山  旅

会報 No.191
好山好山旅会
H.22.1 
 

                                                  

 

  平成22年2月例会山行計画
第一例会 2月 6日(土) 茨城の山 雨巻山~仏頂山 担当者 土方
第二例会 2月 20日(土) 箱根の山 明神ヶ岳 担当者 大田
第三例会 2月28日(日) 道志の山 石割山 担当者 清水(ふ) 




新しい年を迎えて 会長 大田 雅巳
新年あけましておめでとうございます
昨年、大ベテランの高柳前会長の後任会長として務めさせていただくようになりましたが何か につけ経験不足を痛感しております。皆さまのご協力よろしくお願いします。
さて当会では昨年1年間で45回の例会が計画され、そのうち8回が天候等の不良で中止とな りましたが、実施されたのは37回でした。
1回あたりの平均参加人数は7.1人であり、参加 者が多いのは喜ばしいことですが、1人のリーダーが担当する人数としては6~8人程度が望ま しいと考えております。
当会では昨年も個人山行を含めて山旅での事故等はありませんでしたが、新聞紙上では昨年も 7月には大雪山系のトムラウシ山で多くの中高年が亡くなりました。また暮れには富士山でベテ ランの登山家を含む一行が突風でテントを飛ばされて遭難しました。 山旅に無理は禁物です。
当会の会員もリーダーも年々、歳を重ねており、体力の衰えも加速しています。これからは若 手の方にもリーダーをお願いすることになるかと思いますが、その時は会への返礼として自分の 経験を後に続く仲間に伝えるためにも引き受けていただけるようお願いします。また他の会務に つきましても同様に引き受けいただけるようお願いします。
今年の例会には昨年計画して中止になった山や会員が行きたい山を計画していきたいと考えて おります。そのために今年も役員会には多くの会員に参加して欲しいと考えております。 今年も健康に気を配り、元気で楽しい山行ができるように努力しましょう。






 《 奥武蔵の山 越上山 》
平成21年12月の例会報告
参加者 高橋(L)、広瀬、尾辻、堀内、片倉、清水(裕)、吉田(博)、清水(ふ)、宇野、川端、白井、原田、鈴木、 成田、吉田(美)、土方、佐々木、池田、宇野(納山会のみ) 計18 名
12月13日(日) 晴れときどき曇り
― 高橋 記 ―
12 月に入っても冬型の気圧配置がなかなか訪れず、天気は毎日のようにコロコロ変わり、催行できるかどうか 気を揉んでいましたが、皆さんの普段の行いがよく、まずまずの天気になりました。
集合は西武池袋線の吾野駅、奥まった山間の駅だけに、降り立つと少し寒さが感じられました。しかし、みん なの声が飛び交い、いつのまにやら心まで温まった感じでした。
吾野駅から、しばらくは公道を歩きました。車の往来はほとんどなく、深い森林に囲まれた道を長い列を作り、 数人ずつ思い思いにおしゃべりをしながら進んでいくと、右手に登山道入り口の標識が現れ、入って行きました。 と思うまもなく、また、林道に戻ってしまう繰り返しが2度ありました。
低山ながら奥武蔵の山はわりと急で、陽の射さない杉林の中とはいえ、急坂の登りは次第に汗ばんでくる感 じでした。 登山道入り口から30 分ほど歩いたころ、樹がとぎれ急に明るい所にでました。風陰の集落に出たようです。
摩利支天の塔からほどなく進むと、茶店にでました。顔振峠の茶店です。茶店は崖の上に建っており見晴らし がよく、奥武蔵、奥多摩の山々が望めます。顔振峠はコウブリトウゲと読むのかと思っていましたが、カアフリトウ ゲとルビが標識にふってありました。
奥武蔵グリーンラインの林道を進むと、越上山・ユガテの方向を示す標識が現れ、再び針葉樹林の中の作業 道らしき道に入りました。次に現れた明るい所は諏訪神社でした。ここでトイレ休憩をとりました。
またまた、針葉樹林の中の登山道に入り、越上山を示す目立たぬ標識を見、急坂の登山道を登ると岩場が 現れ、チラッと関東平野が望めました。越上山の山頂で記念写真を撮り、早めの昼食をとることにしました。
みんながお弁当を開き食べ始めていると、若い男女の集団が現れました。彼らも記念写真を撮りたがってい るようで場所を空け、シヤッターを押してあげました。彼らが開いた旗に、KOの文字とペンのマークがついてい ました。
越上山からは、十二曲、エビガ坂と、暗い樹林帯の道が続きました。少し退屈な道ですが、おしゃべりをしな がら歩くのも楽しいものです。越上山から1時間以上歩いたでしょうか、道は下り坂に入っていき、まもなくすると パッと明るい所にでました。
そこに「この下がユガテ」という標識があり、集落の中の道を下ると、畑のある広場にでました。ユガテでした。 途中の道脇に無人販売所があり、ミカンやユズが置いてありました。 ここで休憩をとることにしましたが、電車の時間を調べると予定した電車に間に合いそうなので、早めに休憩 を切り上げ、下山にかかりました。
下山の道も針葉樹林の暗い道でしたが、20 分も歩くと、林道が現れました。 脇の川に小魚の泳ぐ群れが見えました。アユでしょうか。東吾野駅はもうすぐでした。 
☆コースタイム
吾野駅(9:00)→ 顔振峠(10:10~10:20)→ 諏訪神社(10:40~10:50)→ 越上山(11:00~11:30) → 十二曲(12:20)→ ユガテ(13:00~13:20)→ 東吾野(14:00) ☆費用
JR 池袋→吾野 片道 580円 忘年会費 4,000 円



※ お知らせ 1)「高尾・陣馬の山 大寺山」は参加者僅少のため個人山行で実施しました。 2)受贈会報「木鶏」2010年1月