会報 No.227
好山好山旅会
H.25.1
平成25年 2月例会山行計画
第一例会 2月10日(日) 秩父の山 陣見山~雨乞山 担当者 高橋
第二例会 2月17日(日) 中央線の山 九鬼山 担当者 原田
第三例会 2月23日(土)~24日(日) 八ヶ岳の山 霧ヶ峰(スノーハイク) 担当者 清水
新しい年を迎えて
会長 大田 雅巳
新年あけましておめでとうございます 12月から寒い日が続いておりますが、皆様にはお元気にお過ごしのこととお喜び申し上げま す。
私が名古屋に住居を移し、1.5年経ちました。例会への参加回数が減りましたが、東海地 方の山は時々歩いておりますので、機会があればこちらの山も紹介したいと思っております。 当会では昨年は45回の例会が計画され、天候不良等で中止された12回を除き、33回が実 施されました。
多くの皆様に山を楽しんでいただけたのではと思っています。また1回当たりの 参加人数は7人弱となっており、これも適当な状況にあると考えております。
当会では幸いにも山での遭難事故は起きていませんが、中高年登山者による山での遭難事故は年々増加しております。
そんなことでスポーツ保険などの保険料金も増加傾向にあります。
一方で当会の会員もリーダーも年々、歳を重ねており、体力の衰えも加速しています。
これか らは入会年数の短い方にもリーダーをお願いすることもあるかと思いますが、その時は会への返礼として自分の経験を後に続く仲間に伝えるためにも引き受けていただけるようお願いします。
また他の会務につきましても同様に引き受けいただけるようお願いします。
今年も健康に気を配り、無理をせずに元気で楽しい山行ができるように努力しましょう。 ❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅
《 信州:御座山 》
平成24年11月の例会報告 (前号未掲載分)
平成24年11月24日(土) 晴れ
メンバー:L白井、中村、梅澤、鈴木、長島 計5名
-白井 記-
23日の実施予定を雨天予報で24日に変更した。
前日の雨が上がったばかりで八ヶ岳方面は 雲にまだ覆われていたが奥多摩から浅間山方面は晴れ間が見え始め、久し振りに好展望が期待できそうだ。
小海駅からタクシーで白岩コースの登山口に向かう。
高原野菜畑の私有地内を通るの で、地図にマイカー登山自粛と記されているが、タクシーは問題ないそうだ。
登山口から登り始めてすぐに尾根に出て、間も無く長者の森コースに合流。
長者の森コースは 登山口にロッジが有り、駐車場が広い為マイカーの登山者の多くはこのコースを使う。
途中から 空がスッキリと晴れ渡り、カラマツには霧氷が付き始めた。
見晴台から前衛峰方面は霧氷が一面 に着いていて雪に覆われたような景色だった。
見晴台から頂上への登りは霧氷のトンネルで、時折霧氷のかけらが足元に落ちて来た。
心配し ていた積雪は殆ど無く、避難小屋付近にうっすらと積もっていただけだった。
山頂手前の避難小 屋は、まだ新しく、寝心地は良さそうだ。
岩尾根に出ると、一気に眺望が開け金峰山・甲武信岳 方面、両神山方面がまず目に飛び込んできた。
足元に注意しながら2112mの岩峰の頂上に立 つと浅間、四阿山、草津方面がくっきり。
残念ながら北アルプス、八ヶ岳の稜線は雲に隠れて見えなかったが、十分に満足の展望。
年の後半は、天気に恵まれず頂上からの眺望も今一つの山行 が続いていたので1日予定をずらして大成功。
下りは、鎖場のある急な斜面を一気に下るがさほど危険な箇所は無い。
1時間ほどで「不動の 滝」に着いたが、水は完全に枯れていて一筋の流れも落ちておらず少々残念。
登山口には、山頂 から予約連絡しておいたタクシーが既に待っており、天候に恵まれて十分な休憩をとったにも関 わらず、ほぼコースタイムどおりで全行程を終了。
前衛峰から頂上に至る間はシャクナゲが道の両側に群生していて、6月の花の時期にきたらさぞかし綺麗だろう。(6月中旬が見頃)
<コースタイム>
白岩登山口9:55発→見晴台11:10→頂上12:45着13:35発→不動の滝 14:40
