山  旅
会報 No.181
好山好山旅会
H.21.3 
 

                                             

   平成21年 4月例会山行計画
第一例会 4月11日(土) 中央線の山 矢平山 担当者 高柳
第二例会 4月18日(土)~19日(日) 新潟の山 坂戸山・二王子岳 担当者 八木
第三例会 4月25日(土) 奥武蔵の山 大持山~子持山 担当者 白井
第四例会 4月25日(土)~26日(日) 滋賀県の山 赤坂山・大谷山 担当者 清水(ふ)
 
 
 
 《日光の山 鳴虫山》  
平成21年2月の例会報告
平成21年2月7(土) 晴れのち曇り
参加者 大田(リーダー)、 村上、 本多(正)、 早川、 土方、 成田、 武田  計7名
-大田 記-
先着していた仲間と合流して歩き始めたのは9 時40 分だった。
今日の参加者は男性6名に、 女性は武田さんのみであった。
2月の日光ともなれば、水は凍り、道も凍っているだろうと 想像していたが、近年の暖冬のためか、それほど寒くはなかった。
駅前の大通りを東照宮の 方に向かい10 分ほども歩くと消防署の火の見櫓の見えるあたりで左折し、さらに右折して歩 くと、すぐ左手に登山口がある。
ひと登りすると、小さな石碑があった。続いて分岐を左に 折れ、軽いアップダウンを繰り返しながら登りついたところが標高839mの神ノ主山であった。
ここは遮る木もなく、赤薙から女峰、大真名子、小真名子、男体山の雄大な景色が見 える。行く手の鳴虫山への登りは大変なようだが、いざ取り付いてみると思ったほど苦には ならなかった。
やがて登りついた鳴虫山の頂上は南北に細長く10 名程の先行者が食事をしており、我々もここで食事を取ることにした。
1 月に下見に来た際には頂上には、雪が10cm ほども積もっていたのに、2 月なのに雪はまったくなく、道も凍っていなかった。寒くなか ったのは幸いであったが、明らかに暖冬の影響を受けていた。
頂上には展望台が作られており、霧降高原から女峰山を経て男体山に続く稜線は白く、雪を抱いており美しかった。
頂上 からの下りは大きなガッチリした急階段から始まった。
いくつかの瘤のようなピークを越え たところが合峰であった。
ここから北へは銭沢不動への道があるが、そのまま真っ直ぐに下 って行き、登り返したところが925m の独標で最後のピークだった。
ここからはひたすらに 下ると林道の終点であり、自動車専用道路の下を潜って発電所の用水路に出て、大谷川の岸 に下りたところが含満淵だった。
右側には赤い帽子を被ったお化地蔵が多数座っている様は壮観で、左側には大谷側の奔流が激しく下ってくる景勝地で暫しの間、寛ぐことができた。
やがて橋を渡って対岸に出て少し歩くとバス停があり、バス待ちの時間も短かったので、金 谷ホテルでパンを買うという土方さんと別れてバスで東武日光駅まで向かった。

コースタイム
東武日光駅(9:36)神ノ主山(11:20~26)鳴虫山(11:35~12:05)925m 独標 (13:00~10)含満淵(13:50)バス停(14:10)国民宿舎(17:00)
費用
東武浅草駅~東武日光駅(往復) 運賃 5,240 円(2,620 円×2)
 
 
 
 
 《奥多摩 九竜山~中尾根》
2月15日(日)
参加者 (L)原田、小野、中村、高橋、梅沢、川端、鈴木 武田  計8名 
―原田 記―
奥多摩で雪山ハイクをという目論見はこの暖冬で見事に打っちゃられた。
登路の江戸小屋尾 根は約3時間で稜線に着くが、前半かなりの急登にアルバイトを強いられる。
九竜山もその先の江戸小屋山も通過点のような緩やかなピークである。
降路のクロノ尾山から派生してい る中尾根は,降り口がやや急だが、あとは植林帯を問題なく下って、約2時間で車道に着く。
途中新旧の祠があり、小さな動物の石像が何体も。これは、犬か狐かで盛り上がったのだが、 結局半々だった・・。
見るべきものが無かったせいか、いや皆が健脚だったせいか、下見より1時間も早いバスを悠々キャッチ。
明るい武蔵五日市の駅で解散となった。登路、降路とも地図に無い静かなマイナール-トを私たちだけで楽しんだということで、良しとしましょ うか。

