山  旅

会報 No.271
好山好山旅会
H.28.9
 
 

赤牛岳から望む薬師岳
 

 

平成28年10月例会山行計画

 

第一例会      10月2日(日)
 
栃木         古賀志山            担当者 土方

第二例会       10月15日(土)~16日(日)

南東北        西吾妻山(中止になりました)    担当者 清水 

第三例会      10月22日(土)
 
上信越        旧中山道碓氷峠         担当者 木村
 
第四例会      10月29日(土)
 
丹沢         ユーシン渓谷           担当者 池田

 

《 大菩薩 小金沢連嶺 》
8月第一例会
8月6日(土) 曇り
参加者 木村(L)、蔵、宮崎 計3名
― 木村 記―
甲斐大和の駅前は、上日川峠行8:10発のバスを待つ登山者で長蛇の列だった。
結局一台のバスに収まりきらず、もう一台増便された。
8:35着の電車で到着したメンバーとタクシーで湯ノ沢峠に行く途中、運転手が曰く、昨日まで3日連続で大雨が降ったとのこと。
舗装されていない林道は雨で激しくえぐれ、でこぼこになっていた。
駐車場には立派なトイレと壊れかけた避難小屋があり、2台の車が駐車していた。 
駐車場を出発するとすぐに湯ノ沢峠の四辻に出る。
南は大蔵高丸、ハマイバ丸方面、東は真木小金沢林道方面への分岐である。
ここから北側に笹薮を切り開いた登山道を歩く。
その時、稜線の東側からガスが湧き上がってきて、天然のクーラーのように涼しかった。 
出発して40分ほどで標高差約300メートルの急登を登り、最初のピークである白谷丸を通過した。
そこから15分ほど歩くと黒岳に着いた。
このあたりは、からまつなどの針葉樹に広葉樹が交る樹林帯で倒木が多い。
川胡桃(くるみ)沢ノ頭を過ぎると笹原が現れ、ガスの切れ間から牛奥ノ雁ヶ腹摺山が覗いた。
山頂直下の東側斜面にマルバダケブキの群生があった。
山頂で昼食休憩を取った後、30分ほど歩くと、このコースの最高地点である小金沢山に着いた。 
ここから倒木や木の根の多い歩きにくい道だが、しばらくすると狼平という気持ちのいい笹原に出た。
天狗棚山を登りきると牛ノ寝通りの分岐があり、すぐに石丸峠に着いた。
ガスが多くなってきて天気が崩れる可能性があったので、ここから小屋平バス停に下山した。バス停で30分ほど待つと増便された2台目のバスに座ることができた。
この日は35度を超える真夏日にもかかわらず、稜線上は湧き上がるガスのおかげで避暑効果は十分だった。 

☆コースタイム 
湯ノ沢峠9:15~白谷丸9:56~10:12黒岳10:17~川胡桃沢ノ頭10:44~ 11:20牛奥ノ雁ヶ腹摺山11:45~12:15小金沢山12:25~牛ノ寝通り分岐13:25~
石丸峠13:30~小屋平バス停14:35

☆費用
乗車券 高尾~甲斐大和972円×2 
タクシー代5,500円(1台)    
バス代 950円

     

★8月第二例会の燕岳~蝶ヶ岳は参加者少数のため中止となりました。

★8月第三例会の相馬山・二ツ岳は天候不良のため中止となりました。

★10月16日(日)9時から渋谷区勤労福祉会館において、役員会を開催しますので、リーダー並びに会務担当係の方はご参集ください。渋谷区勤労福祉会館へのアクセスはホームページの年間山行計画表をご覧ください。