→栗生コース登山口着15:20
<費用>
JR;東京―佐久平―小海(往復)12980円 タクシー;小海→白岩コース登山口6480円
栗生コース登山口→小海5410円
《 浜石岳 山行報告 》
平成24年12月の例会報告
12月2(日)
参加者 大田(リーダー)、小野、斉藤、中村、瀬川、船生、木村 7名
曇り時々小雨 (記 大田)
名古屋の自宅を出たのは7時少し前だった。7時28分名古屋始発の「こだま」に乗り、静岡 を目指した。どうも車窓から見る天気はあまりよくないようだ。
静岡駅から東海道線の上り電車 に乗り換えて由比駅に向かった。由比駅までは約20分、前日と異なり、日差しもなくだいぶ寒 く感じる。
由比駅で東海道線を乗り継いで来た6人の仲間と合流した。
ここ由比駅はサクラエビの産地として有名である。
駅前から蒲原方面に向かって道なりに歩き 始めた。
約10分で浜石岳への案内標識を見て左折。これより徐々に登り道になる。
時折、葉が 枯れたカラスウリの実が鮮やかな朱色が目に入る。
新幹線のガード下をくぐり、西山寺の集落を 過ぎると後方に駿河湾や伊豆半島が見えていた。
さらにミカンがたわわに実ったミカン畑、杉林、檜林を過ぎて登って行き、駐車場を過ぎたと ころで休憩した。
やがて浜石岳登山口の道標に従い、舗装道路から登山道に入る。
先ず目指すと ころは青少年屋外センターである。
だんだん道の傾斜がきつくなった頃、青少年屋外センターに到着した。
小休止のあと頂上を目指し、約30分歩いて山頂に到着した。
山頂からはあいにく、富士山の頂上は雲で見えず、裾の部分が見えただけであった。
駿河湾や遠くの伊豆半島に目を向けると天城連山が見えていた。
風が吹いていたこともあり、山頂はかな り寒かった。
昼食を食べていると雨が降って来たので早々に下山を開始した。
帰路は往路を下っ た。 ミカン畑を過ぎたところで収穫した青島ミカンを軽トラックに積み込んでいたお百姓さんい たので、収穫したばかりのミカンを分けていただいた。
30kgで3000円であったが、酸味 と甘味に特徴のある美味しいミカンであった。ミカンは6人で分け、ザックに詰めて持ち帰った。
由比駅の手前でサクラエビ料理を楽しんだり、土産を買う女性軍と別れ、山行は無事終了した。
なお今回は行かなかったが、由比駅から静岡方面に歩いて薩埵峠(歌川広重が東海道五十三次 で描いた当時と同じ風景で富士山が望める場所として有名)から浜石岳に行くコースもあり、日 の長く天気の良い時期に歩いてみたいと思っている。
コースタイム
由比駅(09:30)青少年野外センター(11:15~30)浜石岳頂上(12:05~30)由比駅(14:30)
費用
JR 東海道線 東京⇔由比 (東京起点) 5,040 円
JR 東海・東海道線 名古屋⇔由比 (名古屋起点) 13,020 円
《24年度納会:大山》
平成24年12月9(日)晴れのち曇り
メンバー Aコース:L白井、高柳、大田、高橋、小渕、瀬川、板橋、豊島、長島、牛丸、長谷川 Cコース:L清水ふ、鈴木、吉田(美)、尾辻 (納会のみ:原田、佐々木) 計17名
Aコース;蓑毛-春岳沢-ヤビツ峠-大山-下社駅-大山ケーブル駅
(Cコース;ヤビツ峠-大山-下社駅-大山ケーブル駅)
-白井記-
秦野駅前から9時04分発蓑毛行きバスに集合。
隣のヤビツ峠行きのバス待ちの列は今年の登 り収めで塔の岳方面に向かうと思われる登山者が長く連なっていた。
蓑毛行きバスには会のメン バーは何とか座る事が出来、9時15分に蓑毛に到着 春岳沢沿いの道をヤビツ峠に向かって歩き。
全国名水百選の杭が立っていてここから登山道ら しい道になる。
ジグザグの坂が続くがとても歩き易い。
ヤビツ峠に着くと、既に清水リーダーのCコースパーティーは出発した後で、小休止後先を急 いだ。
山荘前から木の階段を登ってイタツミ尾根に出ると目の前に塔の岳に続く表尾根、大山が 現れたが雲とガスに覆われ始め期待していた富士山の姿は見えなかった。
本格的な登りとなる木の階段に着く頃には、風花さえ舞うようになり「今日は一日快晴」の天気予報は何だったのか?
