山  旅

会報 No.187
好山好山旅会
H.21.9 
 

                                                  

 

  平成21年10月例会山行計画
第一例会 10月2日(金)~4日(日) 東北の山 岩木山・八甲田山 担当者 清水(ふ)
第二例会 10月10日(土)~11日(日) 吾妻連峰 一切経山~西吾妻山 担当者 八木
第三例会 10月16日(金)~18日(日) 関西 釈迦ヶ岳・八経ヶ岳・弥山担当者 清水(ふ)
第四例会 10月24日(土) 奥秩父の山 曲岳・黒富士 担当者 吉田(博)
第五例会 10月31日(土) 茨城の山 筑波山 担当者 土方






《 飯豊連峰 朳差岳~大日岳~飯豊山 》
平成21年7月の例会報告
参加者 清水(ふ)[L] 中村 片倉 梅澤 川端 鈴木 武田 船生 計8 名
7 月23 日(木)天気 曇り
-武田 記-
奥胎内ヒュッテに一泊し翌早朝マイクロバスで松の尾根登山口に着く。天気は曇り。
梅雨明け していない時期で曇りは出足好調である。
いきなり登りがはじまり、一箇所足場の悪い岩場があったが、コースタイムどおり順調に進む。 曇りであるが湿度が高いせいか、汗が顔からしたたりおちる。
大石山に着いたの はちょうど昼 時。ここから鉾立岳を経て杁差岳をめざす。
霧がでて、花は楽しめたが、中々眺望が得られない。 霧のかなたお花畑の向こうに避難小屋が見えた時はうれしかった。やっと着いたという感じだ。
水を汲んだあと、杁差岳山頂に登る。やはり霧で眺望は得られなかったが山頂の草の上で寝そ べりそれで満足だった。
7月24 日(金)天気 雨のち曇り
-鈴木 記-
いよいよ今日から飯豊縦走の始まりである。 どんより曇り空に朝日が差し、目指す山なみに虹がかかった。歓迎のアーチ。
頼母木小屋、門内小屋を経て梅花皮小屋までの行程である。
小雨がぱらつき雨具をつけ、昨日ようやくたどりついた大石山までもどる。 途中、ピストンの2 パーティーとすれちがう。
大石山からはゆるやかな広い尾根を行く。イブキジャコウソウをここだけでみつけた。
雨は上がり、時折青空ものぞかせている。視界は良好、遠くに佐渡島や粟島まで見えている。春に訪れた二王子岳もよくみえている。
尾根の中腹に立つ頼母木小屋は、小屋まで水が引かれてい る。水を補給しトイレでは自転車こぎをして、おじさんに見送られ出発。
頼母木山から地神山の途中でイイデリンドウを発見、「見っけ」と喜んでいたら山頂付近に淡いブルーのかわいらしい花がそこかしこたくさんに咲いていた。
尾根道には色とりどりいろいろな花が咲いていた。ヒナウスユキソウ、ミヤマクルマバナ、ク ルマユリ、タカネオミナエシ、ハクサンフウロ、ヒメサユリ等々さすが花の山である。
地神山で丸森尾根、胎内山手前で梶川尾根を分け、はるか下方に飯豊温泉を見ることができた。
単独行の男性とすれ違う。飯豊温泉まで下りるとのこと、他は誰も歩いていない。
小高い丘の上に門内小屋と鳥居の立つ門内岳山頂がみえている。水場は少し離れているらしく 草原に何本かの道が下方に続いている。門内小屋で昼食。
お天気は雨が時折ぱらつくがひどく降ることはなく、ガスってもしばらくすると晴れてくると いう状態でおおむねラッキーであった。 重い荷物にもめげずみんな調子良く歩いている。
北股岳でもガスっていたが、梅花皮小屋方面からきた男性の、「あと少しですよ」の言葉に元気を出して 歩く。そして30 分の下りで今日の目的地、梅花皮小屋に無事到着。
梅花皮小屋では1階を悠々と占領し、2 階はツァーが2 組、大賑わいになった。水場は水平道で 40 メートルほど行ったところ、勢いよく流れていた。おかげでN さんのおそうめん のご馳走にありつけ、大満足して明日に備え早め休んだ。
7 月25 日(土)天気 曇りのち晴れ
-川端 記-
