山  旅
会報 No.166
好山好山旅会
H.19.12 
 

                                             

平成20年1月例会山行計画
第一例会 1月 5日(土) 新年山行  高尾 景信山 担当者 原田
第二例会 1月12日(土)~13日(日) 北八ヶ岳 黒百合平~天狗岳 担当者 八木
第三例会 1月27日(日) 丹沢 経ヶ岳~仏果山 担当者 清水(ふ) 
 
 
 
《 奥多摩 大塚山 》
11月3日(土) 天気 曇り
参加者 原田(L) 広瀬 小野 中村 高橋 吉田(博) 延命 計7名 
-原田 記-
寸庭集落の大塚山への真新しい標識に従い、鉄五郎新道に入る。
このところの雨の為、越沢を右手眼下にした斜面の細いトラバースの土道は滑り易いところもあり、余所見はできない。
40分で金比羅神社着。ここは越沢バットレスの上部に当たる。
広沢山へは1時間余の本格的な雑木林の尾根登りである。
途中の岩尾根は4月には イワウチワ、ヒカゲツツジ、6月にはバイカツツジが楽しめる。
あとは植林の楽な 広い尾根道を25分で大塚山園地着。
ビジターセンターまで進み、昼食後、日の出山へ。
さすがに祝日のメーンストリート、賑わっているが、山頂から足場の悪い急坂を下って北尾根に入ると、行きと同様我々だけのルートとなる。
前半は雑木林の下降でひたすら尾根を北へ、急坂もあるのでゆっくり下る。
後半は植林となり、山 頂より1時間40分で光仙橋着。
多摩川の遊歩道をラフティングやマウンテンバイ クを楽しむ若人を見ながら、文字通り遊歩しつつ、約20分で御岳駅着。
※ 花ベスト
1 センブリの群生 (北尾根の下部で、本日一番の盛り上がり)
2 フクオウソウ (地味ながら、気になる花。あちこちで見られる)
3 キッコウハグマ (とんがった蕾は開花すると白くて真に清楚)
他に、キクやアザミの類多数、コアジサイ(黄葉)、 マツカゼソウ 、リンドウ 、 実はツルリンドウ、ミヤマシキミ、オトコヨウゾメ、ツリバナ、シオデなどが見られた。日差しと展望にあまり恵まれなかったおかげで、足元の植物に集中できる山 行となったかな。
尚、鉄五郎新道は昭文社の地図にはないが道は明瞭。日の出山 尾根ルートは最近掲載されるようになった。
☆ コースタイム
古里(8:48)→寸庭集落大塚山登山口(9:17)→金比羅神社(10:00 -10:10)→広沢山(11:23-11:28)→大塚山園地(11:53- 12:00)→ビジターセンターで昼食(12:20-12:55)→日の出山(13:43-13:53)→岩テラス(14:45-14:50)→光仙橋(15:33)→御岳駅(15:58)
☆ 費用
JR 立川→古里 540円 御岳→立川450円


