山  旅

会報 No.206
好山好山旅会
H.23.4 
 

                                                  

 

 平成23年5月例会山行計画
第一例会 5月 3日(火)~5日(木)   南アルプス 鳳凰三山 担当者 清水(ふ)
第二例会 5月14日(土)         奥秩父の山 両神山 担当者 白井
第三例会 5月21日(土)~22日(日) 関西の山 西方ヶ岳・野坂岳 担当者 清水(ふ)
第四例会 5月28日(土)         日光の山 四郎岳 担当者 土方






《富士急沿線倉見山(1250m)》
平成23年3月の例会報告
3 月5 日晴れ
参加者L 高柳、広瀬、小野、中村、高橋、吉田(博)、武田計 7 名
- 高柳記 -
東桂駅を出て15 分ほど歩くと長泉寺に着く、ここが登山口で案内板がある。
墓地の中を通り雪の付いた斜面を登ると小さなお堂がある。わきを通り急な階段を登り続けると尾根にでる。
ここに標識があり道は直角に左に曲がっている。
雪が所々ある緩やかな尾根を行くと右に三つ峠山 がその高さを誇るにように見えた。
やがて境部落への分岐を通り、送電線の鉄塔を過ぎ、倉見部落分岐を過ぎると正面に倉見山が見えてくる。
11 時50 分、山頂への急斜面を前に昼食にする。
昼食後山頂を目指すが、5 センチほどの雪の下の山肌は凍結していて、6 本爪のアイゼンでかろうじて急斜面に立てるが、4 本爪アイゼンでは無理であった。
積雪が多ければ斜面をジグザグ に切って登るが、積雪が少ないのでまばらにある木に摑まり進んだ。
山頂まで10 分ほど手前で 安全を考慮し引き返すこととした。
高橋、武田両名は山頂に立った。
雪山は登るより下りのほうが技術を必要とし、下る姿勢を見て技術が分かるものである。
それにしてもこの山には6 本爪以上のアイゼンが必要であった。低山でも今後計画書には「アイゼ ン6 本爪以上」の記載が必要かもしれない。
昼食した場所まで戻り7 名全員が揃った。天気も良く、同じ道を下る気安さもあり、賑やか に歩き登山口の墓地へ14 時25 分下山した。
☆ コースタイム
東桂駅9:10 長泉寺9:25~9:30 844.5m 峰10:25~10:30 鉄塔10:45 倉見駅分岐10:55~11:00 昼食11:50~12:20 倉見山頂(2 名のみ)13:00~13:05 長泉寺下山14:25 東桂駅14:45





《中央沿線「金比羅山~高柄山」山行報告》
平成23 年3 月26 日(土) 快晴
メンバー L)吉田(博) 中村、八木、清水(ふ)、鈴木 計 5 人
-吉田(博)記-
3 月11 日発生の「東北地方太平洋沖地震」により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ ます。
たまに見ているブログにあった言葉 「お金のある人はお金を出せばいい。知恵のある人は知恵を出せばいい。チカラのある人はチ カラを出せばいい。勇気のある人は勇気を出せばいい。何もない人は元気を出せばいい。」
山行は2 週間後の実施であったが、電車・バス等ガラガラだし高速道路はよく流れている。 天気は上々なのに遊びに行く気にはなれないのだろう。
いつも登山者でいっぱいの上野原バス停も我々5 人と他数名。車窓には梅が咲きのんびりした田舎の風景が広がる。
一古沢(いっこさわ)バス停で下車、左斜め上の鉄塔目指して出発する。
10 分程で到着。適度なアップダウンで桜井峠に出る。猪よけの柵をこえトラバースの草地を行く。
T 字路にぶつかり右に上っていく。数度折り返したところに赤テープがあり、やっと本来の尾 根にとりつく。
急登を頑張って壊れた祠のある金比羅山頂へ。岩がちなピークを越えてまもなくデン笠だが尾根上の一角で山名標識がなければわからない。
5 分程下ると金山峠。日がさして明るく風が当たらないので休憩する。
ここから道はなだらかになり雑木林を進むようになる。林道に出て一登りすると大丸山頂。
高柄山方面が伐採されていて展望台になっている。
再び林道横断し、アップダウンの後千足峠へ。
左にJR 四方津駅への道をわける。15 分頑張って高柄山山頂へ。
いつもは人の少ない山頂だが 今日は7 人と多いのに我々も加わる。
天気はいいが風が冷たくじっとしてると冷えてくる。 今日のコースここからが長い。
一般縦走路だが、ザレ場あり、アップダウン激しく、特に最後の御前山の登りはつらい。
下見に来た時、大腿四頭筋がピクピクと攣りそうになりなだめながら歩いたところだ。
今日の参加者はいいペースで歩いてる。 御前山でそれぞれ持参のフルーツが供され(キンカン、ザボン、パイナップル)最後の休憩。
後はロープの張ってある斜面を下り、桂川橋を渡って上野原駅に着いた。
☆コースタイム
上野原駅8:28 (バス25 分) 一古沢バス停8:53~57 鉄塔9:07 桜井峠9:34 金比羅山10:14~10:17 デン笠10:38 金山峠10:43~10:50 林道横断11:25
大丸11:35~41 林道横断11:47 千足峠12:15 高柄山12:31~13:00 新矢野根峠13:40 御前山14:55~15:10 登山口15:35 上野原駅16:07
☆費用
電車 高尾~上野原 320 円 バス 上野原駅~一古沢 410 円




