会報 No.193
好山好山旅会
H.22.3
平成22年4月例会山行計画
第一例会 4月 4日(日) 道 志の山 石砂山 担当者 原田
第二例会 4月10日(土)~11日(日) 越 後の山 権現堂山・大岳 担当者 八木
第三例会 4月17日(土) 奥武蔵の山 武甲山 担当者 高柳
第四例会 4月24日(土)~25日(日) 関 西の山 大谷山・赤坂山 担当者 清水(ふ)
第五例会 4月24日(土) 奥秩父の山 茅ヶ岳 担当者 白井
《 北八ヶ岳 渋の湯~天狗岳~稲子湯 》
平成22年1月の例会報告
参加者 清水(ふ)[L]、原田、鈴木、早川、土方、佐々木、武田、明見 計8 名
1 月30 日(土)晴れ
-清水(ふ)記-
茅野の駅で、あずさに乗ってきたグループと合流して、今回のメンバーが8 名そろい、渋の湯行 きのバスに乗り込んだ。
今日は天気予報で晴れ、明日は、日本海側から、天気が崩れてくるという 予報はあるものの概ね良好の天気なので、このバスもほぼ満員の混みようだ。
ほぼ一時間で、渋の湯に到着。
バスから降りる時にアイスバーンですってんころりんと滑らないよ うに慎重にバスから降りたが、渋の湯の周りはそれほどひどい状況のコンデションでは無く、アイ ゼンは様子を見ながら着けるということで、各自身支度を整えて出発。
すぐに、高見石への分岐を分けて、登り始める。雪は非常に良い状態で、アイスバーンは無く、 歩きやすい。
1 時間程で、唐沢鉱泉への分岐。平なので、ここで昼食。
佐々木さんが羽田でしか内地では、手に入らない焼き鯖寿司を持ってきてくれて、ご馳走になる。ほんと鯖の厚さが素晴らしく、美味で ある。
澄んだ青空に霧氷が美しく、何回か写真を撮りながら歩き、昨夜の寝不足がたたったか、 途中からはかなりの低速で歩いたが、とくに問題もなく銀世界の中にある、黒百合ヒュッテに到着 した。
宿にチェックインしてから、中山峠に全員で散歩に行って、明日の稲子湯へのトレースを 確認した。
しかしこの段階ではトレースが無く、少し心配ではあったが、次の日にはわずかな踏み 跡があり、それを追ってゆくと、多くのトレースが中山展望台側についていた。そして、問題なく 稲子湯方面にも多くの足跡があった。
夜は、星と大きな満月を眺めて明日の晴れを期待しつつ床についた。
1 月31 日(日)晴れ
-明見 記-
今日はいよいよ天狗岳アタック!天気昼頃から下り坂との予報。
早々アイゼン付け出発。 静寂な森林地帯抜け冷たい風吹く稜線へ。
アイゼン一歩一歩効かせて頂上へ。全員登頂成功。
頂 上着くなり感激のあまり握手握手握手。360 度の展望。最高!!
寒くて長居は出来ず記念撮影済ませ下山。注意しながら中山峠から稲子湯へ。
お湯に浸かり疲れ を癒し、美味しい山菜蕎麦頂き松原湖駅で土方さん、小淵沢駅で東京の方々とお別れ。
楽しく雪山堪能させて頂き、 清水(ふ)さん初め皆さんのお陰です。有難う御座いました!