《関西の山 京都北山・六甲山 》
11 月10 日(土)晴れ 
 参加者 高柳【CL】、豊岡【SL】、中村、高橋、片倉、清水(ふ)、宇野、梅沢、濱田 計9 名
 京都北山・天ガ岳
― 濱田 記 ―
週末の天気予報が晴れ→雨→晴れと目まぐるしく変わり心配していたが、幸いに して曇り空の朝を迎えた。
京都駅前で関東組と無事合流。8時前のバスに乗り込む。
バス・叡電を乗り継ぎ鞍馬駅より歩き出す。
取り付き点に道標がなく地元の方に教えて頂き、登山コースに入る。
この道は京都一週トレールの道だが整備されているとは言い難い。
しかし、落ち葉のフカフカした道、露出した木の根が足を掬いそうだが、それでも地元の小学生だろう、手書きの「山を大切にしよう」といった看板を見ながらの道は楽しく迷う事はない。 尾根道をたどり小さなアップダウンの後、分岐を大きく左に曲がると三角点がある筈。
左右に点在する石がそれらしく見えてくる。
気付かずに通り過ぎたのかなぁ と思いだした頃、先頭から「あった」の声。三角点で小休止。果物等が回ってくる。 「有り難うございます。」
季節は11月だが紅葉には早い様だ。それでも高度を稼ぐにつれ次第に色づいた木も現れる。
木立の間から鞍馬尾根も姿を見せた。数年前に歩いた道だ。
山頂も間 近の筈、ここかと思いながらやっと登ったら偽ピーク。
何度も騙されながらどうにか天ガ岳に辿り着いた。
眺望はないが12時を回っているのでここで食事となる。
頂上からしばらくは急下降、後はしっかりした登山道を下る。
木立の道で眺望はほとんどないが、シャクナゲ尾根辺りは名の通り石楠花が続き、季節には優しい色で目を楽しませてくれる事だろう。
だらだらした道で膝がおかしくなりそうだ。
  い加減いやになった頃ようやっと下山。
林道は水が豊富な谷沿いを走り、蟹に出会ったり大きな蛙に驚いている内、大原の里へ。
とたんに観光地となった。一時間近 く歩いてバス停まで行き、今夜の宿を目指した。
今回の北山は紅葉には早かったものの、それなりの姿を見せてくれたし、自然林があるかと思えば整然とした杉林もありで、結構楽しめるコースでした。
☆ コースタイム
鞍馬駅(9:10)薬王坂(9:40~9:45)天ヶ岳(12:15~12:50)翠黛山分岐(14:30) 寂光院(15:00) 六甲山
 ☆ 費用
バス 京都駅~出町柳(片道)220 大原~国際会館(片道)280 叡 電 出町柳~鞍馬(片道)410 地下鉄 国際会館~四条(片道)280 阪急電車 烏丸~芦屋川(片道)510 
11 月11 日(日)晴れ一時曇り
― 高柳 記 ―
朝7時前に宿の朝食を摂り7 時35分に出発する。
この宿は芦屋川駅から30 分ほどの急登の上にあり、高座ノ滝登山口のそばにある。
登山口は石畳の広場になっていて、1 メートル四方の金枠の中で火が燃やされていた。
そのそばには男が3人腰 掛けていて、その中の一人は30 年来ここに来ていると話しかけてきた。
高座ノ滝は高さが10 メートルほどある赤石でその中心を白い水が流れ落ちていた。
ここから風吹岩まではロックガーデンと呼ばれている階段状の岩を行く、これを 登りきると風吹岩で、周囲には遮るものがなく名称の謂れが分かる。
眼下にはビル が建つ市街地と大阪湾が見えていた。
霞んではいるが湾には船が点在している。
登 山口の高座ノ滝方面も見え、歩いてきた道には岩が屹立していてロックガーデンと 呼ばれている意味が理解できた。
雨ヶ峠を通り、途中「本庄橋」を下に見て、この先の七曲と呼ばれている道を行 くのだがそんなには曲がってはいない。
この道は「魚屋道(ととやみち)」とよば れその昔、朝大阪湾の浜で獲れた魚を標高約900 メートルの六甲越えをして有馬温泉まで運んだ道だという。
歩を進めていくと突然行く手に自動車が通るのが見えて驚いたが、そこは頂上直下の「一軒茶屋」で、茶屋には自動車道が走っていた。
山の中にある茶屋とは趣きが異なり大きく立派な建物で食事なども商っている。
登山者の休憩場所にもなっていて、店内に入り持ち込んだ昼食のパンとチーズを食べ、コーヒを飲んでいると、わたしの前で二人の登山客が生ビールを飲んでいた。
このチーズを口に入れ、あのビールを二口飲んだらどんなに幸せかと思う。
六甲山最高峰に11 時40 分に着いた、記念写真を撮り紅葉谷(もみじだに)経由 で有馬温泉に下ることにする。
自動車道を5、6 回横切り極楽茶屋から紅葉谷道に入る。
空が暗くなりポツリと雨がきたが、頭上だけの黒雲なので通り雨と判断する。
紅葉谷はその名に相応しく、順光の紅葉、逆光の紅葉、そして紅葉からふる木漏れ日を浴びながら有馬温泉へ下って行った。
有馬温泉では「かんぽの湯」内にある 「金の湯」といわれる金色の温泉に入り、身体を温めながら今日歩いた道を辿っていた。
☆ コースタイム
大悲閣(7:35)高座ノ滝(7:40~7:45)風吹岩(8:35~8:45)天ヶ峠(10:45) 一軒茶屋(11:15~11:35)六甲山最高峰(11:40~11:50)極楽茶屋(12:35~12:40) 有馬温泉(14:05)



