山  旅

会報 No.216
好山好山旅会
H.24.2 
 

                                                  

 

  平成24年3月例会山行計画
第一例会 3月4日(日)         茨城県の山 鍋足山 担当者 土方
第二例会 3月11日(日)        道志の山 鈴ケ尾山 担当者 原田
第三例会 3月18日(日)         奥多摩の山 茅丸~万六ノ頭 担当者 八木
第四例会 3月24日(土)~25日(日) 関西の山 熊野古道 担当者 清水(ふ)
第五例会 3月31日(土)         奥多摩の山 カタクリ山~天地山 担当者 高橋(和)







《 陣馬山 》
平成24年1月の例会報告 
参加者: 高橋(和)[L]、村上、八木、本多、清水(ふ)、梅澤、土方、原田、瀬川、 吉塚、
小淵、梅澤友人 計12名
1月9日(月・祝)晴れ
-高橋 記-
予定時刻に藤野駅に全員集合、まずは県道を登山口まで歩く。
陣馬登山口バス停から少し行く と陣馬山登山口の標石があり、ここで衣服調整し舗装路を道なりに進み、山道に入ると樹林帯の 一の尾根である。
杉林を抜けると雑木林の尾根歩き、ジグザグ道もあるが全般には、なだらかな尾根道である。
振り返ると葉を落とした樹々の間から富士山がかいま見える。
一の尾根は長い稜線だが、息が騰がるような箇所はなく、落ち葉の登山道は気持ちよい。
3~4人ずつ位にわかれ、お喋りしなが ら歩く。 快適な一の尾根は時間を感じさせない。
1時間半ほど歩いたあたりで、和田に下る標識を見る。
そろそろ富士見小屋に到着の予定時刻を連絡しようと、私一人は急ぎ足になり先に行く。
長い階段が現れると山頂直下である。清水茶屋らしき影が見えてきた。
山頂には予定通り全員が11時に着いた。
別ルートを歩いた八木さんも同時に着き、富士見小 屋が用意してくれた箇所に荷を置く。
到着時刻を見越して餅米は蒸されており、富士山の勇姿を 眺める間もなく、大根をおろすなど直ちに餅つき会の準備にかかる。
富士見小屋さんの方でも大根おろしやネギ醤油などボールいっぱい用意してくれていた。
臼に 蒸された餅米が入れられると、手慣れた小淵さんが杵を突き、餅がつける状態になると交代に餅 をついていった。梅澤さんの返し手も手慣れでした。
つき挙がった餅は、皆さんが用意してくれた様々な具をつけ食したが、胡桃や枝豆は特に美味 しかった。お腹一杯に食べ、残った餅は黄粉をつけ持ち帰って貰うことにして、片づけを行った。
2時間も楽しく過ごした餅つき会であった。 陣馬山のシンボル「白馬」の像の前で記念撮影し、陣馬山山頂を出発。
下りも明王峠までは、 多少のアップダウンもあるも、全般になだらかな尾根道、明王峠からは多少急な下り坂もあったが、みんな快調に歩き相模湖が眼下に望める場所に出た。
与瀬神社の急な石段を下り、中央高速を越えるとまもなく相模湖駅に着いた。
楽しい餅つき山 行でした。
☆コースタイム
藤野駅(8時30 分) 登山口~(9時) 陣馬山(11 時~13 時) 明王峠~(14 時) 与瀬神社 (15 時30 分) 相模湖駅(15 時50 分)
☆費用
新宿→藤野 片道 950 円 餅つき代一人950 円 





《奥武蔵:武川岳~二子山》
平成24年1月15日(日) 薄曇り
メンバー:L白井、高橋、清水(ふ)、梅澤、川端、瀬川、木村 計7名
-白井 記-
前週が新年餅つき山行という事もあり、参加者が集まるか心配したが、海外遠征を控えた高橋 さんを含めて7名が集まった。
今年は低温続きで、予定していた沢沿いを行く妻坂峠経由コース が凍結している心配が有り、直接武川尾根に取りつく天狗岩コースに変更した。
真新しい公衆トイレが建つ名郷バス停から妻坂峠に向かう林道を少し行くと、右手に武川岳の 標識が現れここから登り始める。
途中再び出た舗装道から天狗岳方面の標識に従い急階段を上ると直ぐに森林帯に入り順調に730m付近のピークに着いた。
ここから踏み跡がゴツゴツした尾根と樹林の中に下りて行く2本が確認された。
前者は歩き難 そうなので、巻き道と思われる下の方へ進んだ。いつか尾根に戻るかと思っていたら樹林帯を抜けてガレ地へと廻り込んでしまった。
そこで引き返すべきで有ったが、ガレの斜面を登り尾根にぶつけようとした。
川端さんの的確なアドバイスで何とか尾根道に出る事が出来たが、落石の危 険がある場所での判断ミスは大いに反省すべきであった。
15分ほどタイムロスして天狗岩着。
以前も会山行で今回とは逆コースで天狗岩付近にて少々 ルートを外したそうで、要注意箇所。
ここから、前武川を経て武川岳までは急な登りも無く予定より30分遅れて到着。
開けた山頂の先客は学生のパーティーと単独行の外人女性。ニュージー ランドへのトレッキングを月末に控えた高橋さんの英会話レッスンと、梅澤さんが話し掛けると 英会話講師としてアメリカから来て6年ほど日本に住んでいるとの事、日本語が上手い。
武川岳を下り始めて直ぐの北斜面には思いのほか積雪があり、雪が固く凍結し滑り易い箇所も 土や枯葉の下に隠れていた。
二子山に向かうこの尾根は急な上り下りが多く、気も遣うし体力も 結構使う。
焼山の頂上からは真近に武甲山その向こうに両神、浅間そして秩父の街が広がっている。二子山の最後の登りはアップダウンで少々疲労した足に応える。
雌岳からは下るのみ、何とか辺りが暗くなる前に芦ヶ久保に着く事が出来た。
<コースタイム>
名郷バス停発9:50→稜線(730m付近)10:50→天狗岩11:30→前武川12:1 0→
武川岳12:25着12:50発→焼山14:05→二子山(雄岳)15:05→芦ヶ久保 16:20