お知らせ
ホームページの新ドメイン移行について
当会のホームページは、2001年7月に ASAHI-NET のサービスを利用して管理人の個人ページ として開設されました。
皆様に広く利用していただくように、翌2002年5月には連絡帳を、さら に2003年4月には写真帳の運用開始しました。
(このことについてはホームページの「連絡・規 約など」ページをお読みください。)
しかしながら、数多くの写真を掲載するとなると容量が大きくなり、当時のプロバイダーの料 金制度では多額の費用がかかることから、2003年5月に Windowsパソコンを活用し、好山好山旅会専用サーバを構築しました。
なお、使用したソフトならびにドメインは無料のものを活用しま した。
それ以来長きに渡り好山好山旅会専用サーバーを運用し皆様にご利用いただいて来ました。こ の間に使用したパソコンは計4台になります。
(大田会長からも1台提供いただきました。)
Windowsのバージョンアップやパソコンの故障などによりサーバー機は代わって来ましたがドメ インは一貫して現在のもので通してきました。
このように努力を重ねて来ましたが、また、Windowsのバージョンアップやパソコンの故障な どに対応する事態が起こりかねないこと、一方、プロバイダーの料金は飛躍的に低下し容量も極めて多くなったことから、レンタルサーバーへの移管を決めました。
(昨秋の役員会で提起)
本来なら4月16日の役員会で承認を得て移行する予定でしたが年度末の割引サービスを利用したく、会長、副会長、顧問の了承を得て、3月30日に大塚商会のレンタルサーバー利用を申し込みました。
4月8日に大塚商会より利用開始のお知らせが届き、早速、移管作業に着手しました。正式な 運用開始は4月16日となりますが、現段階でも利用できます。
新ドメインは以下の通りです。 http://www.kozanko.net/ 現在のドメインは今月末までとなる予定です。
よろしくお願いいたします。周知期間が短いこ とをお詫びいたします。
ホームページ管理人 高橋 和行




☆ お知らせ
1. 3月第二例会 奥多摩・土俵岳は地震の影響で中止となりました。
2. 武田富美子さんが、旧姓の瀬川 冨美子さんに改姓されました。
3. 4月23日(土)荒船山は都合により中止となりました。



編集後記
とてつもなく大きな地震でした。悲惨でした。 かつて若かりし頃、ワンダーフォーゲル部で陸中・三陸を大きなザックをしょって旅をしました。
なつかしい町の名前を、こういう形で耳にするとは思いもしませんでした。
昨年、野蒜海岸を訪れました。松林と砂浜と、おだやかな太平洋が広がっていました。
さて、私のできることをしようと思います。 節電、募金の継続、そして東北の山にいくことです。 鈴木