《南大菩薩 湯ノ沢峠~大鹿峠》
 11 月18 日(日) 晴れ
メンバー (L)吉田 高橋、尾辻、三好、鈴木 計5 人
―吉田(博)―
電車から見上げる空は予報と違って青空である。
今日のコースは先月歩いた大菩薩峠から湯ノ沢峠の続きで、大鹿峠まで行き笹子へ降りる。 笹子では大勢降りたが、甲斐大和駅で降りたのは我々だけである。
予約のタクシーで避難小屋のある湯ノ沢峠へ向かう車窓からは今日も富士が見える。
避難小屋より立派なトイレ前が駐車場になっており、車が3・4 台止めてある。 
猟銃を持った人が数人いる。猟期が始まったのだ。
身支度し、1・2 分で縦走路に出て右へ。
植生を守るためかロープが張られた草原を行くが、霜が融けてどろんこ道でぬるぬると歩きにくい。
トラバースぎみに山腹を巻いていくと富士が顔を出し写真タイムとなり、ひと息で大蔵高丸の山頂に着 く。
ぬかるみを下りカヤトの原を行くとハマイバ丸。
風は冷たくても日差しは暖 く、木々がざわめき銀色に輝くススキの波が寄せては引く。
笹をかき分け大きな石のある天下石を過ぎ、落ち葉でいっぱいの米背負峠を越して大谷ヶ丸の頂上へ。
先 客のパーティが食事の用意をしている。我々も少々早いが昼食とする。
切開かれている西面に向かって腰を下ろす。
富士は雲に隠れてしまった。記念写真を撮って乾 いてきた急斜面を下る。
曲り沢峠で田野への道を分け大鹿山は巻いて大鹿峠に向かう。
峠からは道幅も広 くなり時々はっとするような色づく葉もある道をだらだら行く。
杉の植林を抜けて舗装路に出、15 分も歩くと道証地蔵がある滝子山の登山口だ。
ここから駅までも長い。
笹子駅からの電車時間調整のため丁度開催されていた「笹一新酒フェア」に立ち寄る。
記名すると聞き酒用グラスを渡される。おでんや焼き鳥等もあり小腹 満たす。
ちょっと得した気分で、今日一番寒い駅のホームで電車を待つ。
☆ コースタイム
JR中央線甲斐大和駅8:40(タクシー40 分) 湯ノ沢峠避難小屋9:20 大蔵高丸 9:55/10:05 ハマイバ丸10:30/10:40 天下石11:05 米背負峠11:20 大谷ヶ丸 11:40/12:10 コンドウ丸12:45/12:55 曲り沢峠13:10 大鹿峠13:35/13:45 林道に出る14:20 道証地蔵14:35 吉久保入口15:20 笹一新酒フェア(電車時間調整)15:30/15:50 笹子駅15:55
☆ 費用
JR 新宿~甲斐大和1890 円 笹子~新宿1890 円 タクシー 甲斐大和駅~湯ノ沢峠避難小屋5460 円/台


《 南道志 鉄砲木ノ頭 》
11 月23 日(金・祝日) 晴れ
メンバー 高橋(L)、片倉、本多(正)、川端、大庭 計 5名 
-本多(正)記―
8:30にJR 御殿場線谷峨駅にて本日体験山行である大庭さんと落ち合いタク シーにて登山口のある浅瀬に向かう。
西丹沢一帯はたまたま今日が狩猟解禁日とのことで管理小屋で注意を受けた上登山ルート等を記した資料を貰い登山口に向か う。
道標の所から右に下がると世附川に掛かる少々頼りない吊橋を渡る。
植林の中を道標に導かれてしばらく歩くと山裾の所から登山道になる。
今日は典型的な晩秋の好天に恵まれ道一面に敷き詰められた落ち葉を踏みしめながら歩くのはまことに心地良い。
まさに山歩きの醍醐味である。
沢の流れを横切 って尾根に回り込むと展望が開け、丹沢方面の山並みが見えてくる。
やがて湯船からの林道に出ると世附峠に出る。
ここにはルート上これから先もちよいちょいお目にかかる色彩豊かな案内板があり眼を楽しませてくれる。
冠雪の富士山がきれいだ。5-6月頃はサンショウバラの群落がみられらしい。
不老山への道を左に分け樹林の中を進むと逢坂峠、登りがきつくなってくると尾根が細くなりロープの付いた急登をロープを頼りに登る。
白クラノ頭を過ぎ12時前に湯船山に着く。
ここで昼食、富士スピードウエイからの爆音が上がってきてな んとも耳障りだ。
ゆるやかなアップダウンの後明神峠を過ぎ一度車道に下り、すぐに階段を上がって車道の横を歩く。
登山道が続くが車道が横を走っているので雰囲 気は良くない。
やがて下り、車道を渡ると三国山への急登だ。
しばらく長丁場の山行をごぶさたしている身には結構こたへる。
三国峠を下り車道を反対側に渡り、鉄 砲木ノ頭に向かう。
細かな火山岩のような砂の道は少し歩きにくい。山頂には祠が あり眼下に山中湖がみえる。切通し峠をバス停のある平野に向かう。
久しぶりに長い距離を歩き、きつさを覚えたが好天と景観に恵まれ、充実感のある山行であった。
☆ コースタイム
浅瀬の登山口(8:50)-吊り橋(9:00)-世附峠(10:00)-白クラノ頭(11: 15)-湯船山(11:40)-(12:10)-明神峠(13:00)-三国山(13: 45)-三国峠(14:10)-鉄砲木ノ頭(14:25)-平野の下山口(15:15)
☆ 費用
小田急 新宿-新松田 750円 JR 松田-谷峨 190円 タクシー代 谷峨→浅瀬 4010円 高速バス 平野-日野バス停 1550円 モノレール 甲州街道-立川南 190円