《北八ケ岳》
参加者 清水(ふ)[L] 中村 白井 土方 鈴木 早川 池田 早川さんの友人の板橋さん(ゲスト) 計8 名
1 月28 日(土)晴れ時々曇り
-清水(ふ)記-
1 月の初めには雪が少なかった北ヤツだが、先週から雪が降り続き、たっぷりな雪を楽しめるんではと、茅野東口から、ピラタスロープウエイに向かい、予約したジャンボタクシーで向かっ た。
ロープウェイは、スキー客や、雪山歩きを楽しむ団体などで、超満員。すし詰め状態で、坪庭 へ。
取りあえずは、アイゼンを装着せずに、北横岳に向かった。今日は風も少なく青空も見えているいいお天気だ。
最初は特に問題なかったが、やはり急斜面は、少し足を取られて滑りやすいところもあるので、 北横岳の小屋で、アイゼンを着けて、荷物も置いて頂上に向かった。
最後の急斜面を登ると、南 峰があり、さらに少し登ると北峰に着いた。
頂上までたどりついたメンバーで記念撮影をしたが、 展望はあまり無かったが、少し顔を出した青空が雪とマッチして綺麗だった。
北横岳の小屋で昼食休憩を取り、坪庭に戻り、縞枯山の方のルートは雪が多くて大変そうなの で、スノーシュールートで、登り坂の少ない五辻からのルートに変更した。
途中、あずま屋で休 憩したりゆったりとしたペースで、出逢いの辻からは大石峠に向かい、雪の景色を十分に楽しみ ながら麦草ヒュッテに向かった。
たまにちょっと踏み跡を外すと、ズボッと足がはまる事もあ ったが、スノーシューの人がいっぱい歩いているので、いい道ができていて、スノーハイキング を楽しむことができた。
今宵の宿麦草ヒュッテは、今日はかなり混んでいるということだったが、3 階の大部屋を貸し きりで使うことができて、ストーブの周りで楽しい時間を過ごすことができた。
夜、外にでたら、 マイナス15 度ぐらいだったが、オリオン座が綺麗に見えた。
29 日(日)晴れ時々曇り
-早川 記-
2日目、雪が多いので丸山ルートを止めて麦草ヒュッテから白駒池方向へ歩いた。
白駒荘の前 を通って高見石へ登った。高見石から先ほど通った白駒池を見おろした。
中山へ長い上り 突然視界が開けた。それから程なく中山峠。すぐに黒百合ヒュッテ。
全員ヒ ュッテ内でラーメンなどを注文して食べた。
渋の湯へ難なく降りた。タクシーを呼んで茅野へ。 茅野の駅前ビルでコーヒーなどをのんで、あずさ号に乗った。 がらがらだった。雪がたっぷ りで楽しめた。
☆ コースタイム
一日目
坪庭(10:50)北横岳小屋(11:50)北横岳(12:15)北横岳小屋 (12:30~12:45)坪庭(13:20)五辻(14:00~14:10)出会いの 辻(14:30)大石峠(15:15)
麦草ヒュッテ (15:30)
二日目
麦草ヒュッテ(7:45)白駒荘(8:30)高見石小屋(9:20~9:30) 中山(11:06)
中山峠(11:35)黒百合ヒュッテ(11:45~12:30) 唐沢鉱泉分岐(13:18)
渋の湯(13:58)
☆ 費用
電車代(新宿~茅野)5360 円×2
タクシー代(茅野~ピラタスロープウェイ乗り場)12310 円 、(渋の湯~茅野)一台7000 円 ロープウェイ代900 円   宿代(一泊2 食)7800 円 





★ お知らせ
1.新入会員のお知らせ
4月より千葉県八千代市にお住まいの板橋 健一さんが加入されます。
早川さんの紹介です。よろしくお願いいたします。
2.先月の山旅215号で訂正箇所があります。 2ページ目の「平成23年11月山行報告」を「平成23年12月山行報告」に訂正します。 大変失礼いたしました。
3.次回役員会・総会を4月15日(日)13時より池袋勤労福祉会館にて開催します。
詳細は後程お知らせいたします。