☆ コースタイム
1 日目 30 日(土)
渋の湯11:35 唐沢鉱泉分岐12:30~12:50 黒百合ヒュッテ14:05
2 日目 31 日(日)
黒百合ヒュッテ6:40 東天狗岳8:05~8:10 黒百合ヒュッテ8:50~ 9:15 しらびそ小屋10:20~11:00 唐沢橋11:45 稲子湯12:15
☆ 費用
宿泊代(2 食付)8000 円 バス代1100 円 温泉入浴代 600 円
タクシー代(稲子湯~松原湖 一台あたり)3780 円 JR電車代 5360 円
(新宿~茅野あずさ特急券含む) 5990 円(松原湖~新宿あずさ特急券含む)
《 八溝山塊 雨巻山~仏頂山 》
平成22年2月の例会報告
平成22年2月6日(土)(晴)
参加者:土方(L)、高橋、早川、原田、中村、小野、川端、吉田(博)(敬称略) 合計 8名
-土方 記-
水戸線の岩瀬駅に参加者全員が集合し2台のタクシーに分乗し登山口である 大川戸まで約30 分の行程であったが、タクシーの運転手が気を使い、予定の 出発点より徒歩で15歩分ほど先に ある鉱泉まで足を伸ばしてくれた。
本日のコースは沢を直接登るルートである。
数日前に降った雪が残る沢道は、ところどころ凍る場所もあったが滑る事もなく 最後の急坂を 上りつめると尾根に出た
。尾根から雨巻山頂までは5分程度であった。
雨巻山から高峯までの尾根道はのんびり歩くには気持ちの良い道で、途中風のない 場所で昼食 休憩を取った。
高峯には一度県道まで下り、再度急坂を登り直さなくてはならない。
急な雪道をゆっくり登ると背後に登ってきた雨巻山が大きく見えた。
高峯山頂の手前に明るく開けた場所があり、南面にあるこの場所は雪もなく 眼前に筑波山、加 波山、難台山が見える景色のよい所で、ここでしばし休憩を取った。
高峯から仏頂山までのルートは、明るい尾根道で歩くには最高の道であるが アップダウンが多 く、しかも階段道である為にいささかうんざりした。
仏頂山は見晴らしもなく地味な山頂であるが、天然記念物であるヒメハルゼミの 太平洋側での 発生北限地となっている。
仏頂山から下山口までは1時間ほどの行程であった。 雨巻山から仏頂山までのコースは、距離も長くアップダウンも多く疲れるコースで あったが、 明るい尾根道とさらさら雪で順調に歩くことができました。
☆ コースタイム:
大川戸登山口(10:00)-雨巻山頂(11:00)- 高峯(13:00)-奈良駄峠(14:00)―
仏頂山(14:50) 下山口(15:30)
☆ 費用 :
岩瀬駅―大川戸登山口 タクシー代 ¥10,600.-(2台合計)
下山口―笠間駅 タクシー代 ¥2,850.-(1台 ) 合計 ¥13,450.-
《 箱根の山 明神ヶ岳 》
平成22年2月20(日) 曇り
参加者 大田(L) 斉藤 吉田(博) 清水(ふ) 川端 白井 田原(旧姓三好) 吉田(美) 佐々木 武田 明美 計 11名
-大田 記-
今回は小田急線新宿駅からの乗車が3名、東海道線経由が2名、小田急線新松田経由が6名と別れたが、登山口のある道了尊で合流した。
2、3日前に雪がだいぶ降ったということであったが、 雪は見られなかった。
まだお客のいない土産物屋の側を過ぎて左手の橋を渡って歩き始めた。間も なく林道を横切り、暫らく歩くと見晴らし小屋であった。
時々右手に富士山は見えるが、部分しか見えなかった。やがて雪道の植林地帯を抜けて尾根道に出た。
行く手にはまだ長い稜線が続いてい るが、辺り一面が雪野原である。
後ろを振り返ると左後方には小田原市街地と相模湾が見え、さら に彼方には房総半島と三浦半島が霞んで見えていた。
傾斜が大きくなるにつれ、雪で滑りやすくな ってきたので、トラバースに入る手前でアイゼンを装着した。2年ぶりのアイゼン着用であったが、 雪をしっかりホールドするので、非常に歩きやすくなった。
林を抜けて暫らく歩くと、分岐があり 左に行くと明星ヶ岳、右に行くと明神ヶ岳と標識があり、右の道を登ると約10分で広い明神ヶ岳 山頂に到着した。
頂上には方位盤もあるので晴れていれば360度の展望が開け、山座同定もでき るようになっている。
本来、金時山の上に富士山の大きな姿が見えるのだが、残念なことに全く見 えなかった。 食事後、記念写真を撮り、明星ヶ岳方面の下山道に入る。なだらかな斜面から急下降に入り、雪の道をジグザグに下っていくと右に宮城野への分岐があった。
雪もすくなくなり、アイゼンが石に 当たるようになったのでアイゼンを外した。
右に曲がり階段状になった道を下っていくと、車道に 突き当たった。
さらに別荘地の脇の小道を下っていくと大きな車道に出た。さらに左に道なりに歩 くと宮城野支所前のバス停のある道に出た。
ここでバスでそのまま帰る仲間と別れ、宮城野温泉の 「勘太郎の湯」に入り、汗を流して帰宅の途についた。久しぶりの山で、アイゼンを使う山となり、 やや不安であったが無事に終わり、安堵した。
☆ コースタイム
道了尊(9:40)見晴小屋(10:45)明神ヶ岳(12:30~13:05) 宮城野温泉分岐(13:45)
宮城野支所バス停(14:50)
☆ 費用
小田急新宿駅~小田原駅(座席指定含む) 運賃 1,720 円
小田原駅~大雄山 (箱根登山鉄道) 270 円 関本~道了尊(伊豆箱根バス) 250 円
宮城野支所~小田原(箱根登山バス) 770 円 小田原駅~小田急新宿駅(座席指定含む) 1,720 円 計4,730 円
※ お知らせ
1)受贈会報「木鶏」2010年3月
2)2月実施の石割山は人身事故による電車の遅れの為に個人山行で実施しました。