山 旅
 
会報 No.267
好山好山旅会
 H.28.5
 
 
平成28年6月例会山行計画
 
第一例会 6月5日(日)         上州 赤城山        担当者 小渕
第二例会 6月12(日)~13日(月)  日光 鬼怒沼        担当者 板橋
第三例会 6月19日(日)        奥秩父 茅ヶ岳・金ヶ岳  担当者 清水
第四例会 6月25日(土)~26(日)  東北 姫神山・早池峰山  担当者 板橋
 
 
《 秩父観音山 》 
4月第一例会
4月3日(日) 晴れ時々曇り
参加者:高橋(L)、小野、尾辻、竹中、船生、木村、宮崎、太島、大平、相川、久保田
計11 名
―宮崎 記―
朝、家を出た時は皆さんそぼ降る雨に驚かれたことと思います。
高橋会長の予報で雨はないと 信じていたので。
ザックから傘を出すのもわずらわしく濡れたまま駅まで歩く。
池袋で特急に乗 り換えてひと眠り、正丸峠を越えたところで目を覚ますと雲は切れ、青空から陽が差しているで はないですか。
西武秩父駅に集合したメンバーからは口々に、朝雨が降っていたけれど晴れてよ かったね、と挨拶が交わされる。
今日の目的地観音山の登山口馬上(もうえ)へはバスを乗り継いで更に70 分余り、車窓からは 春の陽を浴びて桜やしだれ桃(?)の花が目を楽しませてくれる。
馬上で下車しすぐカタクリの里を訪ねる。
地元の人の話では野生の鹿に食べられてしまったといわれたが、かすかに残るカタクリの花に歓声をあげ写真を撮って、いざ牛首峠を目指す。
沢伝いに歩き、尾根に出たところが 牛首峠、日尾城址へ一登りをし、更に観音山を目指す。 ここからはしばしアカヤシオやヒカゲツツジの他、私の知らない花々を楽しみながらの快適な トレッキングコースが続く。
ところがいよいよ山頂を目指す段になり胸突き八丁の急な上りとなる。
木段を一段一段登りなんとか観音山山頂に到達。ここで昼食を取り、両神山等上州の山々を 望む。
11 年前と同じ岩の上で集合写真を撮り下山。
観音院へは先ほどの上りで通った木段を下る。 木段は下りもこたえる。
秩父三十四観音霊場三十一番札所の鷲窟山観音院にお参りをして栗尾バ ス停で解散。
花の秩父を思い知らされた山行でした。
 
☆コースタイム
 馬上バス停9:40~9:50 カタクリ自生地10:10~牛首峠上の尾根11:00~ 日尾城趾11:20~11:55 観音山12:25~12:50 札所31番観音院13:15~ 栗尾バス停13:50 西武秩父駅行きバス乗車14:25
☆費 用
池袋~西武秩父 772 円×2
バス代 西武秩父駅~小鹿野役場 470 円 小鹿野役場~馬上 400 円
栗尾~西武秩父駅 560 円
合計 約3,000 円
 
 
 
 
《熊の山~盛金富士》 
4月第3例会
4月10日(日) 晴れ
参加者:土方(L)、鈴木(陽)、早川、瀬川、豊島、大平、鈴木(徹)、相川 計8名
―土方 記―
《熊の山》
水郡線下小川駅から久慈川にかかる平山橋を渡り、国道をすぎるとすぐに左へ登る道があり、丘に出るとリンゴ園が点在し桜や春の花が咲く山村に出た。
熊の山の標識にそって進 むと登山口となり、中ごろから見晴らしが良くなってきた。
何回かのアップダウンを過ぎると、下小川橋からのルートとの分岐に出る。
右の道をたどると鳥居があり、ここから約200段の石 段を登れば山頂だ。
山頂は小さいが360度の展望である。帰りは分岐まで戻り、下小川橋方面 の道を下ればすぐに国道下に出る。
《盛金富士》
下小川橋をくぐるように進むと、20分程で登山口に到着。
急な坂を登ると、伐  採跡の見晴らしが良い場所に出た。ここから道が二つに分かれ、山側を進むとイワウチワの群生 する場所に出た。
一週間早ければ満開だったと思われるが、ちょっと遅かったがたくさんの花が 咲いていた。山頂はここからわずかな時間で到着。一休みしてから平山橋方面の急坂を下った。
☆コースタイム(注)
 下小川駅~(60 分)~下小川橋からの分岐~(15 分)~熊の山~(30 分)~ 下小川橋下~(20 分)~盛金富士登山口~(50 分)~盛金富士山頂~(40 分) ~下小川駅
(注)コースタイムは下見時のタイムです。
 
 
 
 
《小持山~大持山》 
4月第4例会
4月29日(金) 晴れ
参加者:木村(L)、高橋、清水、川端、板橋、宮崎、太島、大平、相川、久保田 計10 名
―木村 記―
天気予報が二転三転したが、結局、前日の雨は未明には上がった。
西武秩父駅から予約したタ クシー2台に分乗して生川一の鳥居に着いた。自己紹介の後、武甲山表参道を登りだした。
1丁 目の石の標識から20m 乃至30m おきに石の標識が現れる。
12丁目を過ぎると、鉄板の橋があり、 シラジクボの標識がある。
小休止後、その鉄橋を渡り杉林の中の登山道を登っていく。
しばらく行くとヒトリシズカの群落があった。
林道と交差するところもあるが、標識があるので迷うことはない。
コースタイムよりも早くシラジクボに到着した。
稜線に出ると、北からの強 風が吹きつけた。
ヤッケなどの防寒具を着こみ、小持山の登りに取り掛かった。頂上直下からア カヤシオが現れた。前日の雨で花びらが落ちているものもあったが、かろうじて間に合った。
 小持山で小休止後、大持山に向けて歩いていくと岩場が現れた。
しばらく歩くと大持山山頂に に某旅行会社の団体客がいた。
山頂で昼食と集合写真を済ませ、下山を開始した。
するとすぐに カタクリの群生があった。
鳥首峠への分岐を過ぎ、長い下りを快調に降りて妻坂峠に到着した。 さらに下ると舗装された林道に出合った。
あとは名郷まで林道をひたすら歩いた。
 
☆コースタイム
生川一の鳥居8:45~武甲山分岐9:07~持山寺跡9:47~ 10:15 シラジクボ10:20~10:55 小持山11:05~11:45 大持山12:15~ 13:05 妻坂峠13:10~
名郷バス停14:20
☆費用
池袋~西武秩父 772 円 飯能~池袋 463 円
タクシー代 600 円
バス代 名郷~飯能 810 円
計 2,645 円
 
 
 
※4月第二例会の越後白山はリーダの体調不良のため中止になりました。