山  旅

会報 No.190
好山好山旅会
H.21.12 
 

                                                  

 

 平成21年1月例会山行計画
第一例会 1月 9日(土) 新年山行 箱根の山 矢倉岳 担当者 白井
第二例会 1月17日(日) 三浦半島 鷹取山 担当者 清水(ふ)
第三例会 1月30日(土)~31日(日) 八ヶ岳 黒百合平~天狗岳 担当者 清水(ふ)





 《 茨城の山 筑波山 》
平成21年10月の例会報告
参加者:土方(L)、藤井、早川、原田、武田、佐々木、梅澤、清水(ふ)、 成田、竹中、清水(裕)、西、(敬称略) 合計 12名
平成21年10月31日(土)
- 土方 記 -
特別参加された西さんを含めた総勢12名が石岡駅に集合し、ジャンボタクシー1台と 自家用車に分乗して登山口である湯袋峠に向かう。
30分ほどで登山口に到着し簡単な紹介を行ってから、沢沿いの登山道を女体山頂に 向けて出発する。
山椒魚が住む沢沿いの道を歩くこの登山道は観光地化された筑波山の中で、観光客が 全く来ない静かなコースです。
1時間ほど歩くとキャンプ場に到着しここでトイレ休憩をとった。
ここはカタクリの群生地となっており、春になるとたくさんのカタクリが咲くところです。
キャンプ場から先は沢はなくなり、背後に難台山、加波山が見える道を山頂を目指して歩くと1時間ほどで女体山頂に到着した。
山頂はケーブルカー、ロープウエイで上がってきた観光客でかなり混雑しており早々に移動し男体山を周回している観察路に向かう。
男体山頂は視界もなく、混雑が予想されたために今回は登らずそのまま観察路に入った。観察路の途中にある展望台で記念写真をとり、その先にある静かな場所で昼食休憩 取った。昼食後、観察路をケーブルカーの山頂駅まで戻り、ケーブルカー沿いの登山道を神社口まで下山し無事バス停に到着した。
☆ コースタイム
湯袋峠登山口(9:20)キャンプ場(10:20) 女体山頂(11:20)展望台(12:00)
ケーブルカー山頂駅(12:40) 神社口バス停(14:20)
☆ 費 用
石岡駅-湯袋峠 タクシー代 ¥7,000.-(ジャンボタクシー)




 《 安蘇山塊 石裂山 》
平成21年11月の例会報告
参加者 大田( リーダー) 斉藤 吉田( 博) 鈴木 梅澤 原田 土方 武田 明美 計 9名
11月8日(日) 曇り
-大田 記-
車で参加をされる土方さんと武田さんの車が新鹿沼駅まで出迎えてくれたお陰で、全員が2台の車に分乗して登山口まで送っていただくことができた。
この石裂山は当会として前回は平成13年に実施されているが、昔からクサリの多いことで有名 である。
駅から約30分ほどで登山口の側の駐車場に着き、準備をして歩き始めた。
加蘇山神社の横の幅広い緩やかな道を沢沿いに登ると大きな杉の大木が目につくようになる。
沢にかかる橋を3つほど渡ると東屋があり、そこで少し休憩した。
東屋を過ぎてすぐに月山へ の道と別れ、真すぐに歩くと栃木県の天然記念物になっているという大きな千本桂という桂の木 があった。
やがて沢の源頭部の辺りにも東屋が建っていた。 ここにはスズメバチ注意の標識があったが、もう活動の時期を外れているのかそれらしい様子 はなかった。
ここからは岩場の急登が続くが、要所にはアルミ製の梯子が取り付けられており、 注意をして登れば、さほど危なくはない。アルミ製梯子の横には長い鎖が取り付けられており、 前回登った際には、まだこの梯子はなく、鎖を頼りに登った記憶があった。
梯子を登ったところは岩室になっており、そこに奥ノ宮があった。いったんこの梯子を下り、 また登山道に戻った。
これから暫くの急登はアルミの梯子を使いながら登り下りすると東剣ノ峰 に着いた。
ここからは下りとなり、さらに登り返したところが西剣ノ峰、さらにアルミの梯子を 乗り継ぎながらの下ったところが御沢峠だった。
ここからひと登りして月山への道を左に分けるとすぐに石裂山(標高879m)の頂上に着いた。
あまり広くない山頂では先客の登山者が数名昼食を食べていた。ここで我々も昼食休憩とした。
頂上からは白根山、男体山などが見えた。 食後に山頂で記念写真を撮り、最高峰の月山(標高900m)に向かったが、そこまではほんのひ と登りだった。
ここからは壊れそうな鳥居を通り、足場の悪い急な尾根をどんどん下っていくと、やがて登り に休憩した東屋に着いた。
この先は登りに通った道で足場も悪くなく、傾斜も緩くなり、のんび り歩いたが14時頃には全員無事に駐車場まで戻った。
帰りも行きと同様に土方さん、武田さんに新鹿沼駅まで送っていただいたお陰で、効率的な移動ができた。
☆ コースタイム
駐車場(9:30)源頭部の東屋(10:25~30)東剣ノ峰(11:15) 西剣ノ峰(11:30)
石裂山山頂(11:45~12:15) 月山(12:30)東屋(13:30~40)駐車場(13:59)
☆ 費用
東武鉄道 浅草 ⇔ 新鹿沼 2,320円(往復)