風がやや強いが今日もご来光を見る事ができた。行く手はガスがかかったり取れたりするが、遠方 の山は時折雲海の上に頭を覗かせ、二王子方面は常に姿を現している。
だが大日岳方面だけは雲に覆 われたままである。このまま視界が悪ければ大日岳は登らず直接飯豊本山から本山小屋へ向かう事に なっているのだが、次に来れる機会があるかどうかわからないので出来れば登りたい・・。
昼頃には雲も移動するはずと思いながら先に進む。アップダウンもさほど無く、涼しいので順調に進む。御西小屋に10時前に到着したので、希望者は14時迄に戻るとの時間制限で登る事になった が他の登山客より今日は飯豊小屋も切合小屋も満杯だと情報かあり、初めの計画通り御西小屋に泊ま る事で最終決定をする。
それならばと全員荷物を軽くして大日岳へ。 歩き始めたらなんと陽が射し青空が・・。暑い!重いザックを背負っていたらバテバテになってい たはずだ。
頂上は風も無く今日歩いて来た主稜線が良く見える。 今日は、御西小屋までの行動時間が短かかった事、残雪が少なくアイゼンが要らなかった等で楽な 行程の一日であった。
明日は行動時間が長いので早めに夕食を取り、身動き出来ない程のスペースの中シュラフに入る。
7 月26 日(日)天気 曇り時々晴れ
-片倉 記-
山小屋の朝は早く、御西岳の山小屋の外に出ると、昨日登った大日岳は霧の中で見ることが出来ま せんでした。御西岳を登りの時に一瞬の間です、朝日の磐梯山が見えました。とても綺麗で爽やかな 印象をもらいました。また草月平はお花畑でニッコウキスゲ、ミヤマリンドウなどが咲いていました。
飯豊本山の山頂は360 度の展望が広がると思っていましたが、去年も飯豊の山頂は霧の中、今年も 飯豊の山頂は霧の中、何もみえませんでした。残念です。
飯豊本山小屋に着き、朝食を取り、昨日の 御西小屋では飯豊本山小屋はいっぱいなので御西小屋に泊る事になりました。それなのに飯豊本山小 屋はガラ空きの事でした。御秘所の岩場は花崗岩の岩場です。岩場を越えてから一休みしました。
少し歩いて老地蔵が有りました。草履塚の周りは雪渓です。雪渓をストックを使って滑らない様に 一つ、休んでもう一つ。雪渓から山道になるまでの間は横たわった濡れた草の上を歩く為、滑り安く 危ないです。でも、周りはお花畑です。
切合小屋は水があり一休み、雪渓を2 カ所ストック使って慎重に歩きました。シラネアオイ、ヒメサユリのお花畑です。沢の源流をまたいで、水を飲んで、顔洗 ったりタオルを濡らしたり、イワイチョウ、ハクサンコザクラが咲いています。
お坪ではマツムシ草 が咲いています。お坪から地蔵岳は傾斜の少ない尾根を歩きます。
地蔵岳は三角点の山頂で正面にど っしりと飯豊本山をながめました。 地蔵岳から御田までの間は高度も下がり暑くなって来ます。御田では小湿地で一休みしました。
サンゲ坂の急坂は岩溝をロープが張って有ります。サンゲ坂を下がる時に急に雨が降って来ました。皆、 慎重にロープつかんで下ります。どんどん高度を下げて暑い中、大日杉小屋に着きます。
今回の山、 お花畑でもう一度花に逢いたいです。
※ 追記 昨年個人山行で、飯豊山(大日杉~飯豊山荘)をまったく同じ時期に歩きましたが、梅雨が明けずに、低気圧が停滞して、飯豊本山手前で、一日早く山を降りることにになりました。 今年はその経験を生かして、好山好の例会として、やらせてもらうことになり、一番の目標、 大日岳を全員で登頂することができました。
飯豊山は標高が低いので、真夏では、暑すぎるし、梅雨時では、どしゃぶりの危険もありで、 登るのによい時期は、難しいですが、今回も、梅雨明けはしてないので、霧が出ることは多か ったのですが、それが返って涼しくて、歩きやすかったです。
しかも、眺望もいがいと良く、 日本海に浮かぶ船やコンビナートも見ることができました。 
夜行を使わず、一泊目に胎内ヒユッテに泊まり、皆の体調もよかったので、計画どおりの山 行ができました。雪渓歩きも雪が少なくて、アイゼンを付ける必要がなかったので、時間のロ スも無くてよかったです。
