ)の各氏がそれぞれ自家用車を提供していただいたお陰で、トン汁用の水や材料、道具の運搬が効率的に進んだ。 トン汁パーティの後は車で他ノ平湿原駐車場に移動し、湿原を散策した。今回の新入会員としての初の参加者は服部、吉田(美)の両氏であつたが、今回の歓迎山行をきつがけとして参加の回数を増やしていただければと思う。        
好山好山旅会としても今年は創立25周年ということで、高柳会長の挨拶で当会が設立された経緯、大阪の好山好会との関係 (創立者が同じ) についても話があつた。私も20周年記念山行  (御坂山塊・釈迦が岳) にも参加したが、会としての歴史を着実に重ねてきていることを感じた。

☆コースタイム    
車坂峠(9:40) 黒斑山(11:40~55) 車坂峠(トン汁パーティ12 : 50~14:00)           池ノ平湿原には車で移動、池ノ平湿原 14:20~15:40) 地蔵峠(16:00)

☆費用          
東京⇔佐久平 往復  11、720円          
佐久平⇒車坂高原⇒池ノ平湿原⇒佐久平 (1,000日/1名につき)

北アルプス 高天原~赤牛岳

 8月5日(土)~8日(火)
参加者  高柳【CL】、八木【SL】、原田【会計】、 斉藤、吉田(博)    計 5名

8月5日(土)快晴  折立~太郎平小屋~薬師沢小屋泊                           - 吉田 記 -        
昨夜、うだるような新宿の地下駐車場を出発し、寝たか寝ないかわからないままバスは有峰口に到着。そこに迎えに来ていたタクシーに乗り折立へ向かう。        
運転手さんの話だと梅雨明け後、どこの小屋も布団1枚に3~4人だとか。実際、折立登山口はマイカーの列でこの人達が全部登るのかと思うと納得させられる。        
身支度を整え、朝食をとっていざ出発。すでに青空が広がっているし予報では4日間とも晴れるはず。樹林帯の中を進んでいく。いつもながら、リーダーの人混みをさけ、休みすぎないという的確な休憩の取り方で快調に歩んでいく。        
三角点を過ぎた位から列をなしていた人がばらけ、道幅も広くなり歩きやすくなってきた。背中をじりじり焼かれるが、だんだん大きくなってくる薬師岳や草原、時折そよぐ風に助けられる。         
右上に太郎平小屋が見えてきたが、まだまだ遠いようだ。ロープや柵で保護された両脇はイワイチョウやアキノキリンソウ等々でにぎわっている。        
太郎平小屋前では多くの登山者が休んでおり、我々も少し早いが昼食とする。左に薬師、右に黒部五郎、正面に水晶岳が控え、その前に雲ノ平の台地が広がる。        今日は薬師沢小屋まで入るが、このルートに入ったとたん人はいなくなり、お花畑の木道を歩いている我々だけが風に吹かれている。        
木道をはずれて樹林帯に入り、歩きにくい石ゴロの道を延々と下っていくと、沢音に工事の音が混じり、今、小屋前の吊り橋を架け替え中の薬師沢小屋に到着。さぞかし混んでいると思いきや、布団2枚に3人の割合で、結構ゆったりできた。

8月6日(日)快晴  薬師沢小屋~高天原山荘                             - 斉藤 記 -        
朝食を済ませ5時45分出発。小屋前を流れる黒部川源流にかかる吊橋を右岸に渡ってから河原に降りる。水清く、岩白くとても綺麗な河原だ。        
すぐに雲ノ平への直登のコースに入る。地図を見て不安に思った通りの急登だ。        
美しい鳥の声が聞こえる。鳴き声の特徴と共に名前を原田さんから教えて頂く。ルリビタキ、コマドリ、メボソムシクイ、ゼニトリ……?一度聞いただけではどうも覚えられそうに無い。樹林帯の花カニコウモリ、ゴゼンタチバナ、ミゾホウズキ、キヌガサソウ、フタバラン等が見られる。イワナシが緑色の実を付けている。口に含んだら梨の芯を噛んだ時のような甘酸っぱい味がした。        
岩がゴロゴロした足場の悪い急登を、木や根っこに掴まりながら登っていく。 リーダーの上手いリードと雲の平から下りてくる人達の「お花が綺麗ですよ。」の言葉に励まされ、1時間45分程登った頃雲ノ平の入り口と思われる木道が現れた。長い間あこがれていた雲の平に足を踏み入れたのだ。        
20分程歩くとアラスカ庭園に着いた。ベンチで一休み。ハエマツや岩が点在し、チングルマが見頃だ。        
雲ノ平へ向かう木道からは360度の展望だ。黒部五郎岳、三俣蓮華の奥には槍ヶ岳、黒岳、野口五郎岳、烏帽子岳、立山の奥には剣岳が見える。とりわけ雄大に左手に薬師岳がせまる。雲の平までの道は夏の花の花盛りだ。点在する岩を抱くようにチングルマ、アオノツガザクラが咲き、その間にキバナシャクナゲ、ミヤマリンドウ、タテヤマリンドウ、シラネニンギン、モミジカラマツ、イワイチョウ、イワショウブ、イワカガミ、ミツバオウレン、ミヤマキンバイ等々まだまだたくさんの花が咲いている。        
雲ノ平山荘の庭でゆっくりと休憩をとる。相変わらずの360度の展望、天気は最高、周りはお花畑、北アの秘境「天上の楽園」とはこの事かと実感させられる。又来る機会があればゆっくりと散策したい所である。        
スイス庭園、アルプス庭園に思いを残し出発し、山荘前の小ピークを登る。高天原までの下りとなるが花の途切れる事はなかった。久しぶりにムシトリスミレの姿も見ることができた。        
途中樹林帯の変化の無いコースに入るが、次々に出てくるキヌガサソウを楽しみ、小さな小さなフタバランを見つけながら歩く。大東新道と合流する高天原峠で早めの昼食をとり山荘へと向かう。2、3の沢の橋を渡ると目前が開け、山荘は近い。ニッコウキスゲとワタスゲが一面に広がる素晴らしい景観の広い湿原が現れた。高天原山荘はその傍にあった。2時前に着いた。        
不安定に傾く小屋にザックを置いて、今日最後の目的、高天原の秘湯からまつの湯へと向かう。歩行20分、一汗かいたころそれは河原の縁にあった。最初はその先にある夢の平まで行くはずだったがいつの間にかなくなり、先客が出るのを待って3人で飛び込んだ。        
「極楽!極楽!」脱衣所などはないが、四方をすだれで囲まれた5、6人は入れると思う白濁した良い温泉だった。      
小屋のテラスで湯上りのひと時をゆっくりと楽しみ、湿原がたそがれて山の端に月が浮かぶまで散策し、のんびりとした一日でした。        
夕食にやまかけそばと豆腐がでたのにはびっくり。おいしかった!!

