山 旅
 
会報No.262
 好山好山旅会
H27.12 
 
平成28年1月例会山行計画
 
第一例会 1月9日(土)          中央線 鷹取山   担当者 鈴木
第二例会 1月16日(土)~17日(日) 八ヶ岳 天狗岳    担当者 清水
第三例会 1月23日(土)         三浦半島 大楠山  担当者 木村
 
 
 
《日連アルプス:金剛山420m・鉢岡山460m・日連山390m》
 
11月第1例会
日 時: 11月1日(日)晴れ
参加者:板橋(L),竹中、早川、船入、鈴木(徹)、太島、大平、相川 計8名
ー板橋記ー
予定通り藤野駅を出発。日連(ヒヅレ)大橋まで頻繁に車の通る道なのに歩道が無く、車に注意 して歩く。
居酒屋山咲の先を右折し、山道に入る。杉木立の中をしばらく歩き八坂山。
山頂 から眺望できる山々の写真が貼ってある。
5 分でこのコース一番の展望台・峰山に着く。
大室 山をはじめ道志の山々が良く見えた。
風が弱いせいか富士山は見えなかった。
さらに金剛 山・杉峠・鉢岡山と進み、頂上から少し下った眺めの良い所で昼食を食べた。
杉峠に戻り、 予定では藤野駅方面に下るはずだったが、参加者から「折角だから日連山にも行きたい」とい う意見が出て、日連山経由で日連集落に下山した。
途中の無人スタンドで柿や野菜を買いな がら、舗装道路を50 分歩いて藤野駅に着いた。 風もなく、まさに小春日和の一日を近郊の山で楽しめたのはラッキーだった。
 
☆コースタイム
9:50 藤野駅発-10:45 八坂山-10:50 峰山-11:05 金剛山-11:30 杉峠- 11:50 鉢岡山12:00-12:05 眺めの良い所で昼食12:25-12:55 日連山- 13:05 宝山-13:30 日連集落-14:20 藤野駅着
 
☆費用
新宿-藤野: 972 円×2



 《 丹波天平 》
 
11月第2例会
11月3日(火・祝) 晴れ
参加者:鈴木(陽)(L)、斉藤、高橋、吉田(博)、蔵、宮崎、太島、大平、中原、相川 久保田 計11 名
―鈴木 記―
デンデロという響きはなにかおもしろおかしく、楽しいことがありそうでワクワクしてし まう。
奥多摩の奥の奥に真っ盛りの秋を求めて出かけた。
奥多摩駅前には相変わらず人があふれ、バス停には長蛇の列。そんな中でメンバーの顔を 探し当て、全員の到着を確認しとりあえずほっとする。
西鴨沢行きの臨時バスが2 台先に出発 し、丹波行のバスに11 名全員が乗ることができた。
丹波バス停からほどなくして、サヲラ峠への標識があり畑の中の道に進む。
三度鹿柵の扉 を潜り抜けスギ林の中の登山道に入り込んだ。
しばらくは暗いスギ林であったが、そのうち 赤く紅葉したカエデの木が現れて思わず見とれてしまう。
高度を上げるにしたがってその数 が多くなり、スギ林が終わると赤や黄色に彩った雑木林となった。
急な道をジグザグをきり ながら高度をかせいでいき、トラバース道をぬけひと登りでサヲラ峠に到着した。
サヲラ峠は飛竜山、三条の湯、丹波天平の道を分けていて、明るい広場といったところで、 そこで昼食をとることにした。
あとはのんびり尾根を下るばかりである。
天平尾根は広い緩 やかな尾根で、葉を落としたカラマツ林の中、フカフカの地面の感触を楽しみながら下る。
途中サワフタギの木がありたくさんの青い実をつけていて、それにツルウメモドキのはじ けた実が赤と黄色でからんでいて、しばしみんなで楽しむことができた。
じきに丹波天平の ピーク?と思われる道標があり記念撮影をしたが、あるはずの三角点は発見できなかった。
どうしたってただの原っぱだった。
下りはハウチワカエデの見事な紅葉の中をくぐり抜け、ウリカエデの黄色の中を進み、緑 が多くなった頃にコース案内にあった人家の跡に到着した。
その後下る道にしたがって歩い ていたが、二万五千の地図の道と方向がちがうことに気づきあせったが、次の廃屋にも到着。
以前の記憶にある廃屋で、道間違いではなかったようで一安心した。
しばらくして無事バス停に到着。
しかし渋滞中ということでバス到着が遅れどうなること かと思ったが、帰りはスムーズに流れ、なんとか奥多摩駅発17:40 発の電車に間にあうことが できた。
さすがもうあたりは真っ暗になっていた。
 