山情報を下さった、豊岡様、お天気情報を細かく携帯におくってく れた高橋様、ご協力ありがとうございました。 清水(ふ)記
☆ コースタイム
23 日
奥胎内ヒュッテ(5:50)足の松登山口(6:00)ヒドン峰(9:00)イチジ峰(10:38) 大石山(12:10~12:25)エブリ差小屋(14:30)
24 日
エブリ差小屋(5:05)大石山(6:45) 頼母木小屋(7:35~7:55)地神北峰(9:05)
扇ノ地紙(9:27) 門内小屋(10:58~11:30)北股岳(12:45) 梅花皮小屋(13:20)
25 日
梅花皮小屋(5:00)烏帽子岳(6:10)御手洗ノ池(7:40)天狗の庭(8:40)
御西小屋(9:50~10:25)大日岳(11:50~12:20)御西小屋(13:55)
26 日
御西小屋(4:35)飯豊山(6:10)本山小屋(6:30)切合小屋(8:50~ 9:15)御坪(10:13)地蔵岳(12:10~12:20)大日杉小屋(14:45)
☆ 費用
交通費 JR電車代 往路(東京~中条 新幹線特急券含む)10390 円
復路(米沢~東京 新幹線特急券含む)9330 円
ジャンボタクシー代 (中条~奥胎内ヒュッテ)12170 円 (大日杉~米沢駅)24190 円
奥胎内ヒュッテ~足の松登山口 バス代300 円 避難小屋協力金 梅花皮小屋 1500 円
御西小屋 2000 円 奥胎内ヒュッテ宿泊代(一泊2 食付)7000 円
ルシオーレ小野川 入浴料 400 円




 《 霧ヶ峰 蓼科山~八島湿原 》
平成21年8月の例会報告 参加者 土方(L 代行)、高橋、吉田(博)、吉田(美)、広瀬 計5名 8月1日(土) 曇り
- 土方 記 -
リーダーである清水(裕)さんと延命さんが諸事情のため山には登らず、宿で合流することに なり5名のメンバーで登ることになった。
天気はいまいちであったが御泉水登山口を出発する時 は青空ものぞいていた。
登山口から1時間半で将軍平へ到着。 将軍平から山頂までは岩場の多い急な登りで足場も悪く神経を使ったが、いい塩梅に雲も切れ てまわりの景色も望めるようになった。
1時間ほどで蓼科山山頂に到着、ここで昼食休憩。
雲の 移り変わりは速く山頂からの展望はなかった。40分ほどの休憩の後、来た道を戻るのだが地図 を見ると将軍平から前掛山経由でも御泉水登山口に戻る事ができ時間的にも30分程度のオーバ ータイムであることから相談の結果、前掛山経由で帰ることにした。
将軍平から大河原峠への分岐までの尾根道は北八ッ岳特有の雰囲気があり縞枯れの森の中を歩 く気持ちの良い道であった。
前掛山の山頂は気付かず過ぎてしまったが、ここから先は石楠花の木が群生し道を覆い隠しており非常に歩きにくかった。満開の時期に来たらさぞ綺麗であろうと思われた。
石楠花の薮を通り過ぎた辺りから雲の具合が悪くなり大粒の雨が落ちてきた。土砂降りの中、40分ほど歩くと林道に到着。
20分ほどで駐車場に到着した。 宿に着くと、先に到着していた清水さん、延命さんが待っており夜は美味しいフランス料理と 楽しいおしゃべりを堪能した。
☆コースタイム
御泉水登山口(9:30) 将軍平(10:55) 蓼科山山頂(11:40―12:25)
将軍平(13:00) 大河原峠への分岐(13:30) 御泉水登山口(15:30)





《 南アルプス 仙丈岳~塩見岳 》
参加者 八木(L)村上 中村 吉田(博)梅澤 原田 武田 船生 計8名
8月13日(木) 天気 曇り
-八木 記-
甲府駅から広河原行きのバスに乗車。後続の二台目のバスは10分遅れで10時10分に出発。
先頭のバスと共に広河原に到着し、北沢峠行きのマイクロバスに乗り換えて到着後歩き出したの が13時ごろ。
空を見上げれば朝方の青空は跡形も無く消え、曇り空に一変していた。