8月7日(月)快晴のち薄曇 高天原山荘~赤牛岳~奥黒部ヒュッテ                - 原田 記-        
赤牛岳を北アのヘソと表現している人がいたが、確かに北アの地図を広げて真ん中を指差すと納得である。ともかく私の数年来の懸案であった黒部源流のマイナーピーク(であったと言うべきか)を訪れる機会がやってきた。        
高天原山荘をヘッドランプをつけて出発、昨日の露天風呂から温泉沢のゴーロ歩きに。緩やかな傾斜で丸印に従って数回の渡渉(川幅は3歩程度で渡れる位)後、矢印に沿って左手の樹林帯の尾根に取り付く。ここが全行程で一番急登だったのでは。森林限界を越え、朝日に晒されるが、高山の花々と周囲の展望に感嘆しながら、温泉沢ノ頭に這い上がる。        
北アの絶好の展望台である。夏山の醍醐味、花を愛でながらの稜線散歩(稜線は花崗岩で案外広い)で、赤牛岳山頂へ。この頃この赤牛の稜線以外は雲で覆われ始めていた。下山。しばらくガレっぽい手間取る道、ここで3羽の子連れのライチョウに遭遇。ごめん、お邪魔して。樹林帯に入る。ここからが読売新道の面目躍如、急だったり、狭かったり、梯子だったり、登り返したりと難儀な道ではあった。が、素晴らしいチングルマとイワカガミのお花畑が突然現れたり、珍しい花々にも出会え、収穫大の下山路であった。河床が見えるようになった頃、山から雷が鳴り響いてきた。 高天原山荘を出で12時間後、奥黒部ヒュッテに着。新しい訳ではないが,綺麗に掃除の行き届いた印象、風呂(1人15分制限)があるのが嬉しい。我々を入れて泊まりは10人だった。8畳位の広い部屋で5人で乾杯して、メーンエベントの終了を祝った。      

8月8日(日)快晴  奥黒部ヒュッテ~黒四ダム~帰京                               - 八木 記 -        
奥黒部ヒュッテを包んでいる木々の梢越しに青空が覗き、今日も天気の懸念はない。7時35分に奥黒部ヒュッテを出発し、すぐ先で白いしぶきをあげて滔々と流れる沢を木橋で渡った。平らな道をしばらく歩き、間もなくハシゴを下った地点で沢を渡り、登り返したら水平道になる。もともと水平に作道してあったものであるが、ハシゴを目の前にして道は高みへ向かっていた。元の道の形骸を左に見下ろしながら進み、その先でハシゴを下る。        
この先もハシゴを登ったり下ったりすることを繰り返し、やがて木々越しに静かな湖面を覗かせている黒部湖が見えたらハシゴは突如として消える。黒部湖に注いでいる黒部川の縁に接する山の壁面にたいする浸食が度かさなり、これまでの道はその都度高みへ向かって新しい道に付け替えられ、ハシゴもそれを機に掛けられているようだ。        
風にそよぐ木々の葉の音に耳を澄まし、しばらく緩やかな起伏を経ながら進むと船着場の看板が右側に見える。渡し舟の到着する時間まで30分の余裕があり、山道の縁に腰を降ろして長い休憩と決めこんだ。黒部湖の対岸に緑の山肌が差し迫って見え、湖面に浮かべている白い航跡のかなた上には立山、剱岳が晴れた夏空にその山容をくっきりあらわしていた。        
船から降りて石段を登り切ったら、左側に平ノ小屋が見え、黒部ダムは右側に進む。しばらく上向き加減に歩いていくが、やがて緩やかになったら黒部湖を後ろ向きにして進む。入江の先端まで詰めて細くなった沢を木橋で渡り、河辺の砂石を踏んで緑の山道に入った。        その先で以前、登りに歩いた長いハシゴはお役御免とばかりに右側に打ち捨てられ、山寄りに新しいハシゴを短い間隔で何本か差し延べられていた。ハシゴに足をかけていったん谷底まで下り、そこから高みへ向かって長いハシゴを登る。このハシゴも以前に、上から覗いた印象と異なって長く感じられなかった。        
この先から湖畔を歩く快適な道そのものであるが、ここまで歩きに歩いて、幾分歩行のスピードもにぶりがちであり、そのことを見はからって挟んだ休憩のタイミングが絶妙だった。“ロッジくろよん”が目の前に見えたら黒部湖のヘリを離れて左側に向きを変え、沢の白い河辺に沿って山側へしばらく向かい、急流を木橋で渡った。工事中の“ロッジくろよん”を左側に見過ごし、遊覧船の発着場までコンクリート道を歩いた。トンネルを抜けて黒部湖の堰堤を観光客にまぎれて渡り、そのままトロリーバスの出発する30分前に改札口に並び、先頭バスの前の席に座を占めて車中の人になった。

☆コースタイム    
8月5日 有峰駅(夜行バス5:45着 タクシー5:50発)→折立口(6:50~7:10)→
太郎平小屋(11:15~11:45)→ 薬師沢小屋泊(14:15)
         
8月6日 薬師沢小屋(5:45)→尾根(7:20)→アラスカ庭園(7:50~8:05)→雲ノ平山荘(8:55~9:15)→ スイス庭園(9:45~9:55)高天原峠(11:10~11:40)→高天原山荘泊(13:35)
         
8月7日 高天原山荘(3:55)→温泉場(4:20~4:40)→枝沢に入る(5:45)→
尾根に取り付くロープ(5:55)→ 赤牛岳の稜線(8:00~8:15)→赤牛岳(10:40~11:00)→奥黒部ヒュッテ泊(15:50)
         
8月8日 奥黒部ヒュッテ(7:35)→乗船場(9:50着 10:20発)→平の渡し(10:30着10:35発)→ ロッジくろよん(14:35~14:40)黒部ダムバス発着場(15:05着15:35発)→扇沢(15:50)