☆ コースタイム
病院前(8:45)→鉄塔(9:25)→九竜山(10:40-10:45) →江戸小屋山(11:15)→鞘口山(12:00-12:20)→クロノ尾山(12: 40-12:45)→ウッデイハウス(14:35)→神戸岩入口バス停(14:55)
☆ 費用
JR立川→奥多摩 620円 武蔵五日市→立川290円 バス奥多摩→病院前 170円 神戸岩入口→武蔵五日市 580円



《大菩薩 小倉山》
2 月22 日(日) 晴れ
参加者 (L)原田、 広瀬、 鈴木、 吉田(博)、武田 計5 人
―鈴木 記―
ザゼンソウのイメージが大きく変わった。もっとひとりひっそりと座禅を組んでいるのか と思いきや、まあこんなにたくさん、禅どころじゃないでしょう。
見ごろにはあともう少し、 きっともっと賑やかになりそうです。
小倉山ハイキングコースは短いながらも、充実のアッ プダウンが続き、お昼の豪華おうどんランチを美味しく頂きました。ふわふわ枯葉の絨毯を かき分け、最後は美味しいお買い物をして、満足の山行となりました。

☆ コースタイム
ザゼンソウ公園パーキング(10:00)→自生地散策約30 分→小倉山 (11:02-11:30)→上条峠分岐付近でお昼(12:32― 13:40)→パーキング(14:15)
☆ 費用
JR高尾⇔塩山 1110円x2 タクシー代塩山⇔ザゼンソウ公園 1970円(1 台)x2 
☆ その他 休日は園内の売店と公園前の山本ファームの売店が開かれ,地場産の お土産が買える。
 



《道志 今倉山~菜畑山》
平成21 年2 月28 日(日) 曇り
メンバー (L)吉田(博) 、高橋、鈴木、土方 計4 人
-吉田(博)-
都留市駅に着いた時は雨。道坂トンネルの登山口に着くまでにはあがりましたが、雲はか なり低い位置にあるようで、青空はその上です。
里の雨は山では雪であたりは真っ白樹氷がきれいです。
計画で登りに予定していたコース は、今年1 月に下った人のネットの情報より荒れていることや雪が降ったこともあって、すんなり正規のルートに変更。
今倉山までは先行者1名の足跡があるものの、その足跡は二十六夜山へ向かっており、菜 畑山へはトレースなしの道を気持ちよく歩いていきます。
新雪は5~6cm 位で八ヶ岳のよう なさらさらの雪ではなくちょっとしめっぽい雪です。
それが落ち葉に乗っているので下りに 安易に足を出すと落ち葉が滑って恐いです。
特に菜畑山からテレビ中継塔までの急坂は慎重に足を運びました。
最後までアイゼンをつけずに歩きましたが、みな1度はどこかで転んだ かな?
菜畑山から見えるはずの富士山はもちろん目前の大室山も上3分の1は雲の中でした が、風もなく誰にも会わず静かな雪山を楽しむことができてよかったです。

☆コースタイム
都留市駅(タクシー30 分) 道坂トンネル登山口9:25 今倉山と御正体山分岐9:40 今倉山10:30~40 水喰の頭11:35~12:00 菜畑山12:35~50 テレビ中継塔13:10~15 曙橋14:00 (タクシー55 分) 谷村町駅
☆費用
JR 高尾~都留市1020 円谷村町~高尾1020 円 タクシー 都留市駅~道坂トンネル4130 円 曙橋~谷村町駅6200 円



※ お知らせ
1) 受贈会報「木鶏」2009年3月号
2) 3月第一例会の小倉山は2月に実施。