林道を少 し進んで大平山荘を指す標識で下り坂へ。大平山荘で標識の藪沢、仙丈岳を示す方向からシラビ ソ、コメツガなどの針葉樹林帯の中に入って行く。
沢を越したらわずかの間だけ右側で見通しの きく低木に変わるが、また針葉樹林の中に入ってジクザクの登山道を辿る。
歩き出して1時間後 に沢音が聞こえ、この辺りから尾根道そしてすぐジクザクの斜面の登りに変わる。 この間に足元ではイチヤクソウ、セリバシオガマ、アリドウシランが咲いていたとか。
高みか ら右側に白くはじけた沢を覗くことができ、やがて登山道は薮沢に行き当たり、沢を丸太で越し たその場所で休憩を取ることにした。
ここから藪沢の左岸を登って行くことになるが、この沢沿 いの登山道は一歩踏み出したと同時に周りがお花畑だ。
イワオトギリ、ヤマハハコ、タカネグン ナイフウロ、センジュガンビ、タカネナデシコ、ヨツバシオガマ、ウサギギク、ハクサンフウロ などが咲き、振り返ったら鋸岳の稜線に雲が重くのしかかっていた。
五合目、馬ノ背ヒュッテの 標識で藪沢から離れ、10分も登って行けば馬ノ背ヒュッテに到着である。
小屋の混み具合を聞いたら、今日は空いているとのこと。
休憩を少し取ってから鹿柵のしてあ る斜面を登って行き、ほどなくハイマツ、シャクナゲの覆う尾根に出る。
後方ではたおやかな尾 根がガスで見え隠れしているが、ここを北上したところに馬ノ背があるらしい。高山植物も多彩、 とエアリアマップ付属の小冊子に載っていることに気付いたのは登り終えてから。
仙丈岳に登るのは始めてではないが、三回目でも相変わらずいつもの調子で行き当たりばったりの山行だ。
前方の視界はガスがさえぎって見えるはずの仙丈岳はほんの一時も姿を出さず、仕方なく視線を足元に落すだけになって歩けば次第に花を目にする。この辺りの登山道の周辺もお花畑のよう だが、チングルマがまだ咲き残っていた。
水場を少し越したところに仙丈小屋が建ち、今夜は布団一枚でゆっくり眠れるとのことだ。
8月14日(金) 天気 曇り後晴れ
-船生 記-
昨日の一面のガスがうそのように足元の谷まで雲海が広がり素晴らしい一日の予感。この出会 いがあるからガスの中、登ってきたかいがあるのだと。
目の下一面の雲海の上に甲斐駒ケ岳が目の前にせまり、その奥に八ケ岳、遥か遠くに北アルプスの槍ヶ岳、中央アルプスとそうそうたる 日本の屋根が聳え雲海の上と下とを分け下界は雲の中。これからの南アルプス縦走の幕明けに期 待できそうだ。
水の豊富な仙丈小屋を後に花と眺望を楽しみ仙丈ヶ岳山頂へ。
ここでこれから進む三峰岳(ミ ブダケ)・塩見岳を眺め緑濃い山並の中に延々と続く仙塩尾根を確認。この足でこれからニ日間歩 くのだと言い聞かせ岩場の稜線を進み大仙丈岳へ。
ここから先はゆるやかな斜面を下り所々色鮮 やかな花で 彩られ 途中ガレ場を横切り稜線に移る大部分は深い樹林におおわれ静かな尾根を歩き林床にはシダや コケが生え南アルプス独特の雰囲気が漂うコースで半湿原の苳(フキ)の 平を過ぎ伊那荒倉岳へ。
ここから下り高望池を過ぎ樹林の中ゆるいアップダウンを繰り返し露岩の上に出る。
これが独標のようだ。いつの間にか雲が湧き上がって来て北岳の山頂を眺めることは出来なかった。
しばらくシャクナゲやハイマツ帯を下り野呂川越へ。ここからひたすら樹林に囲まれ暑さもや わらぎ森林浴のシャワーを浴び 途中高山植物を愛でながら標高差が大きく 体力勝負の潅木のヤセ尾根の急登をこなし間ノ岳から派生した稜線にでる。
農鳥岳が正面に聳え岩場を登り三峰岳に着く。
小さな岩峰でも標高2999㍍ある。ここからガラガラの岩尾根を下りハイマツ帯の台 地状の三国平に至る。
そこからすぐに樹林のなかに入って急降下するとお花畑の井川越だ。
まもなく草地の熊の平小屋にでる。ここも水が豊富でデッキなどがあり安らげる山小屋だ。
一日縦走 の楽しみを味わい延々と言う言葉がピッタリの仙塩尾根半分を歩き 静かな尾根を踏破して南ア ルプスの真髄にふれいずれ巨大山脈をつなげて歩いてみようと思った。