☆費用           
タクシー/有峰駅 → 折立口 1台11,000円、 
扇沢 → 信濃大町駅 1台5,400円

日光 皇海山

 8月19日(土)  曇り・時々晴れ    

参加者 大田【L】、梅澤、服部、吉田(美)              計 4名                                

-大田 記-        
前々日の天気予報では雨になる確率が高く、心配したが当日は時々晴れ間の見えるまずまずの登山日和となった。 上越新幹線の上毛高原駅で各自が合流し、予約をしておいたタクシーに乗車した。皇海山は読み方も難解であるがアプローチも容易ではなく、栃木県側から登ると庚申山から1泊2日のコースとなる。今回は群馬県側から日帰りで計画したが、追貝原から栗原川林道に入ると、落石あとの見られる高い崖っぷちを約20kmも延々と走る恐ろしく長い林道であった。道幅は1.5車線程度であるが時々、凹みの大きなところもあり、タクシーの腹をこする程えぐれている。もう少しで車酔いをすると思う頃、やっと登山口のある皇海橋に着いた。タクシーの運転手は、我々が下山するまでここで待つという。 皇海橋の横に立派なトイレがあり、中にあるノートに記帳して歩き始めた。橋を渡ったところに「皇海山登山道入口」の大きな看板があり、そのまま大きな道を歩き始めた。皇海山に上るのは初めてであり、事前に案内書を読んでいたのだが、うっかり入口を見落としていたらしい。大きな道が段々狭くなり急な登りになった頃、道が分からなくなってきた。仕方なく引き返し始めると、我々同様に道を間違って登って来た登山者2人が休憩していた。皇海橋の近くまで戻ると、大きな看板あったところから少し歩いた道の左端にもう一つ入口の看板があった。約50分のロスだった。        
林の中の登山道に入ると、すぐに川原に入り、飛び石で沢を渡った。以後、大小の渡渉を繰り返しながら登っていった。渡渉といっても水も浅く、特に危険な箇所はなく変化を楽しみながら登った。登山口から約1時間で中間点に着いた。やがて小さな沢登りとなり、傾斜がきつくなったところで水も枯れてきた。枯れ沢から右手の急傾斜の道に移り、ロープ伝いにあえぎながら登るとほどなく不動沢のコルに着いた。小広い草原状になっていた。先行した2人の登山者が休んでおり、我々も一休みした。右手には鋸山への道が続いており、庚申山から来る道とここで合流する。北を見るとこれから目指す皇海山の山頂が見えた。ここからは頂上を目指して最後の登りとなったが笹原から倒木を越えたり、くぐったりしながら針葉樹林を抜け、約1時間で山頂に着いた。標高2143.6mの山頂はそれほど広くなかった。        
木々に囲まれた頂上で天気がよければ樹間から男体山、白根山、至仏山、上州武尊等が見えるらしいが、眺望はまったくなかった。「皇海山頂上」、「渡良瀬川水源碑」の大きな標柱があり、ここで昼食休憩をとった。帰りは往路を下ったが、不動沢のコルまでは二つのルートがあり、下りは途中から別のルートをとった。不動沢のコルからの道は急な下りで滑りやすく、沢を下るところもあり、事故を起こさないように慎重に下ったが、かなり早く下ったようで当初の予定していた下山時刻には全員無事に皇海橋に到着した。アプローチが長く会山行でしか中々行けない不便な山であったが、やはり、名山と感じさせる大きな山であった。

☆コースタイム      
皇海橋(10:00)(途中引き返しで50分のロス)→中間点(11:57) →不動沢のコル(12:37~50) → 皇海山山頂(13:37~57) →不動沢のコル(14:30~35) →中間点(15:12) →皇海橋(16:00)

☆費用          東京  ⇔上毛高原   11,100円(JR上越新幹線)          
上毛高原⇔皇海橋    39,080円(往復 関越タクシー使用)

御坂 三ツ峠山

 9月2日(土)  晴れ時々曇り 
 参加者 清水(ふ)【L】  高橋、本多(正)、白井、吉田(博)、原田、三好、佐々木 計 8名
                                       
-清水(ふ)記-  
週間天気予報では、2、3日前から雨かもという予報を見事に覆し、朝から爽やかな晴れのお天気を貰いなにか得した気分。  
今日は、高尾で新人の佐々木さんに無事合流でき、都留市の駅から予約していたタクシーに4人づつに分かれて、乗り込む。  林道は、北口登山道より先まで続いているが、けいごや橋より先は、道が荒れているということで、けいごや橋のところでタクシーを降り、30分程林道を歩く。爽やかな気候ではあるが、歩くとかなり暑くて、汗が滲んでくる。  北口登山道の案内板があるところで、簡単に自己紹介をして貰い、各自支度を済 て、登山開始。沢を2箇所程渡り、急峻な登山道に取り付き、最初からぐんぐん高度をあげて行く。1時間程で、山の神と呼ばれる小さいお宮が初滝の左脇に現れる。ここから、左手にかかる少し壊れかけた鉄梯子を上り、片側に鎖が付いた狭い道を慎重にに通過して、対岸に渡渉する。さらに、短い梯子を上り、大きい岩をよじ登り、狭くてかなり崩壊している道を、やり過ごすと、七福の滝が現れる。  ここで、少し休憩をして、大きくジグザグを切りながら高度をあげて行くと、白竜の展望地にでる。さらに登りつめてゆくと、四十八滝沢を次第に離れ、7月に下見に来たときに、気になった、ぼんぼりのようにながい穂先に丸い蕾をつけた植物がある場所にたどり着く。一昨年御岳山に保護されているレンゲショウマを見たが、蕾の状態を知らなかったので、果たしてあれが、レンゲショウマの蕾なのか気になるところだ。        
薄ピンクいろした可憐な花が、あちらこちらにあり、あれがレンゲショウマであったとわかり、花の時期に間に合ったことが、とても嬉しく感じた。だんだん空が近づいてきて、「頂上近道」の道標を見る頃、急峻だったこの北口登山道の傾斜も緩みはじめ、草原が広がる林道に飛び出る。  7月に来た時は、シモツケが綺麗に咲き誇っていたが、今は、カイフウロのピンクの花びらが目を奪う美しさだ。他に、シオガマや、アザミなど、秋の花が草原のあちらこちに咲いていて、花を楽しみながら、山頂に向かう。  富士山が雲の上に突き出ている三ツ峠山からの富士の景観を楽しみながら、遅めの昼食をとる。        
下山は、天上山への分岐から、母の白滝への道標に従い、急で滑りやすい道に入る。滑らないようにブレーキをかけながら、高度を下げてゆく。やがて、西川新倉林道との分岐にでるが、標識だけで、判断してしまい、ゲートの下の道より上側の道を選んでしまった為、15分程この水平な林道を歩いてから、間違いに気づいた。30分程のロスタイムの後、正しい母の白滝への道に入ることができた。        
豪快に流れる母の白滝で、マイナスイオンを浴びてから、滝のところに根をはっている大木に心ひかれて、夏草が生い茂った川沿いの道を歩いていくと、やがて最奥の民家があり、その脇を通り車道に出た。バスの時間には、50分程の待ち時間があったので、携帯でタクシーを呼び、河口湖駅から帰途に着いた。

☆コースタイム      
都留駅(8:55)→けいごや橋(9:15)→北口登山道(9:40)→山ノ神(10:38)→
白竜の滝展望地(11:32)→ 御巣鷹山分岐(12:35)→三ツ峠頂上(13:00~13:30)→
林道西川新倉線分岐(14:40)→間違えてもう一度分岐に戻る(15:20)→母の白滝(16:13)→川口局前バス停(16:45)

☆費用              
新宿から往復電車代 8,240円           
タクシー代一台あたり 都留市駅~けいごや橋 2,650円                            川口局前~河口湖駅  2,250円