《 奥多摩の山 盆前山~今熊山 》
参加者 原田(L) 中村 高橋 吉田(博)竹中 計5 名
11 月15 日(日)天気 快晴
-原田 記-
タクシーで小津町バス停へ。好天の約束されている今日、幸せ気分に浸りながら、お墓の脇から植林 帯の急坂に入る。
先はブッシュっぽくなり、モミジイチゴやノイバラにつつかれる。稜線に上がるとそ れも終わり、黄葉の雑木林越しに右手に入山尾根が望める。
ミヤマシキミの赤い実、カンアオイの花を楽しみながら、木に小さな山名板が付けられた盆前山に1 時間で到着。
ここから589mのピークまでが、「初級地図読み」コース、少しづつ先頭を交代しなが ら、地図でピーク毎に方向を確認。
ホント、里山と侮れないアップダウンの面白いコース、詳しくは書 きません。是非一度。
鳥切場で昼食後、縦走路を北へ今熊山へ。
ダンコウバイ、シラキ、クロモジの黄葉、イロハモミジ、 ヤマザクラ、オトコヨウゾメなどの紅葉が楽しい。今熊山から金剛滝へ足を伸ばす。
帰りは「広徳寺(尾根道経由)五日市」の表示を見ながらも、わずかばかり尾根に上がる手間を嫌って、 「林道経由五日市」の方向へ。
結果武蔵五日市駅とは離れる方向へ数十分林道を歩き、途中4 つのぬめった木橋を四つんばいで渡る羽目となった。(格好悪し)
最後沢戸橋バス停着。(広徳寺経由なら歩 きで武蔵五日市にでられたはず)20 分ほど遅れて来たバスはギュウギュウ。行楽の秋を実感。喧騒と は無縁の我らの穴場コースに感謝。 ☆コースタイム
小津町バス停(8:50)盆前山(9:52-10:00)536m(10:45)589m(11:25) 鳥切場(11:55-12:20)入山峠(12:45)今熊山(13:45-13:55)金剛滝(14:30-14:40) 沢戸橋(15:14)
☆費用
高尾→小津町バス停 タクシー2510 円 沢戸橋→武蔵五日市 バス190 円





《 奥武蔵の山 蕨山 》 
参加者 清水(ふ)[L]、高橋、土方、成田、川端、鈴木、武田 計7 名
11 月28 日(土)晴れ
-鈴木 記-
少し雲が多いのかと心配していた天気であったが、行いよろしくスカッと青空が広がった。
飯能からバスの予定をH さん、T さんの車に分乗しさわらびの湯まで行き、そこから名郷までバスを利用し た。
バスの窓の外には、もみじの赤が美しい晩秋の景色が広がっていた。 バス停よりしばらくは沢沿いの林道歩きで、20 分程ゆるやかに登り、山道にとりついた。
うっそうとした杉林の中、かなりの急坂が続き高度をかせぐ。風がそよりともなく暑い。 青空がすけて見え始め、ひとがんばりで尾根上に到達し視界が開けた。
尾根にとりついてからは、平坦と急登のくりかえしが続く。岩場もあり、落ち葉に埋もれた道はとき どき様子がわからず、ヒヤリとすることもあった。
いつの間にか右方向に見えていた石灰石採掘場が後方に遠ざかり、ひょっこり分岐点に到達した。
道 標の立つ山頂はそこからもう少し進んだところにあって、数組のパーティーが休んでいた。山頂からは 南方面には棒ノ折山、遠くには大岳山が見え、北の方角に大持山、その後ろに武甲山、そして武川山、 伊豆ヶ岳などずらりと見渡せた。
お昼を食べて、さわらびの湯までの長い金比羅尾根を下る。始めは急坂、その後は緩やかな気持ちのよい尾根道の下りである。
奥多摩の山々を眺めながら高度を下げるにつれ、名残の紅葉が現れ、真っ赤なもみじや光をうけたススキがきれいだった。
ようやく名栗湖が見えてきて、植林地帯をひたすら下りお寺のわきよりバス通りにでてさわらびの湯 に到着した。
冬桜が満開で紅葉とお花見両方ができたいへん贅沢な山行であった。
☆ コースタイム
名郷9:20 橋小屋の頭分岐11:20 蕨山11:25~12:00 大ヨケノ頭13:08
中登坂13:30 金比羅神社跡14:00 さわらびの湯14:40
☆ 費用
電車代(池袋~飯能)450 円×2 バス代(さわらびの湯~名郷)340 円 お風呂代 800 円 車代お礼200 円



※ お知らせ 4)受贈会報「木鶏」2009年12月