☆コースタイム
奥多摩駅8:25(バス)丹波9:30~9:40 サヲラ峠11:45~12:20 丹波天平12:50~
13:00 廃墟跡14:15~14:30 親川バス停14:50 奥多摩駅17:30
 
☆費用
電車代 新宿――奥多摩 1,080×2=2,160 円 バス代 奥多摩駅――丹波 1,010 円
親川――奥多摩駅 760 円
 計 3,930 円
 
 
 
《 西上州 妙義山(中間道) 》
 
11 月第4例会
日 時 : 11月22日(日曜日)
参加者 : 小渕(L)、原田、鈴木陽子、清水、瀬川、久保田、大平、相川、池田、土方、佐々木、中原、 宮崎、伊沢、対間(体験参加) 計15名
-伊沢 純子 記-
今年の秋は雨が多く気温も高めで、紅葉前線はゆっくりという事で、妙義山の奇石群と紅葉のコント ラストが楽しめると期待も大きかった。
しかし天気予報では、この3連休の天気は晴れ→曇り→雨。
う~ ん 曇りとはかなり微妙。
たれこめる雲の下、高崎から信越線に乗り込んだ。
松井田駅に降り立つと小 雨が降りだしており、山容は霧で望めず。
タクシーで、マイカー組との集合場所でもある石門入口へ向 かう。管理事務所で雨具をしっかり着込んで霧の中を登り始める。
霧の中、巨大な石門のシルエットが確認できる。
大きな穴が口を開けてそそり立っている。
妙義山は この世のものとは思えない奇怪な山容が魅力ですよね。
まもなく、こてしらべ的な鎖場が現れ、鎖に沿 って一人ずつトラバース。その先は狭い岩の切れ目に体をねじりこみながら越えて、体の向きを回転さ せての急な下りとなる。
足場の確保も困難なうえ、雨で岩がかなり滑る。
後ろから小渕さんのアドバイス が飛ぶ。
「鎖をもって岩から体を離すと足場が見えてくるから、靴底のフリクションを効かしておりるんだ よ。」
なるほど~、的確なアドバイス。 鎖一本に命を預けているわけでスリリング。
怖いけど面白~い。こわおも。 いくつかの鎖場を超えていくと石門広場に着き、第四石門の前で記念写真。
晴れていれば第四石 門越しに大砲岩が見えるらしい。ちょっと残念。
ここからは「関東ふれあいの道」となり、変化があり楽し く歩き下っていく。
雨も止んで登山道沿いに紅葉もちらほら、歓声があがる。
妙義神社方面からの大勢 の登山客とすれ違う。おしゃれな山ガールや子供も多く、元気に挨拶をかわす。
妙義山は一大観光地 なんだなあ。
くりぬかれた岩庇の下を歩き、急な鉄製階段を一気に下り、紅葉の森の中の登山道を下 っていく。
途中、もみじの赤が美しい。 見晴らしでは残念ながら展望は望めなかった。
神社から登ってきた若者のグループが見晴らしから 下を覗いて「お~っ!こえ~!」とはしゃいでいた。
もう妙義神社は近い。現実社会へ帰ってきてしまっ た。
山は何といってもこの非日常的世界に身を置けることが何よりも好き。
妙義神社はとても立派な神社だった。長い階段を下るのだが、最後にこれはしんどかったな。
農家 のおじさんが下仁田ネギを売っていて、何人かが購入していたが、これも山の楽しみですよね。
これで 温泉に入れれば最高なんだけど。また、晴れて天気の良い日にリベンジしたいと思います。
今回、ご一緒させていただいた皆様、お世話になりました。企画してくれた小渕さん、ありがとうござ いました。楽しい山行でした。

☆コースタイム
第一石門登山口(10:40) 第四石門(11:30~11:40) 四阿(あずまや)で昼食
(12:55~13:20) 第二見晴(14:05~14:10) 妙義神社(14:30)
☆費用
往復電車代 山手線起点 4,540 円
タクシー代 往路 3,700 円/1台
復路 2,000 円/1台, 1,530 円/1人
 
 
※ 第3例会小野子山は天候不良のため中止となりました。