北アルプス 船窪小屋~烏帽子岳

 9月9日(土)~11日(月)
 参加者   高柳【CL】、 吉田(博)【SL】、原田【会計】、斉藤、中出   計 5名

9月9日(土)晴れ   信濃大町駅 → 七倉 → 船窪小屋                            -中出  記-
前夜からの夜行バス、いつもの事ながら自分にとっては難行苦行。首、肩、背中がこってじっとしていられない程つらい。予め飲んでいた睡眠導入剤も効かずガッカリ。明日はちゃんと歩けるのかと不安を感じる。 信濃大町の駅前には4時半ごろに到着、タクシーに乗り換えて七倉へ。途中、窓から丸い月が見える。アレッ!今日は晴れになるのかと一瞬嬉しくなる。 七倉で軽い朝食と身支度をして5時半に出発する。すぐに橋がありその先がトンネル、その入り口の手前を右に曲がって山道に入る。最初はゆるやかな登りだったがすぐにきつい登りになる。こんなにきつくて長い登りは初めての体験のような気分になる。2時間程で唐沢ノゾキに着く。 スタートして間もなくの頃、会長から感想文の依頼を受ける。例会報告を読むと他の人達は歩きながら良く観察し記憶している事に感心する。私は歩く事に精一杯でしっかりと記憶していない。メモをとる余裕もない。唐沢ノゾキでは思った程の視界はなく地名に偽りありと思う。その後鼻突き八丁と呼ばれる急な登りを越えて天狗の庭に辿り着く。 視界が開けて頂上が近い事を予感させてくれる。その先、登りは幾らか緩やかになって船窪小屋に12時到着する。予定より少し早かったか?苦しかったけれど皆の足を引っ張らなかった事にホットする。 小屋の前は視界が開けていて気持ちよい。午後、小屋の前のテーブルで皆でお茶を飲みながら周囲の山波を眺める。 明日のコースの不動岳、烏帽子岳が雲で見え隠れしながらも見ることが出来る。遠くに槍ヶ岳、そして針の木岳、前に登った事のある山を眺める事は楽しい。登っている時には分からなかった針の木岳の山容に、アッ!こんな姿をしていたのかと感動した。

9月10日(日)晴れ     船窪小屋 → 不動岳 → 烏帽子小屋泊                 -高柳 記-
鐘の音が高くカーンと鳴り響き余韻を残して消えた。振り返ると未明の薄明かりの中で船窪小屋は黒々としていた。鐘を突いた奥方の姿は闇に彩られて見えなかった。それでもわたしは腕を大きく振って答えた。5分ほど前、朝の冷気の中両手で握手をしてくれ、抑揚の効いた声で「お世話になりました」と、わたしが云うべき言葉を述べてくれた奥方の指の冷たさが甦った。 今日の行動時間は10時間を見込んでいるので夜明けとともに5時に出発した。七倉岳を途中まで登り、分岐から針ノ木乗越まで標高差約300mを下る。左側斜面は大きく崩壊していて道は時々その淵を行く。下った針ノ木乗越からは船窪岳の登りとなる。15分程であっけなく船窪岳と標識のある頂上に着いた。 このあとの船窪岳第2ピーク(2459m)までを2万5千分の地形図で計ってみると、直線で約3センチ、750mほどであるが、コースタイムが1時間20分になっている。いかに上り下りがあるかが分かる。実際に同じ時間を費やしで第2ピークに着いた。山頂にはこの登山道を管理している船窪小屋の主人、松澤氏の名を冠して「船窪松澤岳」と呼ぼうという立派な標識が立っていた。 小屋から不動岳までのコースには、梯子と細いロープそしてワイヤーの箇所が多い。ロープやワイヤーは直径が10ミリ前後と細く、手の大きい人の場合、手の中で遊んでしまって頼りない。今日は晴天なので良いが雨の中であったら滑って掴みにくいであろう。道は以外としっかり踏まれていて砂礫の急坂を滑らないように注意すれば問題ない。ただ道が細いので注意が散漫になると落ちる。      
船窪小屋から見る不動岳までの稜線は右にくぼんだ馬蹄形になっていて、小屋の向かい側に不動岳が見えている。東京近郊の 山の稜線であれば不動岳まで1時間半から2時間ほどの行程であるが、ここは約5時間となっている。また、不動岳に向かう途中で高瀬ダムが見えるがこの馬蹄形をしている尾根の全崩壊斜面から崩落した砂礫は、そのまま高瀬ダムに流れ込んでいる様子が良く分かる。 不動岳に登り着いたのは10時30分で小屋を出てから5時間半が経っていた。11時着を見込んでいたので30分早く着いたことになる。危険箇所はここまでで、あとは稜線漫歩で、宿泊地の烏帽子小屋までコースタイムで3時間、烏帽子岳を往復して休憩をとりながら午後3時には着ける目安がつき内心安堵する。 その頃より烏帽子岳方面には雲がかかり始め、こちらへ向かってくる。昼食を摂りながら雨の用意をしたが、空が明るくなりその心配も遠のいた。昼食の後、緩やかな見晴らしのよい尾根を行くと、正面には烏帽子岳が鶏の鶏冠ように見えている。右へ石ころの道を下り途中から樹林帯に入り南沢岳への登りが始まった。烏帽子岳は別として今日最後の登りと思うとさすがに嬉しい。30分登って山頂に立った。       南沢岳は何も無い白砂の広い山頂で、花崗岩の玉石に赤ペンキで南沢岳と書かれていた。小休止のあと道は烏帽子岳へ向かって下って行く。白い岩組の烏帽子岳の直下は窪地になっていて緑が溢れていた。この窪地はお花畑でアキノキリンソウ、リンドウなど色々な花が咲いている、ここだけが陽に照らされているように明るく、池は青空を写していた。宿泊地の烏帽子小屋まであと少し、色の無い砂礫の道を長い時間歩いてきた者にとって、この風景は慰めであった。       烏帽子岳への分岐あたりで、通り雨がきたが烏帽子岳山頂では止んでいた。小屋につくころにはまた雨がきた。烏帽子小屋午後3時10分着。

9月11日(月)曇り    烏帽子小屋 → 高瀬ダム → 信濃大町駅
               -高柳 記-
今日は下山日、昨夜の雨は上がったがガスに覆われている。朝食を済ませ5時45分小屋のご主人に見送られて出発する。昨夜の宿泊者は我々5名と男性1名の計6名。この時期にこんなに空いていて利益が出るのか心配になる。今年、一番多かったのは8月12日の320名ということである。 ガスの中、ブナタテ尾根を下り高瀬ダムのタクシー乗り場に着いたのは8時50分であった。

☆コースタイム    
9月9日(土) 七倉(5:35)→唐沢ノゾキ(7:30~7:35)→岩小屋(8:15)天狗の庭(10:50~11:15)→船窪小屋(12:00)
         
9月10日(日) 船窪小屋(5:00)→針ノ木乗越(6:00)→船窪岳(6:15~6:25)→船窪第2ピーク2459m峰(7:45~7:50)→不動岳(10:35~11:00)→南沢岳(12:35~12:50)→烏帽子岳分岐(13:55)→烏帽子岳(14:15~14:20)→ 烏帽子岳分岐(14:35~14:40)→烏帽子小屋(15:10)
        
9月11日(月) 烏帽子小屋(5:45)→高瀬ダム(8:50)

☆費用          
タクシー料金  信濃大町駅前→七倉      1台 7,000円、                    
高瀬ダム→信濃大町 ジャンボ1台 9,000円