携帯連絡帳の設定について  
はじめに 当会の特徴の一つとしてホームページによる交流が挙げられますが、情報弱者を 作ってはならないと常に思っています。当会の山行申し込みは原則として手紙か電話となっていますが、インターネットの普及に合わせ、当会HPからの申し込みやメールでの申し込みが多数を占めています。
しかしながら、携帯電話は所有していてもパソコンは所有していないかたも大勢 おられます。これらの方は携帯メールを主に使われていますがリーダーが携帯メールを使っていない場合や携帯アドレスが判らないときは申し込みができません。
先月に新設した「携帯連絡帳」は携帯電話からもパソコンからも読み書きができ ます。
したがって、携帯電話をお持ちであれば、「携帯連絡帳」に書き込むことに より参加の意思表示をすることが出来ます。
パソコンをお持ちでない方には、この 方法をお薦めします。パソコンがなくても携帯電話により交流の輪に入って頂くこ とが狙いです。皆様において、ぜひ活用いただかれることを願っています 「携帯連絡帳」のURL は、 http://r-p.homeip.net/kozanko/epad/epad.cgi です。右記のバー コードを携帯電話から読みとるとURLが表示されます。 携帯連絡帳の使い方(i Mode を例に)
1.最初の画面 携帯連絡帳URLから接続すると、右下の画面が最初に表示 されます。画面を下げていくと投稿された文章を読むことが 出来ます。
投稿したい場合は、投稿にカーソルを合わせ決定すると次 の画面が表示されます。
2.投稿の画面 画面に、名前、Email、題名、削除キ ー、コメントの枠が表示されます。名前 と題名、削除キー、コメントは必須ですが、Emailは記入しな くても差し支えありません。 削除キーは任意の英数字を入れてください。簡単な数字を 入れることをお薦めします。削除キーは投稿した文章を削除 するときに必要になります。コメントを書き終えたら、投稿 にカーソルを合わせ決定すれば完了です。
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※ お知らせ
1)19年度2月第2例会が下記のように変更になりました。
・【桐生・吾妻山 担当=高柳】→【栃木・晃石山 担当=高橋】
 2)受贈会報「木鶏」2007年12月号


【Wakurouの山名考】
話は変わってコーヒー豆にブルーマウンテンとかキリマンジャロとかがあるが、いずれも山の中腹のプランテーションで栽培されている豆のことである。 ジャマイカの山をブルーマウンテン山と言い、アフリカの山をキリマンジャロ山と 言う。Kilma 「輝く」、Njaro「山」だそうで、本当はキリマ山でいいのだが。 ブルーマウンテン山もブルー山であるが、日本人は現地の呼び名に「山」をつける。 古代の山の名を後世の人が聞いて、やはり現地の呼び名に「山」をつけたと考えて もおかしくはない。「○倉山」とか「○峰山」とか「○妻山」とか「○岳山」と言 うのがそれである。では「岳」とか「倉」とかはどう解釈するのと聞かれそうであ るが、後にしよう。「タワ」。奥多摩の地図には「タワ」とうカタカナで記した地 名が多い。峠の箇所を指している。タワむとは、水平なものに上から圧力がかかる と真ん中あたりがへこむ様子を言う。もう、お気づきだろう。真ん中のへこんだ所 が「タワ」。「岳」はタケーから。そんなバカな、タケーは現代の若者言葉、昔か らあるわけじゃないって。そうだろう。しかし「高(タカ)」は昔からある言葉だ からなまって「タケ」になっても不思議ではない。「倉」。垂直な山肌を見るとク ラっとする。クラクラするとは、垂直のものが揺れる感じを言うから、クラは垂直 を言う。「クラが建つ」というのは、垂直な高い建物が作られることと解釈できな いだろうか。名詞に「む」や「る」をつけると動詞になる。 名詞「タワ」に「む」をつけるとタワむという動詞に、同じように「ツム」に「む」 をつけるとツムむ=ツマむになる。「クラ」に「む」をつけるとクラむ。高いとこ ろは目がクラむ。 「丸」。城の天守閣や塔楼があるところを、一の丸、二の丸、と言う。「丸」は高 い場所を指すのは間違いない。 名詞「ウネ(尾根)」に「る」をつけて動詞にすると、ウネる。名詞「ツム(頭)」 に「る」をつけて動詞にすると、ツムル。それが訛ってツマル。ツが取れて「マル (丸)」。この解釈は乱暴かな。 次号に続く