8月15日(土) 天気 晴れ後曇り
-武田 記-
早朝あかるくなり熊の平小屋を出発する。
樹林帯の中アップダウンを繰り返し塩見岳にちかず いていく。左手に」農鳥岳、前方に塩見岳と展望の良い竜尾見晴をとおり、北荒川岳に着く。
山 頂は広く平坦、前方に塩見岳、今日は富士山まで見える。 足元に目を移すと、崖のところにピンクの花が見える。タカネビランジだ。歩くにつれ広いザ レ場ではあちこちとタカネビランジがジャコウソウとともにさいている。皆で歓声をあげながら、 しばし写真タイムである。
ここを左に下るとマルバタケブキのお花畑が広がる。その中にはハク サンフウロ、タカネコウリンカなども見られる。マルハタケブキは一輪だとあまりかわいい花と はいえないが群生しているとなかなか見ごたえのある花である。青空のもと黄色いお花畑のなか をゆるい傾斜を登るのは、とても気持ちが良い。
再び稜線にで、ハイマツ帯を超え、北俣岳分岐を過ぎると、前方に塩見岳。山頂は雲に隠れて しまったが、それに続く白い細いみちが見える。
稜線を境にして右側は白く霧、左側はクリアー で深い緑。その均衡がくずれどんどん霧が稜線を越えてくる、そのなか、のぼりつめると塩見岳 東峰につく。
雲、霧で眺望なし。崖の岩場にイワオウギがさいているのが唯一の救い。
昼食をと り西峰をこえガラ場を下る。緊張しながら、落石に注意し両手足を駆使し岩場をくだるのは、怖いながら楽しい。無事塩見小屋に着く。
ここから本谷山、三伏山、をとおり三伏峠小屋へと行く。
思った以上に登降を繰り返し長い道のりだった。三伏山を下り色とりどりのテントが見えたとき は本当にうれしかった。 
8 月16 日(日) 晴れ
-梅澤 記-
昨日の夕方からの大雨が明け方まで続き、お天気続きの山行も最後は雨に降られて下山かなと 思いながら目を覚ます。
今日は5 時に朝食、6 時出発の予定。 幸い、早朝に雨は上がり、元気な新人会員のF さんとT さんは朝食後、小屋からすぐそばの塩見が間近に見えるという三伏山に登ってくると出かけた。
残りのメンバーはのんびりとコーヒーを飲み、塩見の写真を撮りながら出発を待つ。結果的には 今日が今までで一番の良い天気となり、またお盆のため、道路工事が土日の2 日間お休みとなり 鳥倉の登山口から伊那大島駅までバスが出てラッキーだった。
小屋の主人?に集合写真を撮ってもらい行程は2 時間くらいでただまっすぐ下ればバス停と言 われ、9 時25 分のバスに乗るため6 時に出発。 残念ながらお風呂に入る暇はないので、汗をかかないようにのんびり行こうということで途中 お花を見ながら花博士のH さんに花の名前を教えてもらい皆でお勉強。
錫杖草(シャクジョウソウ)というぎんりょうそうに似た珍しい花の名前を教えてもらい皆大喜びで写真に収める。バス停まであと30 分というところからが長く、結局汗をかきながら降りて バス停に着いた。
待っていたバスに一番乗りで荷物を置いた後、また皆で外へ出て、のんびりと コーヒーを飲んでから帰路についた。 昨日までの行程は忙しく、小屋に着いたらすぐ食事をし、バタンキューといった感じだったが、 最後の日は久々にのんびりでき、バスの車窓からの天竜ダムの眺めも素晴らしく私にとってはき つかった縦走コースの疲れを癒してくれる日となった。
☆ コースタイム
8月13日(木)
北沢峠 13:00 馬ノ背ヒュッテ 15:30~15:40 仙丈小屋 16:45
8月14日(金)
仙丈小屋 5:25 仙丈岳 5:50~5:55 大仙丈岳 6:30~6:40 苳ノ平 8:15
伊那荒倉岳 8:50~8:55 横川岳 10:20 野呂川越 10:45 昼食(11:00~11:25) 2699m点 13:15 三峰岳 14:55 三国平 15:50~15:55 熊ノ平小屋 16:25
8月15日(土)