谷川前衛 大峰山・吾妻耶山

  9月24日(日)  晴れ
参加者 高橋【L】 大田、中村、八木、佐藤(忠)、本多(正)、宇野、三好、佐々木  計9名
                                                
-三好 記-  
朝4時起き肌寒いくらいのお天気、1週間前の予報だと台風で駄目かと思っていたから快晴が嬉しい。      
東飯能で高橋さんの車に八木、中村、宇野さんとわたしが乗せてもらい6時50分出発、上毛高原で新幹線組みの大田、本田、佐々木さんが駅で待つ佐藤さんの車に乗り8時半全員が揃い登山口まで出発。上毛高原駅で見る山なみに今日がお天気であることに感謝、お天気がなによりと思いながら。  
登山口に車をおき自己紹介をおえ歩きはじめました、大峰沼のキャンプ場まで30分程でしたがお天気がよいせいか汗が出て衣類調節タイムとなりました。少し降りると大峰沼が見えました。日本最古の浮島があることで有名のようです。沼沿いを歩き、まずは大峰山をめざします。急な登りなのですが前回の三つ峠よりは楽ねと話しながら大沼越(峠)に着き休憩しました。 その先はやせ尾根を歩きキレットの急な下り坂をおり真新しいはしごを上ると尾根道にでました。歩く先に建物のようなものが見え何かと思ったらテレビの中継塔でした。ここからの眺めはよく上州三峰、上州武尊山等がみえましたがその 先の大峰展望台は展望悪しでした。少し歩くと大峰山の頂上でした。   大峰山山頂をすぎ雑木林の中を下りそのあとはアップダウンを繰り返し吾妻耶山へ向かいました。楽な山のはずなのに、身体が疲れているのか次第に足が重くなり、リーダー達に離されること数メーター、今日はのんびり山行ということで4グループくらいに分かれ歩いてました。何度もリーダーが待っていてくれましたが。   吾妻耶山の頂上に正午前に到着。頂上からの谷川岳の眺めや上州の山々の素晴らしいこと。春残雪の谷川岳の眺めも素晴らしいでしょうねと皆で。       山頂広場には石祠があり吾妻耶山は信仰登山の歴史を伝える山と、毎年4月山開きが行なわれるそうです。 ここでお昼を食べ帰りは歩きやすい下りでした、落ち葉を踏みしめながらおしゃべりしながらと。スキー場のあるところを下り、草原で休憩、のんびり横になり陽だまり山行、いいね~と。   14時半、駐車場に到着、解散となりました。帰り車も車の中で寝てしまいました。高橋さん失礼しました。

☆コースタイム      
駐車場(8:50) →大峰沼キャンプ場(9:20) →大沼越(9:45) →テレビ中継所
(10:20~10:30) →大峰山(10:40) → 赤谷越峠(11:10) →吾妻耶山
(11:50~12:25) →ゲレンデ(12:55~13:15) →大峰沼(13:45~14:05) →
駐車場(14:25)
     
☆費用    
東京⇔上毛高原   11,100円(JR上越新幹線)       
マイカー 走行距離 東飯能⇔登山口 往復 270Km

会津 安達太良山

 10月14日(土)  晴れ
   参加者  魚津【L】  大田、吉田(博)、中出、土方    計 5名
                                             
-魚津 記-      
二本松駅に下ると、改札口に土方さんが待っていた。今日の参加者は5名、土方さんの車に乗せてもらった。奥岳の安達太良山登山口の駐車場は車で一杯である。あだたらエクスプレス山麓駅のゴンドラ乗り場には長い人の列が出来ている。スキーシーズンのような混雑ぶりである。       
我々はゴンドラに乗らないで、勢至平コースを歩き始めた。歩いて登る人は少ない。山麓でも木々の紅葉は美しい。蔦やぶどうの葉が真っ赤である。ぶどうの実の房が垂れ下がった木があったが、高くて採るのを諦めた。鳥川の清流を渡り旧登山道に入る。七曲がりと言われるように、くねくねと登りの道は続く。広い道(馬車道と言われる)に出て間もなく、展望の良い岩場に出た。紅葉の山が美しい。      
岳温泉への引湯管に沿う道を進む。湯川渓谷の方向の山斜面の紅葉が美しい。赤、茶、黄色の紅葉と緑 の木々が陽光に輝いている。間もなく水場「金明水」である。美味しい水を飲んで一息つく。金明水神が祭られており、今日の安全を祈願して歩き始めた。くろがね小屋の前には大勢の登山者が休んでいた。小屋の前から見上げると、鉄山への稜線やゴンドラからの登りの登山道には人の列が出来ている。紅葉と好天気で人出が多いのであろう。峰の辻迄は、岩のゴロゴロした急な登りである。この辺りにはススキの白い穂が沢山でているが、気象条件が厳しいのか、背丈が低く小さい。峰の辻から少し下り、そして急な登りを進んで安達太良山の頂上直下に到着した。
       
リュックを置いて、乳首と呼ばれる頂上に向かった。鎖場が1カ所あり、団体さんのための長い列が出来ていた。頂上からは360度の展望を楽しんだ。吾妻連峰、磐梯山等が見え、鉄山やゴンドラへの道には人の列か連なっている。リュックの所に戻って昼食をし、下山を開始した。途中からは整備された立派な木道になる。6人乗りのゴンドラに乗り山麓駅に到着した。そしてあだたら高原富士急ホテルの温泉で汗を流し、二本松駅に向かった。

☆コースタイム     
奥岳登山口(9:32~9:40)→勢至平(10:50~11:00)→くろがね小屋(11:20~11:30)→峰の辻(12:05)→ 安達太良山(12:40~12:50)→昼食(12:55~13:20)→
ゴンドラ山頂駅(14:15~14:23)→山麓駅(14:29)→富士急ホテル(14:35~15:10)
→二本松駅(15:55)

☆費用         
あだたらエキスプレス     900円      
あだたら高原富士急ホテル 600円

中央線 馬立山~九鬼山

 10月21日(土)晴れ
  参加者  小川【L】  、広瀬、本多(郁)、中村、中出、本多(正)、高橋   計 7名
                                               
-広瀬 記-        
猿橋駅から甲州街道を15分ばかり行くと、御前山への標識があらわれた。まだ、しばらくはコンクリートの道を行く。木の鳥居があらわれて、心地よい落ち葉のつもった登山道がはじまる。深まった秋といっても木々は未だ色づかず、汗もかいて吹く風が気持ちよい。二つ目の鳥居をすぎ、つづら折りの道にやがて厄王山十合目とほられた石の標識があり、鉄柵で囲まれた厄王権現の前に出た。そこから、かなりの急坂をのぼって行くと、左御前山、右九鬼山の分岐へつく。まず、御前山に立ち寄る。景色がよいとのことだが、今日は霞がかかってすべてぼんやりとしている。分岐へ戻って九鬼山をめざす。今日の山行はすべりやすいジャリ道も多くて結構大変だ。馬立山へついたのは昼にまだ間のある時間だったが、白い小菊の咲いた山頂で早めの昼食をとった。  山頂からは急下降が続いた。紺屋休場という広場へ出て、こぶしの木の下で一回目の記念写真をとる。ここからザレの急登といわれたが、意外に楽に今日のメインの九鬼山頂へついた。山頂で二回目の記念写真をとって下りにつく。リニア実験線の真っ直ぐなレールを下に見て、弥生峠で1号路を下ると、電車、車の音が聞こえて来て壬生駅は近い。



☆コースタイム       
猿橋駅(9:00)→厄王山入口(9:20)→尾根(10:00)→厄王山(10:15)→御前岩(10:30)→ 岩立山(11:15~11:50)→札金峠(12:30)→紺屋の休場(13:00)→九鬼山(13:40)→舗装道路(14:50)→壬生駅(15:10)