某リーダーの威力も有ろうが、この時期丹沢は周りが晴れていても一帯雲に覆われる事が多いそ うだ。
表参道コースと合流して左の道を進む頃には、かなり人が多くなって来た。
ケーブルで下社に 登って来た観光客と思しき恰好の人達がかなり混じっている。
最後の石段を登り切ると大山山頂。
ここで先行の清水リーダーのパーティーに出会えた。
我々が着くまで30分以上、寒さに震えな がら待っていたとの事で、顔を見ると直ぐに下って行った。
Aコースのメンバーはここで風を避 けながら休息しながら軽く腹を満たす。
予定していたコースタイムよりかなり掛かってしまった ので、集合写真を若いカップルにシャッターを押して撮って貰うと先を急いだ。
表参道の分岐まで登って来た道を下り、表参道に入る。
石の階段の多い道を下り、途中樹齢 500~600 年と言われる左右同じ太さの「夫婦杉」と呼ばれる巨木に出ると、そこから石の急階 段となり下りた所が阿夫利神社の下社境内だ。納会の宴が14時開宴予定なので、お参りはそそ くさと済ませケーブル駅に向かった。
蓑毛からの登り始めには、14時まで十分過ぎるほど時間 があるから、ケーブルを使わないで下りたらどうかとの提案も出たが、この時点で14時に会場 に到着する事は既に不可能となった。店に連絡をとり、開宴を30分遅らせて頂いた。
名残の紅葉を求めての観光客が多かったので、ケーブルは大混雑で直ぐには乗れず1本後の便 で山麓の追分駅に。会場の「とうふ処小川家」に急ぎ、先発隊と合流平成24年の締めくくりと なる宴となった。
今年の山行回数トップは高橋さん、同数2位が清水さん、原田さんのお二人で 表彰を受け全員今年を振り返り来年の抱負を述べた。
<コースタイム>
蓑毛9:25発→ヤビツ峠10:55着→大山山頂12:15着→下社13:25
(小川家着 14:25)
<費用>
交通費:2230円 新宿-秦野(小田急線)、秦野-蓑毛(バス)、
下社駅-追分(ケーブ ル)、ケーブル駅-伊勢原(バス)、伊勢原-新宿(小田急線)
宴会費:4000円(料理(季節の豆腐懐石 梅コース)3150円+飲物)
★お知らせ
1.再度、会費納入のお知らせです。まだの方はよろしくお願いします。
振込金額:会費4,800 円+スポーツ安全保険1,850 円=計6,650 円
但し、平成25 年4 月1 日~平成26 年3 月31 日迄
振込方法:郵便振込(振込用紙は各位郵便局で入手してください)
ゆうちょ銀行 加入者 :コウザンコウヤマタビカイ 記号 :10030 口座番号:73187421
振込期限:平成25 年2 月末
注)振込先を確認して記載間違いのないようにお願いします。
2.2月第2例会「九鬼山」は3 日(日)から17 日(日)に変更になりました。