熊ノ平小屋 5:00 安倍荒倉岳 5:40 小岩峰 6:45 北荒川岳 8:05~8:15 塩見岳東峰 10:45~11:20 塩見小屋 12:30~12:40 本谷山 14:15~14:30 三伏山 15:25 三伏峠小屋 15:35
8月15日(日)
三伏峠小屋 6:05 水場 7:05 豊口山コース登山口 8:45
☆ 費用
甲府駅~広河原~北沢峠 バス代=1900円+750円 豊口山コース登山口~伊那大島駅 バス代 2460円




《 御坂山塊 毛無山~十二ヶ岳~鬼ヶ岳 》
8 月23 日 (日)晴一時小雨
参加者 L.原田 高柳 小野 斉藤 中村 高橋 八木 武田 計 8 名
-高柳 記-
早朝の河口湖駅で下車し、タクシーで文化洞トンネルバス停に9 時25 分に到着。
そこには車で 到着した男性2 名が待機していた。本日の参加者女性5 名、男性3 名が揃った。
駐車場の脇から毛無山の登山道に入る。毛無山までは以外と急登である。
今日は花博士が多く 道々の花々、これから咲く花の説明が続く。これほど多種の花が咲き、やがて咲いてくる花が山 にあることを知らずにいた自分を恥じた。
毛無山山頂には10 時50 分に着いた。下には河口湖が 見えているが靄がかかっている。ここで女性1 名が体調が優れないというので、女性2 名で登っ てきた道を戻ることになった。休憩のあと11 時に女性3 名、男性3 名で十二ヶ岳に向けて出発す る。
コース上には「一ヶ岳」から「十二ヶ岳」までの大きな標識があり心強い。
六ヶ岳を11 時30 分に通過する。十二ヶ岳山頂付近は雲がかかっていて一雨くる気配。
十一ヶ 岳にくると眼前に十二ヶ岳の山頂部が姿を現した。
まるで一角獣の角のようで、高さが50 メート ルぐらいはありそうな威圧感で、登山道は全く窺うことができない。
ここ十一ヶ岳の下りは岩場がキレット状になっている。長く感じる鎖場を最低鞍部まで降りる と、不安定な金属板の吊り橋があり、渡り切ると十二ヶ岳の登りが始まる。
ロープや鎖を使って ひたすら岩を攀じるが、幸いなことに手懸かり、足懸かりが多く問題はない。 登り切った頭頂部の広い場所で昼食にする。
昼食後少し歩き十二ヶ岳山頂には12 時30 分に着 いた。
祠の前で記念撮影し早々に下りに入る。
下りもロープが次々と現れ、片手にロープを握り 手足を延ばし蜘蛛男のように下る。鞍部から少し登りかえして岩尾根を行くと節刀ヶ岳への分岐 である金山に着いた。
ここは岩稜を歩いてきた身にはやすらげる尾根である。
鬼ヶ岳までは激しい上り下りもなく13 時50 分に着く。
好天であれば360 度の展望が得られる 山頂であるが、今日は雲があり遠景は望めない。14 時に出発する、これで下山後の16 時台のバス に間に合うとリーダーがいう。その後のバスは18 時とか。
案内書に「お花畑」とある雪頭ヶ岳を 14 時15 分に通過し、漁眠荘バス停に15 時40 分に下山した。
広い駐車場にはきれいな洗面所があ り、顔や腕を冷たい水で洗い、シャツを着替え、心地よい風に吹かれながらバスを待った。
☆ 出合った花々(原田記載):70種もあったので、ベスト5を。 ①オオナンバンギセル ②レンゲショウマ ③トダイハハコ ④ミヤマママコナ ⑤ハンカイシオガマ
☆ コースタイム
河口湖駅 8:40 着タクシー8:50 発 文化洞トンネル駐車場 9:25~9:35 毛無山 10:50~11:00 六ヶ岳 11:30 十二ヶ岳 12:30~12:35 金山 13:20~13:25 鬼ヶ岳 13:50~14:00 雪頭ヶ岳 14:15 漁眠荘バス亭 15:40~バス16:15 発 河口湖駅 16:40 着 ☆ タクシー 河口湖駅 → 文化洞トンネル 約2,700 円/台



※ お知らせ
1)♪♪新しいお仲間、明見(あけみ)信子さんが入会されました。♪♪ よろしくお願いします
2)受贈会報「木鶏」2009年9月