☆費用         
新宿→猿橋   1,280円、         
壬生→新宿   1,570円

越後 木六山・日本平山

11月3日(金)~4日(土)
 参加者 八木【L】、廣瀬、小野、本多(郁)、斉藤、中村、高橋、吉田(博)、宇野 中出、
梅澤、三好、鈴木    計 13名

11月3日(金)  晴れ                                                -八木 記-         
木六山(きろくやま)、日本平山(にほんだいらさん)は新潟県下越の川内(かわち)山塊に属する山であり、早出川(はやでがわ)とその支流の源流をなす山域、とガイドブックに記されている。三連休の初日、木六山に登った。チャレンジランド杉川から先に林道が500メートルほど伸びており、その終点に車が止められる。チャレンジランド杉川は宿泊施設が整い、食材だけ持ち込めば事が足りる。         
翌日、チャレンジランド杉川を起点にして日本平山に向かった。駐車場の側に木六山を示す標識が立っている。右側に沢を見おろして下り、橋を渡ったら高みへ向かう。道はすぐ平らになり、周りは杉林が単調に茂っていた。梅雨の時期にはヒルに悩まされる所と聞く。沢を高みから見おろして進むと、右側にコンクリート造りの小屋が見える。この発電所取入口見張所の小屋を過ぎると、前方の沢沿いに続いている道を離れ、左側の尾根に向きを変える。この地点に木六、七郎、銀次郎山登山口と書かれた古い標識が立っている。ここから急登の息もつかせぬ一本調子の尾根道が続き、もっぱら色づいた木々の葉を見て気をまぎらす。この頃になると太陽の光が右斜めから差して樹林の中を明るくし、紅葉した木々の葉にいっそう華やかさを加える。高みに立ったらいったん道は平坦になるが、そうは問屋がおろさないとばかりにすぐ急登が待っている。足元の尾根にイワウチワとおぼしき葉が一面に見られ、雪が消えた後、咲き揃えば圧巻の呈になることは容易に想像が付く。         
しばらく続いていた尾根通しの道から右側を巻いて尾根に立ち、その後は左に巻いてロープ伝いで再び尾根に立ったら木六山が眼前に開ける。山そのものは見ばえしないが、山肌をあしらっているスラブ状の谷筋は険しく背筋が寒くなるほどだ。ここから先は尾根の左下に草つきの道も伸びているようだが、ロープを手がかりに岩稜の細尾根に道を移してグシの峰に向かった。         
グシの峰は一投足のうちに着き、この場所で展望はいっきに開ける。尾根の左側はくれぐれも用心が必要であり、覗き込むのはもってのほかの切れ落ちているスラブである。心の乱さない場所に移って昼食を摂り、さっそく木六山の登りに取りかかる。平地を進んで少し下り、グシの峰から見た通りの急な登りが手前のピークまで続く。登りつめた先で少し下り、ここから胸突き八丁の登りをしとげるとそろそろ木六山であるが、尾根に出て意趣を凝らすように右側へ1,2分向かった所に山頂がある。         
木六山は申し分のない展望が広がると言いたいところであるが、いかんせん、見覚えのある山容は粟ヶ岳だけである。ふがいないことに、明日登る日本平山さえ指呼ができない。飯豊連峰も望めるそうであるが、今日は気温が高くどの山も霞みがちで展望を楽しむのはどだい無理である。時間の都合から水無平コースを下るのは無理と諦め、今歩いてきた道を忠実に引き返した。尾根を色どっている紅葉に何度も足を止め、さすがに登山口に着く頃には周りは暮色が立ちこめていた。

11月4日(土)  晴れ   
早出川(はいでがわ)ダムの建物を右横に通り過ぎてダム湖の左側に足を運んだ。チップの敷き詰められた広い道をしばらく進み、やがてダム湖の縁のガードレールに守られた細いコンクリート擁壁の上を歩く。崖の上に棚状になっている山道にすぐ変わり、右側の落ちている下はダム湖である。この道はかって鉱山道として使われていたそうである。道幅も広く、案外気楽に歩ける。ダム湖に沿って続いている道は日本平山を語るに必須、とガイドブックにも書いてある。ここから見られる美しい峡谷美と尾根上のブナ林は、言うなれば日本平山の見せ場である。         
早出川ダムから30分後に山の神というポイントに達するが、ここは見落として帰りぎわに気が付いた。なだらかな山道を歩いて登っている感触が乏しいものの、しだいにダム湖の展望が広がるに及び、幾らかでも高度を上げているようだ。反対側のダム湖を囲んでいる荒々しい山の地肌に紅葉した木々が粉飾して美しい景観を湖面に映している。周りの木々の葉は今が紅葉のたけなわであり、この時期に歩くのが一番とはもっともなことである。間もなく金ヶ谷から流れている沢を飛び石伝い越えるが、水かさが増していたら諦めて淡々と帰路に付くのが然るべきだ。ロープを伝わってもろい地肌の急坂を詰め、山の斜面を少しジクザクに切った後、山腹に伸びている道を進んだら駒ノ神に着く。ダム湖に沿った道も続いているが、ここから先は尾根に道を移して直登する。急がず焦らずゆっくりペースを守って歩いてもトコヤまで歯がゆいほど長く、山頂までの遠さに暗澹とする。        
トコヤは赤土のむきだしている小さな広場であり、鉱山跡であったという。ここで休憩した後、ブナの巨木が茂っている中を歩く。青空のてっぺんに向かってブナの木々がすくと立っており、黄色に色づいた葉がどこかやるせない秋空でおどっていた。広い山の斜面をゆるやかに下った後、尾根筋をたどって急な登りがはじまり、一番奥のとんがったピークを登りきる。ガンガに標識はないが、それらしき所と見当をつけた。潅木がわずかに飾っているだけで前後左右の展望が開ける。この稜線の展望は一頭地を抜いてほぼ全視野 をおさめることができ、山肌の赤や黄色に染まった紅葉を眼下に見渡すことができる。前方の日本平山は落葉した木々だけが目立ち、すでに秋の装いは終えていた。さほどの下りも経ないで鞍部に下り立って日本平山の前哨と言うべきピークを目指す。前かがみになって踏ん張りながら一歩一歩急坂に足を運び、前方の木立の間に覗く青空に次から次に山の陰が現れて心身とともに憔悴してしまうところである。ようやくの思いでピークに立って、日本平山はさらに先にあることを知ったときは、ひざがガクッとなるほど意気消沈する。気持ちを奮い立たせ間髪をいれずに急坂を登り、道が緩やかになったら左側の三川方面から登ってくるコースに合わさり、そのすぐ先に一等三角点の標柱がある。         
日本平山の笹原にどんと腰を下ろし、しばらく何を考えるまでもなしに休んでから昼食にした。展望の範囲は限られているが、飯豊連峰から御神楽山方面にかけてざっと見渡すことできる。今日も昨日の天気に増して霞が広がり、御神楽山は茫漠と目に映るだけである。地元の登山者が飯豊山は雪がかぶっていると言っていたが、霞のかなたで揺らいで確かめようがなかった。それらの写真を1、2枚撮っただけで、にべもなくカメラをしまいこみ、しばらく来し方を振り返りながら後から登ってくる仲間を待った。日本平山の山頂は広いと聞くが、潅木や笹が茂ってそのありさまは分からなかった。         
下山路も同じ道を引き返し、12時ちょっと過ぎに山頂を出発して早出川ダムに着いたのが16時40分だった。行きも帰りもほぼ同タイムだったのは、赤や黄色に色づいたダム湖周辺の錦秋にしばし見ほれていたせいである。

☆コースタイム   
11月3日(土)     登山口(10:50)→木六・七郎・銀次郎山登山口の標識(11:20)→
グシの峰(12:45~13:05)→木六山(14:00~14:25)→グシの峰(15:10~15:15)→木六・七郎・銀次郎山登山口の標識(16:10~16:15)→ 登山口(16:45)         
11月4日(日)     早出川ダム(6:25)→金ヶ谷沢(7:55~8:00)→駒の神(8:20~8:30)→トコヤ(9:40~9:50)→ガンガ(10:55)→ 日本平山(11:30~12:05)→トコヤ(13:30)→駒の神(14:25~14:30)→金ヶ谷沢(14:50)→山の神(16:15)→
早出川ダム(16:40)

☆費用 
交通費(車両費・レンタカー代含む)          
車利用者    ≒8500円          
新幹線利用者  ≒2800円          
宿泊費 チャレンジランド杉川 1400円

上州 鍬柄山、大桁山

 
11月12日(日)  晴れ
参加者 清水(ふ)【L】、大田、八木、村上、片倉、早川、吉田(美)、千田(ゲスト)          計 8名
                                                  
-早川 記-         
下仁田行き上信鉄道のナンジャイ駅の次が目的のセンダイラ駅だった。雲ひとつない快晴だった。線路の下を潜って北へ行き下仁田ネギやコンニャク畑を見ながらコンクリ-ト道をしばらく歩くと鍬柄岳登山口の標識があった。登山口からしばらく登ると突然巨大な衝立のような鎖付の岩が直立していた。ギョットしたが、登るしかない。ちょうどいい塩梅に出っ張りや窪みがあるので、傾斜がきつい割りには全員簡単に頂上に辿りついた。荒船山や下仁田の町など周りの全部が見えた。慎重に岩を降りほっとした。         
鍬柄岳登山口に戻り大桁山を目指した。コンクリ-ト道の途中で今降りて来たばかりの岩峰が見えた。あんな尖ったのをよく登ったものだ。登ってる最中はなにも感じなかったが。陽だまりでランチタイムとなった。大桁山はなだらかな静かないい山だった。頂上から榛名山の全貌が見えた。木の間からギザギザの妙義山が見えた。センダイラ駅に戻って高崎に向かった。岩峰となだらかな静かな山のいい組み合わせでいい山旅だった。

☆コースタイム      
千平(9:40)→神社(10:15)→鍬柄岳頂上(10:55~11:09)→鍬柄岳登山口(11:40)→やすらぎの森より10分程の地点 (昼食12:15~12:40)→川後石峠(13:00)→
大桁山頂上(13:45~13:55)→千平駅(15:35)

☆費  用      
上野からの往復電車代 5780円 (上信電鉄高崎~千平 片道1000円)

道志山塊 御正体山

 11月25日(土)  晴れ 
  参加者 吉田【L】、八木 片倉 中出 梅沢 白井 原田 成田    計 8名
                                      
-吉田 記-         
高尾の駅を出たころは曇りがちだった天気もトンネルをくぐるたび青空に近づき、富士急の線路に入ってからは真っ白な富士が今日の好天を約束してくれた。         
都留市駅で予約してあったタクシーに分乗し、道坂隧道を越えたところで降り、帰りのタクシーを三輪神社前に予約した。トンネルに向かって左側にある道のゲート脇を抜け3分も行くと御正体の看板があり山道に入る。落葉がたまり分かりずらい道をだらだら登ると二股になっていて、左の道は下っているので右にとったが、しばらくして道を失った。尾根はすぐ上に見えているので、斜面を無理矢理登って尾根に出た。スタートから30分経過している。ガイドブックには「左斜面のトラバース道を行くと三叉路になり、右上に上がっている道に入る。15分程で今倉山と御正体山を結ぶ尾根上の道坂峠に出る」とあるから、最初から間違えたのだ。分岐よりかなり先に出てしまった。これでも9月に下見しているのだが、その時すでに違っていたということだ。休憩して思わぬアルバイトで上がった息を整える。        木々は葉を落としているが、細い枝がじゃまして周りの景色が見えるようで見えない。先ほどから右手にちらちらしている白い峰々は南アルプスと八ヶ岳らしい。伐採されて広々したところもあったり、笹藪は切り開かれて快適な登山道だ。ゆるく登ったり降りたりいくつかピークを越えるが、ピークに名もなく岩下ノ丸は知らないうちに過ぎたようだ。汗をかくほど暑くなく、風もなく、本当に登山日和のいい天気だ。大きく下って登り返す先にこのコース初めて白井平分岐の看板を見る。予定より1時間近く早い。どこか歩き忘れたのかと思う。ここから急登を40分ほどで頂上だが、違う山へ来たように下見の時と景観が違う。         
頂上は狭くて展望もないが、その狭いところに真新しい テーブルと椅子が置いてある。2年前に皇太子が登った記念らしい。登りでも誰にも会わなかったが、頂上も我々だけ。昼食をとり記念写真を撮って唯一富士が見えるという場所に向かう。大きな岩をまいて20分位で峰宮跡。そこから5分もしないところに細野と池ノ平分岐の小平地があり真っ白な富士と対面できる。歓声が上がりシャッターが押される。         
細野への下りは急だが、深くえぐれた登山道に足首まで埋まるほど落ち葉が堆積して思ったより歩きやすい。落ち葉を蹴散らすのではなく、落ち葉の海を泳いでいくという感じだ。杉林に入ってまもなく仏ガ沢を渡り、ただ今工事中のため張り巡らされたテープに沿っていくと林道にでる。ここから三輪神社までは、30分の舗装された林道歩きとなる。

☆コースタイム    
道坂隧道登山口 (9:25)→ 尾根に上がる (9:55/10:00)→ 岩下ノ丸 (10:45)→
白井平分岐 (11:50/11:55)→ 御正体山 (12:35/13:10)→ 細野分岐 (13:35/13:45) → 仏ガ沢 (14:45)→ 林道(14:55)→ 三輪神社登山口  (15:30)      
☆費  用          
JR 高尾~都留市         1,020円          
タクシー 都留市~道坂隧道   3,900円/台                  
三輪神社~大月駅    5,700円/台

西上州 桜山

 12月3日(日)  晴れ
 参加者 高橋【L】、廣瀬、大田、斉藤、村上、小野、中村、尾辻、片倉、本多(正)、中出、清水(ふ)、清水(裕)、 原田、鈴木、三好、佐々木、成田、ゲスト:清水(ふ)姉    計 19名
                                            
-清水(裕)記-
桜に誘われたか、好天に誘われたか、久々の19名の多くの参加を得て、はたまた低山のため男性の参加が多かった等の一部の声もありましたが、青空の下気持ちの良い一日を過ごすことができました。 JR本庄駅に集合し(一部八高線利用者は途中のバス停から合流)9時出発のバスで八塩温泉入り口バス停に向かう。おそらくこんなに大勢の人が乗ることは初めてであろうと思われるほどのローカル色のバスと感じたため、おつりは大丈夫だろうかと余計な心配をする。 バスを降り、道路を渡り八塩温泉の古めかしい建物の脇を通り過ぎると、ゆったりとした登山道になる。御倉御子神社を右側に見ていよいよハイキング道から登山道らしくなってくる。ややきついのぼりに差し掛かる前、全員天気予報で冷え込むとの報道で若干厚着をしていた着衣を1~2枚脱ぎ、いよいよ登りに差し掛かる。一服平を過ぎ、やや急な登りを超えると展望台に到着、ここで小休憩を取る。
ここからは小さい山ではあるが登山気分を味わえる登山道がしばらく続く。落ち葉を踏みしめて歩くことは本当に気持ちが良い。林の中の道あり、尾根道ありで変化があり、飽きることの無い道が続く。途中見落とす人も多い弁天山を過ぎると、今までのやさしさが嘘のような急勾配が20分ほど続く。ほどほどに汗をかいたところで日当たりのあるやや広くなったところで休憩を取る。ほとんどの人は立ち休みであったが若干2名ほど大休止並みにゆったり休む人もいた。       
休憩から10分ほど歩くと桜山ハイキングコースの看板があり、そこからはまさにハイキングコースとなる。フラットな林の中の道を30分ほど歩くと桜山公園の駐車場に出る。駐車場の上には立派な鬼石名物の庭石と池を配した日本庭園があり、そこの吾妻屋で昼食とした。頂上の駐車場は満車で待っている車の列がかなり長く続いている。駐車場周辺にはみやげ物売り場が多く、歩いている人も 軽装の観光客がほとんどで、下から登ってきた人はわれわれ以外ほとんどいないようでした。      
桜山は全山で7000本の冬桜が咲くことで名所になっているところであり、今週は紅葉はイマイチであったが紅葉でも有名なところです。公園の中もすべてを歩くと1時間以上かかるということでしたが、昼食後三々五々桜見物とお土産買いを楽しみました。      
帰りは行きと異なる金丸バス停に向かって一気に下り、バスの時間の関係で鬼石郵便局まで車道を歩き、途中みかん農家でみかんを買ったり、試食したりして車道歩きも楽しみました。
帰りの交通も八高線、と本庄経由JRとに別れ無事帰途に着きました。 本当に大勢の参加者がお天気に恵まれ、また冬の桜と紅葉を楽しみ満足した一日でした。

☆コースタイム   
八塩温泉入口バス停(9:40)→登山口(10:10)→展望台(10:30~10:40)→長久保(11:10)→   桜山日本庭園(昼食12:20~)→山頂・自由行動→日本庭園(13:30~13:50)→金丸登山口(14:30)→ 鬼石郵便局バス停(15:10)

☆費用    
JR 新宿~本庄 片道 1,450円          
バス 往路 480円 復路 540円

忘年山行 奥武蔵 高山不動~黒山三滝

 12月9日(土)  雨のち曇り
 参加者 大田【L】、高柳、魚津、堀内、片倉、清水(ふ)、中出、三好、成田、早川、吉田(美)、佐々木、      
忘年会場直行   小川、栗原、高橋、国府田、本多(正)、清水(裕)、宇野                       計 19名
                                                
-大田 記-
あいにくの天気となったため、山行参加者は12名となり、池袋からの電車に三々五々と乗り合せてきた。自宅を出るときは曇りだったが、池袋ではもう雨がぱらついていた。これまで殆どの忘年山行には参加しているが、雨になったことは殆どなかった。リーダーとしては雨が激しくならないようにと願うのみであった。 西吾野駅で下車し、雨具を付け、軽い屈伸運動をして高麗川の支流に沿って北に歩き出した。歩くこと10分余りで右折し、橋を渡り「吾笑楽」という茶店の前を通り、川に沿って戻るように行くと幅広い登山道が出てきた。ジグザグに登る道は好天であれば、秩父の山が見える筈である。やがて道は杉の植林地に入った。 直登で滑りやすい道のため注意して歩く。やがて道はなだらかになった。ところが、この辺りには伐採したばかりの多くの木々が山道と交差するように置かれており、歩きにくいことこの上なかった。看板を読むと伐採した木は山中に捨て置いて自然に帰す植林法らしい。      
暫く歩くと西吾野からの道と合流し、さらに進むと見晴台と高山不動への分岐があるが高山不動への道を行く。高山不動の前の大銀杏は落葉が盛りであり、まるで黄色の絨毯のようであった。大銀杏の下で記念写真を撮った。高山不動への急な石の階段派雨で濡れていることもあり、とても歩きにくかった。 不動尊の横の休憩所で簡単な食事休憩をしたあと、左手の道を登ると、いったん舗装された車道に出るが茶店の前の山道を登ると関八州見晴台まではすぐだった。ここが本日の最高峰(771m)だった。見晴台は西側と東南方向が開けており、ここも本来なら眺望のよいところである。見晴台で夫婦と思しき二人連れと出会った。こんな雨の日に物好きな人たちだと思って話しかけると、向こうも大人数の我々を見てそう思ったようだ。      
小休止のあと尾根の東側に続く道を花立松ノ峠に向かって下り始めた。暫し歩くと車道に出た。少し歩くと二股になっており、一方は顔振峠に行く道であった。我々は車道を左に回って黒山の方に向かった。途中で車道の切れ目から黒山に向かう明るい斜面を下る山道を下山した。やがて車道と合流し、歩いているうちに黒山三滝に向かう右折道を通り過ぎたらしく気が着いたら越生から黒山に向かうバス道に出ていた。この辺りでは雨は殆ど止んでいた。 そんな訳で三滝を見ないままに忘年会場である黒山鉱泉館に着いてしまった。会場に着き、従業員に聞くと、会場直行組は既に到着しており、温泉に入っているとのことだった。早速、我々も暖かい温泉で冷えた身体を温めた。      
第二部の忘年会は高橋幹事が司会をし、高柳会長の挨拶で始まった。ご馳走もまずまずだった。本日のハイライトは本年の締め括りとして、例会山行参加回数上位者が恒例により表彰された。今年は1位が17回で吉田博美さん、2位が13回で高橋和行さん、本多正好さん、原田佳世さんであった。今回は出席していた高橋さん、本多さんが参加者の前で表彰された。あとは参加者全員が挨拶を行い、小川さんの締めの挨拶でお開きとなった。帰りは黒山鉱泉館の送迎バスで越生まで送っていただき帰路についた。 これは所感であるが、会山行の参加は任意申込みではあるが、新人歓迎山行、忘年山行くらいは少なくともリーダーや役員の方たちは仕事の都合を除き、全員参加が望ましいと感じた次第である。忘年山行や新人歓迎山行を担当すると分かるが、参加者が多い場合は嬉しい苦労で余り問題がないが、人数が少ないと、リーダーは参加人数のことで苦労をさせられる。

☆コースタイム      
西吾野(9:05)→高山不動尊(10:35~10:53)→関八州見晴台(11:20~11:35)→
黒山鉱泉館(13:15)

☆費用            
西武池袋線    池袋→西吾野  610円            
東武東上線    越生→池袋    700円            
忘年会                約 6,000円